唐突に子供の習い事について書いてみる(笑) | お茶の間老婆の戯言

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真央ちゃん(浅田真央)とマリちゃん(元アイドル)を自己中に見守るお茶の間族

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子供の習い事のことで悩む親御さんは多いと思う。

なかなか上達しない、試合やコンクールで良い結果が出せない、

指導者に怒られてばかりいる、

今までそういう子供を何人も見てきた。

才能や向き不向きというのがあるのはもちろんだけど、

1番大事なことは、子供が望んでその習い事をしているのか、

上達が遅くてもやる気があるかどうか、だと思う。

 

例えば、動機が自分ではなく親に言われて始めたことだと

長続きしないことが多いし、

真面目な性格ゆえに稽古を続けているけれど、

本当は苦痛で仕方がないということもある。

 

特に格闘技の場合は、私の経験上、闘争心がないと厳しいと思う。

もちろん、大人しい子でも、内に秘めた負けず嫌いな気持ちとか、

根性とか、そういうものがあれば別だけど。

子供がやりたくないことならば、無理強いせずに

子供がやりたいと思える他の習い事に変える方が良いと私は思う。

 

武道では「礼儀正しい子になってほしい」「体を鍛えて欲しい」

という親の思いで始める子供が多いが、

その2つが目的ならば、武道に拘らなくても身につけさせることはできる。

やはり子供がその競技が好きかどうかが1番大事。

 

なかなか上手くできなくて指導者に怒られようが試合に負けようが、

子供がその競技が好きで頑張っているのであれば、

親はそのまま励ましながら応援し続けていれば良いと思う。

これは長年私が見てきて感じていることだが、

小学生1年生から稽古し始めた男の子の場合、

特別に才能があるという子は別にして、

5年生で急激に上手くなる子が多いように思う。

身体も筋肉がついて逞しくなり、それまで稽古を積み重ねてきた経験が

技として身に付いてくる頃なのかな、と思う。

 

そしてもう1つ。

武道は試合の他に昇段という目標もある。

「継続は力なり」という言葉通りで、

言い方は悪いが運動神経があまり良くない子でも、

基本を大事にずっと続けていると、段を取ることができる競技もある。

剣道の場合、昇段審査は試合ではないので、

実技で正しい剣道をしている子は評価される。

 

指導者にもいろんなタイプがいて、

小さい頃はとにかくその競技の楽しさを知ってほしい、

少々基本ができていなくても、そのうちにできるようになる、という教え方と、

小さい頃から徹底的に基本を叩き込むという教え方がある。

私は後者の考え方だ。

最初に基本をしっかり体に覚えさせないと、

一度ついた癖はなかなか直せなくて後で苦労するし、

基本ができないうちに次の段階に進んでも

あまり上達はできないと思うからだ。

 

繰り返しになるが、子供の習い事は本人のやる気が最優先。

何に興味があって、何を得意としてるのか、

それを見て伸ばしてあげるのが親の役目の1つかな~と思う。