ご訪問くださいまして、有難うございます。

 

真っ直ぐでシンプルな占いを目指している、

占い館ルネッサンスの右京です。

 

記事のタイトルは「手相って当たるの?」にしましたが、

これを展開すると「人相って当たるの?」

「四柱推命って当たるの?」

「西洋占星術って当たるの?」

「〇〇〇〇って当たるの?」

……ということにもなりますね。

 

さらに突き詰めれば、

「占いって当たるの?」

……ということに行きつきます。

 

この問いに対して、

「手相は当たるけれど、当たらないこともある」と、

「〇〇〇は当たるけれど、当たらないこともある」

……ということにもなるわけで、

行きつくところは

「占いは当たるけれど、当たらないこともある」

と回答するのが答えとして正しいかと思います。

 

ところが、占いを受けるほうからすると、

「占いは当たらないけれど、当たることもある」

と言われたりする場合もあります。

 

そこで、これらの疑問・質問をスッキリ片付けるために、

当たる占いについて書きたいと思いまして、

この記事では当たる手相について書きます。

いよいよ……もしくは、やっと本題です。

 

手相といえば、テレビではS田S平さんが有名ですね。

そのS田S平さんに激しいツッコミをいれるのが有吉弘行さんで、

彼がMCを務める番組では、S田S平さんとのカラミで、

手相を思いっきりディスっています。

「いいなぁお前は、手のシワ見ていい加減なこと言ってりゃカネが入ってきて」

……という言葉には、他の占いにも通じるところがあります。

 

そこで、手相の概要について確認しておきましょう。

手相で基本的な線は、

生命線

頭脳線知能線

感情線です。

この三つを三大線と呼びます。

 

例外的に、頭脳線知能線感情線が、

一本につながっているのを升掛(マスカケ)線と呼びます。

 

この場合、生命線升掛(マスカケ)線の二本ですから、

二大線とするべきなのでしょうが、

細かいことは考えずに

変則的な三大線ということにしておきましょう。

 

この三大線だけを取り上げても、

手相書手相のウェブサイトには、

さまざまなことが書かれています。

 

それを見て、

都合のいいものを当たっているとする楽天的な人もいれば、

どれが正しいのかハッキリしないと思う神経質な人もいます。

 

はい、ここが重要なポイントです。

三大線でさえ、線の濃さ、太さ、長さ、曲がり方などが、

人それぞれに形状が異なっているわけですから、

その一つひとつを取り上げて、

それぞれに吉凶を判別するには無理があります。

 

ですから、一つひとつの線を幾つかの形態に分類して、

それを類型化して判断することは間違いの元でもあります。

細かいことは考えずに(←このフレーズは2回目です)、

それぞれの線を観た印象を大切にしましょう。

 

つまり、ブルース・リーが遺した

「考えるな、感じろ!」 という金言そのものなのです。

一本一本の線を観て、あれこれ考えるよりも印象を大切にする。

 

三大線のそれぞれを、濃いか淡いか、深いか浅いか、

太いか細いか、長いか短いか、直線的か曲線的か、

これを短時間で読み取る感覚こそが、

手相を観る基本であり重要ポイントなのです。

 

三大線以外にも、五指の下に表れる掌線、

それ以外の掌線……結婚線、向上線などを把握します。

 

ちなみに、

一般的に「結婚線」と呼ばれている線ですが、

あれって結婚とは関係がなくて、別の意味を持つのです。

 

あと、指に表れる線も重要で、

「シマ」とか「十字」などよりも、ウンと役に立ちます。

 

ここでは三大線としていますが、

これに運命線を足して「四大基本線」とする流派もあります。

しかし、運命線がない例も普通にありますので、

「四大基本線」には同調しかねます。

 

手相にしろ他の占術にしろ、体系化してまとめようとすると、

何もかも放り込むことで安心して、

完璧だと思い込んでしまうのが人間です。

 

しかし、なにもかも一緒にすることが完璧とは言えないわけで、

理路整然とさせること、ツッコミどころがないもの、異論を挟む余地がないものに仕上げることこそが「完璧」なのです。

 

ここまでの内容について整理しておきましょう。

虹厳密に言うと、手相なんて個々に違っているので、

それを類型化して判断することには無理があるということ。

 

虹それにもかかわらず、手のひらに表れる全ての掌線に意味づけして完璧を装っているところが、かえって信頼できない。

 

このように書くと、手相を全否定しているみたいですが、

手相そのものを否定しているのではなく、

当たっていたり当たっていなかったりという状態が問題なのです。

 

要するに、手のひらに表れている掌線の見て、

〇〇線は云々などと考えたり話したりでは、

占いの精度をアップさせるにはならないのです。

 

ですから、細かいことは考えずに

「考えるな、感じろ!」 という意識を持つことです。

ところで、手相を観る際には、拡大鏡は必須のアイテムです。

百均で買えるものではなく、2,000円程度のものを使ってください。

 

ここまで書いたことに留意しながら経験を積むだけでも、

手相書手相のウェブサイトに

書かれていることと睨めっこするよりも、

当たる手相が身につくと思います。

 

ですが、

当たる手相 をマスターするためには、

もう一つ重要なポイントがあります。

 

詳細は、次回の記事で書く予定です。

 

お読みいただき、有難うございました。