おはようございます。
今朝、神奈川に帰ってきたごはんおおもりです。
えっ?
また夜行バスかよって?
ま、夜行バス、新幹線に比べて安いのでね。
さて本題。
今日は以前書いた↓の記事の続き。
前回の記事では、
志望校調査は徹底的にやるべき。
受ける前から志望校は諦めるな。
と書きました。
ぶっちゃけ、結果R4を見てもそれは変わりません。
結果R4は以下参照。
今日はそちらについて。
結果R4だけでは見えないもの
1.はじめに
日能研の結果R4がでました。
まずはじめに、結果R4をどう考えるか?についてです。
例えば、
R4偏差値が上がった=当該校への合格基準が上がった
と思われるかもしれませんが、
その考え方は極めて危険です。
わたくしは、
偏差値至上主義、
三度の飯より偏差値大好きの
偏差値狂ですが、
そうは思いません。
数学的に考えると、
結果R4は、
日能研の公開模試による平均偏差値と、
受験者の合否を基に、
日能研が独断と偏見を混ぜた数値です。
2.おおもりの解釈
わたくしはこの結果R4をみて、3つの解釈をしています。
- 純粋にR4が通用する学校
- 日能研の忖度が入っている学校
- 日能研が得意/不得意とする学校
以下、簡単にそれについて書いていきます。
一部、前回の記事と重複しますが、ご容赦ください。
前回👉日能研R4偏差値に潜む罠
①純粋にR4が通用する学校
もう、単純に以下のような学校です。
傾向としては、1月校と2/1、あとは1教科入試に多いイメージ。
②日能研の忖度が入っている学校
これも前回出しましたけど、例えば以下の学校。
もう、数値がそもそも破綻している。
暗に、
日能研のカリキュラムだと、
偏差値通りの合否判定はムズカシイ
と宣言しているようなもんです。
③日能研が得意/不得意とする学校
今回一番書きたいのはここ。
R4偏差値で見えないのが一つだけあります。
それはなにかというと、
日能研の得意/不得意です。
これまでいろんな記事で何度も書いていますが、
偏差値というのは、
母集団によって大きく異なります。
例えばですが、御三家に入れないとヤバイといわれるS▲PI✖と、
努力気合根性の日能研では、
同じ学校でも結果R4は異なります。(例えば以下)
👉考察:合格予想偏差値と生徒数から在籍生徒のレベル比較【SAPIX VS 日能研 VS 四谷大塚】
↑の記事を読んで頂けると分かりますが、
R4というのは、ホントに限られた母集団を基準とした偏差値です。
そして、その偏差値が低い、もしくは下がったというのは、
その母集団の中で受かる可能性が上がった
これ、何を言えるか?というと、
日能研の得意/不得意がハッキリ出ているんです。
だってそうだと思いませんか?
たとえばR4が下がった学校というのは、
合格者のレベルが下がったと思うかもしれませんが、
そうじゃないんです。
日能研のカリキュラムが、その学校のテストに適しているから下がったんです。
日能研のカリキュラムが素晴らしいから、
幅広い偏差値の人がガンガン受かった!と言えるんです。
一方でR4偏差値が上がった学校というのは、
単に合格者レベルが上がったのではなく、
日能研が苦戦を強いられた
ということです。
3.2025年へ
あんまり書くと、リアルに電話かかってくるのでこれくらいにしておきますが...
(リアルバレているので...)
日能研だってバカじゃありません。
2025組の皆さん、
安心してください。
ちゃんとクソ高い授業料に見合う仕事をしています。
たとえばMクラス生を対象とした図形問題。
あとは、はなまる教室や一部教室ではじまった反転授業。
さすがに御三家のR4偏差値を60まで下げることはできませんが、
こういう一つ一つの取り組みは全部、
結果R4を下げるためにあるんです。
つか、中学受験塾の最終目標は、
結果R4をいかに下げるか!
というところに帰結するといえるでしょう。
さいごに
先日以下に書いた通り、
明日はたった1日だけの春休み。
はな子はいったいどこに行きたいと言うのやら。
ワクワク、ドキドキしております。
明日は「For Others~長女のやさしさ」について書きます。
お楽しみに!
ごはんおおもり
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