庭のアジサイ
梅雨といいながら、うちの方はほとんど雨が降らず、庭の水まき用の雨水がぜんぜん貯まらないで困っています。今日も、東京や神奈川では局地的に激しい雨が降ったようですが、災害が起こらない程度に、もう少しまんべんなく降ってもらいたいものです。少し前に、咲き始めで花びらが白いアジサイを紹介しましたが、だいぶ色づいて来たのでまた紹介します。以前読んだ科学の本では、アジサイの花の色は、生えている土壌の酸性度・アルカリ性度によって、リトマス試験紙と同じように変化すると書かれていました。また、園芸の本には、咲き始めと、咲き終わりでは色が変わると書かれていました。我が家のアジサイは、いつもの年なら全部同じ青紫の花が咲くので、土壌がアルカリに傾いているのだと思っていました。けれど、今年は、写真のように同じ株に咲いているのに、青紫と赤紫です。咲き始めた時期もまったく同じ。この状況を、どう解釈したらいいのか・・・。単純に綺麗だなぁと楽しめばいいのですが、理系で生物について勉強してきて、生物に関係ある仕事をしていると、どうしても理屈っぽく物事を見てしまいます。