カナダからの一時帰国中だった2011年の10月中旬、手近なたなごスポットの開拓のため、筑後川支流のクリーク群を歩いて探索してみた。
そしてある支流のさらに支流との合流点近くにようやく魚のいそうなスポットを発見。腰を据えて探ってみた。
オイカワ、スゴモロコ、ギンブナ、タモロコと釣れた後で、ついにヤリタナゴが来た!
25 年ほど前に柳川で釣ったことがあったはずだが、写真がなかったので、目 (もく) に追加できてよかったと思ったものだった。
仕掛けはたなご専門ではないが、フライ用の2ポンドのティペットを道糸に使い、釣具のポイントで売っていたどんぐりウキの最小のものの下にオーナーの目印用のヤーンを5本トンボ結びしたウキ釣り仕掛けで、ハリはがまかつのたなご極小、エサはりんたろうミミズの細いものをカットして通し刺しにしたが、バークレーのブラッドワームも少し付けていた。竿は極光万能の穂先2本の1.6 メートル。なおアタリは目印で取ることはなく、すべて親ウキで取った。
2018年5月中旬に琵琶湖でブルーギル狙いの外道として釣れた大きなヤリタナゴのオス
青森県内では初となったヤリタナゴとヤリタナゴ釣果、2018年9月。自己北限のヤリタナゴでもある。
雄物川水系で釣った良型のヤリタナゴ、2018年9月
小ぶりなヤリタナゴの大群。2018年11月、福岡県。
2019年春に四国で釣れたヤリタナゴ
九州から青森まで分布しているヤリタナゴ。いずれはくまなく踏破してみたいものだ。
2019年3月中旬に矢部川水系で釣った良型のオスのヤリタナゴ
2020年3月中旬にちんまり十字路で釣った良型のオスのヤリタナゴ
2020年4月下旬に福岡県内で釣った良型のオスのヤリタナゴ
産卵管の伸びたメス。2020年5月、筑後川水系にて。
ヤリタナゴのハビタット
青森ヤリタナゴ釣果、2020年9月
2021年4月中旬に福岡県内で釣ったヤリタナゴのオス
2023年5月中旬に新潟で釣ったオス