私の人生が
変わり始めたのは
高校受験に失敗してから…
それまではどこにでもいる
目立たない
ふつうの中学生でした。
本番に弱い私は
緊張のせいか
いくつか受けた
高校受験は全滅
先生や親が焦って
二次募集校を見つけ
何とか合格…
合格と言っても
面接だけ入学金だけで
合否が決まる学校だった
その後、
中卒で働きたいと
本気で親に伝えたが
もちろん「却下」
私はイヤイヤ高校に
通っていました
その学校の生徒には
▶在日○○人で世間から
違う扱いをされ続けたひと
▶以前高校に行ってたけれど
いじめ、勉強についていけず
中退後21歳から再度学び始めるひと
▶両親が離婚し
祖父母が両親となったひと
▶毎日学校にこれない
事情のひと
などなど
周りは特殊な生徒ばかり…
腐った気持ちで通っていた私は
多種多様なひとたちと
触れ合うことで
ジブンは誰よりも甘えている
と気が付くのに
時間はかからなかったのを
今でも覚えています。
勝手にひねくれ
わがままに過ごしてた自分が
恥ずかしくなり
このままではダメだと
気付かせてもらったんです!
文句や不平を言う前に
とにかく今ジブンに出来ること
素直にやってみようと
感じ始めたんです
自分よりも
辛い状況にいるにも関わらず
前向きに生きているのに
ジブンは甘えているだけ…と
何か自分が出来ることが
あるんじゃないかなぁと
考え始め
今自分に出来ること
それは言葉がよく分からないひとや、
毎日学校に来れないひとに
授業の内容を
きちんとノートに取り
渡すことで
少しでも手助けになればと思い
行動しはじめたんです
あまり言葉を
交わすことが無かったけど
ノートのコピーを
渡すことで
少しずつ打ち解け
仲間になっていきました。
私も役にたてることがある
という「実感と使命感」が
繋がってやる気がうまれ
楽しさと嬉しさが混ざり
通学する気持ちが
前向きになっていました。