2011年10月下旬、筑後川水系でムギツクのちゃんとした写真を初めて撮ったこの日、さらにうれしいことに、途中で釣ったヤリタナゴ似のたなごが、ひげが短いこと、背鰭の軟条に黒色点列があること、尾柄部に短い青色の縦条が見られること、タビラ斑があること、そして分布から、セボシタビラと判明。
これでタナゴ類は、昔釣ったカゼトゲタナゴを含め、ヤリタナゴ、アブラボテ、カネヒラ、セボシタビラと制覇したので、この時点で九州ではあとはバラタナゴとイチモンジタナゴを残すのみとなった。
2016年10月に5年前と同じスポットで釣ったセボシタビラのオス
2017年11月下旬から12月初旬にかけて福岡県内で釣ったセボシタビラのオス二尾
2018年11月に福岡県内で釣ったセボシタビラのオス2尾
2019年11月に福岡県内で釣ったセボシタビラ2尾
福岡県内で釣れた、この水系では初物の雌雄のセボシタビラ
セボシタビラの俯瞰
セボシタビラの腹側
セボシタビラのハビタット
環境省により、2020年2月10日付けで本亜種は国内希少野生動植物種に指定された。これにより、本亜種の新たな捕獲、飼育、販売、譲渡は環境大臣の許可がない限り禁止となった。