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運命学を追究する幸せ案内人、

占い館ルネッサンスの右京です。

 

この記事は、「手相って当たるの? ― 占い考(1)」の続編です。

 

↓前回の記事↓

 

前回の記事の結びに、

当たる手相 をマスターするためには、

もう一つ重要なポイントがあります……と書いていますが、

今回の記事では、その「重要なポイント」を明らかにします。

 

「重要なポイント」というのは、何も特別な秘策などではなく、

ごくごく普通のことなのです。

そして、ごくごく普通のことこそが、

確実かつ効率よく手相をマスターする

重要なポイントです。

 

ここで、基本に立ち返って考えてみましょう。

占いで使う占術の種類は、

命術(めいじゅつ)と相術と(そうじゅつ)卜術(ぼくじゅつ)の

三つのカテゴリーに分類されます。

 

命術(めいじゅつ)と相術(そうじゅつ)と卜術(ぼくじゅつ)という、占いの三つのカテゴリーについては、以前の記事でも書いていますが、初めてという方のために、簡単なに説明しておきます。

 

  • 命術(めいじゅつ)とは……生年月日と出生時刻と出生地に基づく占いカテゴリーに属する占術。

     具体例、西洋占星術や四柱推命など。

 

  • 相術(そうじゅつ)とは……主に視覚から得られる情報に基づく占いカテゴリーに属する占術。

     具体例、手相や人相、地理風水、家相風水など。

     

  • 卜術(ぼくじゅつ)とは、カードやサイコロ、筮竹などの道具を使った占いカテゴリーに属する占術。

     具体例、タロットや易など。

 

このように、三つに分けられた占術は、

別のカテゴリーに属する占術を補完し合い、

検証し合う関係にあります。

 

手相が属しているのは相術ですから、

補完し合い、検証し合う関係にあるのは、

命術卜術のいずれかになります。

 

命術卜術の特徴から判断すると、

言うまでもなく命術ですね。

 

命術は、生年月日と出生時刻と出生地というデーターに基づいて、

その人の性情や特質を読み取るものであり、

手相は、手のひらの状態を観察して、

その人の性情や特質を読み取るものです。

 

どちらも個々人の性情や特質を読み取るものですから、

命術卜術で占った結果は一致するのが普通であり、

そうでなければ、命術卜術のいずれかの占術が間違っている、

もしくは両方とも間違っているということになります。

たしかに、単に覚えるだけだったら、

正しいのか間違っているのかを確かめることは難しいでしょう。

 

しかし、占いの場合は、占う相手=被占者が存在するわけですから、

被占者ご本人の反応から判断することも可能ですし、

なんなら直接確認することも可能です。

 

これも、「考えるな、感じろ!」 に通じることかと思います。

 

このように、被占者の反応や手応えを確認しながら、

それでスキルアップできるのが占いを修得するのに役立つに、

それをしない人が多いように感じるのです。

 

ジャンルの異なる占術を修得せずに、

同じジャンルの占術ばかりを学んで、

それでレパートリーを増やした気分でいる人もいますね。

 

被占者=クライアントさんのことを考えるのであれば、

占術の質を深めて占いの幅を広げることが大切どと思うのですが。

 

細かいことは考えずに、ひたすら磨き続ける、精進する、

それこそが、スキルを身に付ける近道であり王道だと思います。

 

お読みいただき、有難うございました。