ダラダラモード。
で行こう、と心が言ってきたわけですが、じゃあどうやって書き始めようか、と矛盾したことを考えてしまう。
ダラダラモードは、そういうことを考えないからダラダラモードなのに。
結局、無意識の力を使うことのコツにして、基本であり最大の奥義はこれなんじゃないかな、と思います。
大嶋先生の臨床催眠講座を受けたとき、私なりの結論として、催眠のコツは「無意識の力を引き出し、任せること」だとなりました。
これについては機械の例えを出したこともあり、スイッチ入れた機械に後から手を突っ込んだりしたら危ないよね、別にそれで効果が上がるわけでもないというか下がるよね、てなことを書いたかと思います。
つまるところ、いい感じに意識を眠らせ、無意識に任せちゃうのがいい。
といってもどう転んでも動いているのが意識なので、その動いている部分については、なんか適当に扱いつつ、という感じでしょうか。
ちょうど昨日ぐらいから心に言われて、「ともかく徹底的に呪文を唱える」というのをやっていました。
それも、なにか一つの決まった呪文を唱えるのではなく、その場その場で毎回無意識にアクセスして呪文を作り出し、それを唱える、というやり方です。
ただこれも、呪文を作ろう! とする部分ではどうしても意識の働きになるので、ずっと続けていると「面倒くさい!」となるんです。
これが意識的になにかをやるときの致命的な欠点だよな、と思う。
その面倒臭さを我慢して継続するのが大事なんですよ、というのが一般論なんですが、でも一流の技っていうのは無意識に成される部分が多いよな、という思いのほうが私の中では強いんです。
なので、「なんとなく」で動くのを基本にするのが一番いいのかもしれない。
まあ頭を使いたくなったら、意識を働かせたくなったらいつだってやれるので、そこについては逆に安心しつつ、普段は「なんとなく」のフィーリングで動くのが、なんだかんだ一番いいんじゃないのかなと思うんです。