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「言うはタダ」は正しい考え方か?

前職で新規開拓営業だったのですが、
ほとんど見ず知らずの人に
こちらの要求を話すのは物凄く勇気がいることでした。
いつもためらっている私に先輩が言ったアドバイスが
「言うはタダなんだから、言わなきゃ損だ」
という言葉です。
この言葉を思い出して
お客様と話すときに背中を押していただいた経験があります。
ただ、本当に「言うはタダ」なのかは疑問です。
業種や営業のスタイルなどにもよると思いますが、
「言うはタダ」の考えのもと、
軽い気持ちでお客様に要求ばかりしていると
「あつかましいやつ」とか「空気を読めないやつ」など
マイナスイメージを持たれてしまう危険があります。
これって目に見えない部分ですが、
結構大きな損失につながる可能性があります。
何も悪いことをした覚えが無いのに嫌われるなんて
営業として致命的なことだと思います。
営業が嫌われれば会社も敬遠されてしまいます。
かといって消極的になってしまって何の働きかけもできないのも
営業の意味がありません。
結局、経験を重ねてバランスよく立ち回るのがベストなのですが、
道のりは遠いです・・・

自分が作ったものがテレビに出れば嬉しいけど・・・

今日何気なくテレビを見ていたら自分たちが作っている箱が映っていました。
箱なので主役ではないのですが、
脇でもメディアに出ると嬉しいです。
皮肉なことですが、
メディアなどに製品が紹介されて
それが売れると増産されて忙しくなって万々歳ですが、
もっと売れたりすると箱のコストカットの話が出てきて
挙句海外に仕事が流れてしまうことが結構あります。
貼り箱などの高級箱は、人手がかかるためにどうしても海外の業者より
価格競争力が弱いので値段勝負になると厳しいです。
やはり価格以外の競争力が重要ですが、
それをどのように高めていくかが課題だったりします。

今日の富士山

photo:01

朝は良く見える

奥が深くて知れば知るほど面白い印刷

印刷はパッケージを美しく彩ってくれてほかの製品との差別化もしてくれる手段です。
私も印刷についてはまだまだ学ぶべきことが山積みです。
印刷について驚いたことはいくつかあるのですが
その中のひとつに
通常の4色印刷ってフルカラーだと思っていたのが
表現できる色の範囲を考えるとぜんぜん‘フル’じゃないということです。
色の三原色で全ての色が網羅できると思っていましたが
現実はそううまくいかないようです。
ちょっと良いプリンターの方が色の表現の範囲が広いので、
パソコンモニター上の色がプリンターで綺麗に出ても
印刷機にかけるとうまく色が出ないということがあるそうです。
デザイン上どうしても譲れない色がある場合、「特色」といってその色だけ
特別にいくつかのインクを混ぜて作り出したりするそうです。
そういったこと以外でも、蛍光色やメタリック色などは特殊なインクになります。
特殊なインクはそれだけで存在感が出せます。
メタリック色はキラキラ反射することで目を引かせるので
印刷以外でも箔押しとして多用されます。


ハイリスクだけど効果的なデザインとは

形状デザインを社内で行う場合、
「緊張感のあるデザイン」というのがひとつのキーワードです。
隙の無いデザインとも言い換えることができると思いますが
なるべく安全マージンを削って設計をすることです。
安全と危険の境界線上に人が手に取ったときに「すごい!」と
思わせるデザインがあると思います。
勘合(かみあわせ)などは最たるもので、
高級桐箪笥のように、
ガタツキなく滑らかに開け閉めできるのを目指しています。
当然ですが、余裕を削るのでトラブルの起きる可能性が増えます。
蓋が開け閉めできなくなってしまったら、完全な不良品となってしまいます。
そういったリスクはいつもついて回りますが
安全マージンをいっぱいとって変に間延びしたデザインをしたのでは
ウチを選んでくれたお客様にも申し訳ないし
自分でも納得することはできません。
これからもギリギリに挑んだデザインを設計していくと思います。