ゆーきちの独り言事（ゴトゴト）

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30Jan
- わたしの2017年のおみくじ！
  わたしの2017年のおみくじ結果は・・・おみくじをひきにいく
29Nov
- パンズ・ラビリンス
  やっと見た。うーん、主人公の女の子は、ちょっと暗くてかわいい頑張り屋さん。映像も出てくる生き物も、ヨーロッパっぽくて、いいかんじ。スペイン語もいいねえ！でも、思ってたより暗い話で、残酷なシーンは、つらくて、頭キーン、手先つめたー！の、救われない、後味の良くない話だった。ま、アメリカ映画じゃないから、そこが、またいいとこでもあるんだけど…。
28Nov
- 病院
  ハルちゃんの整形外科の診療日で、付き添いで病院に行きました。いつも非常に混んでいて、待たされる、待たされる。予約なんてあってないようなもの。みんな待合でぐったりみーんな我慢・忍耐なのだ。疲れてくるし、眠くなるのだけれど、その待合にいる患者さん達を観察していると、これが結構楽しいのである。奥さんの乗った車いすをおしてくるだんなさん、ふーん、うちもこんな風になるんだなあとか、反対の場合もあるし、これはこれで、たいへんだよなあとか、順番が待ちきれなくて、文句を言いに行く人。介護の人について来てもらってるおばあちゃん、等々。この二人の関係性は？とか考えていると、時間のたつのを忘れてしまう。お医者様は、診察室の混み合いとはまったく関係ないように、ゆっくりと見てくださる。そうでなきゃ長い時間待ってた甲斐がないのだけれど、待ってるほうから考えると、そりゃ、待たされるは、これでは。って感じ。因みに、担当のお医者様は、ハルちゃんの話をちゃんと楽しそうに聞いてくれるヨン様似の優しいお医者さんです。
- お久しぶりです
  えらく長く、休んでいましたあ、このこと、書きたい！とか思うことは、たくさんあったのですが、このブログを開くところまではいかず、冬眠していました。２００７年、今年ももう終わりになって、なんか、書こうかな！ことしは、わが母、ハルちゃんが、うちの近所に引っ越してきててんやわんや！でした。８６歳という、高齢ながら一人暮らしを始めました。これがなかなか、考えさせられる、というか、勉強になることばかりで、“人の一生”“人が生きるということ”“人が死ぬ”ということなど、哲学的、いや、宗教的なことを考えさせられてしまいます。また、思いつくまま、ゆっくりと、そんなこととか、あんなこととかかいていこうかなぁ…と思っています。
08Jul
- 杉良太郎最終公演に行った
  　うちの劇団の主宰である、佐竹明夫（もう年配の方しかわからないかもしれないが、水戸黄門などに大店の主人とかでよく出演してらっしゃる俳優さんです）先生が出演なさるので、大阪新歌舞伎座に、杉良太郎最終公演を見に行った。舞台はもうこれでしないそうな。チケットは飛ぶように売れたそうだ。　「拝領妻始末」なる芝居で、11時開演だった。わたしが新歌舞伎座についたのは、１０時過ぎ。新歌舞伎座の前は、既におばはん、おばはん、おばはんがあふれかえっていた。なかなか皆さんおしゃれ、いやおめかししてらっしゃる。化粧も濃い。友達同士集まってペチャクチャペーチャクーチャ、中には、いけこみのふちに座ってお弁当を食べている。　「今食べてるのは、何ご飯？」　ロビーは、これまた、おばはんでごったがえしていた。杉良グッズを買う人（杉良ラーメンもあるよ）、お弁当を買う人、トイレに並んでる人…。まぎれたくない、同化してませんように、と祈りつつ、座席へ。　座席は、一番安い３階席。わたしたち劇団員９名がずらりと並んだ。“食べ物は持込まないでください”という注意書きなんて、どこへその、みんなコンビニ袋をガサガサザワザワ。　芝居が始まり、話が少し進んできたころ、「杉さま！」という甲高い声が聞こえた。それもわたしの隣から！！！見ると隣は、着物姿のおば様。今の掛け声は、あなたですか？と心の中で言いつつ芝居を見ていると、またもや、「杉！」「杉様！」その度に、わたしは、ビクッ！　このおばさん、毎日来てるのだそうで、毎日こうして、声をかけているそうな。おばさん曰く「芝居が間延びしないようにこうして毎日来て声を掛けて勉強してるの」へっへーーーー、恐れ入りました！３０００円の席とはいえ、長ーい公演、毎日昼夜来るとかなりの出費。ありがたいもんですよね。おまけにこのおばさん、ラストで杉良が死ぬシーンがきたら、鼻をズズズーッツって。泣きながら「杉！」って。毎日見てるくせにこの人泣いてるよぉ。ええお客さんやなあ！　まったくファンというのは、　おそろしくすばらしい！　
22Aug
- ふと気がついたら
  　あーー、またまた長い夏休みを取ってしまいました15日の終戦記念日に、戦後60年の節目の年にあたって、なぜ、ＴＶで、戦争について考える番組を共同制作して流さないのだろう？せめて15日ぐらいは、みんな過去の過ちを考え、平和について考えたっていいじゃないかあ！昔、「行く年来る年」って番組を大晦日、いっせいに流したように、一時間でもいいから、どのチャンネルもそんな番組が流れてるってのだめかなあ？真剣に考えて、みんなで暗い気持ちになろうよ！戦後60年経ち、広島の原爆の日の式典に列席した被爆者の親は、今年とうとう0人だという、どんどん、忘れられ、風化していく事実。いかんなあ…てなことを考えてたら、すーーかり、ブログお休みしちゃいました。いかんなあ…
13Aug
- くしゃみおじさん
  　毎日暑い日が続いている。炎天下待ち続けたバスに乗ってホッと一息。と思いきや、聞こえてくる「ハックッション！」それも、たて続けに…どうやら、一人のおじいさんのくしゃみが止まらないようだ。「ハ、八ックション！」「ハ、八ックション！」「ハ、八ックション！」いっしょにおつゆも飛んでいそう。さすがにこのおじいさんも止めなきゃいけないと思ったのか、右手のタオルで汗を拭き拭き、左手でモソモソとズボンのポケットに手を突っ込んだ。でも、そのポケットから次から次から出てきたのは、なんかのカードとか、なんかの紙切れとか…　その間もずっと　「ハ、八ックション！」「ハ、八ッ　クション！」　　あせるおじいさん！やっと出てきた、道でもらったらしいティッシュ、そのティッシュの中身を出そうとするのだけれど、今度は右手に持ってたタオルが手にまとわりついて取れない。　「ハ、八ックション！」「ハ、八ックション！」　　またまたあせるおじいさん！タオルを払いのけ、やっと右手の自由を取り戻し、おじいさんは無事鼻をかめた。それからのバスの中は、何事も無かったかのように冷房のきいた静かな空間になった。
11Aug
- 怖い夢の話
  　ちょっと病気（体が）のわたしの友人が、こんな夢を見たという。何故か、わたしのうちに泊まっていて、みんなが寝静まった頃、悪霊が現われて、その悪霊と一人戦ったというのだ。眠っているその上に、消えては現われ、次から次へと向かってくる悪霊を、左手で払って戦ったのだという。「えい！」「えい！」払っても払っても……必死だったという。そして、午前3時ごろ、ハタと気がついたら、汗だくで、左手が♪しびれちゃった～しびれちゃった～　　　　　　　　　　　　　　しびれちゃったよ～♪完全麻痺状態だったという。おまけに喉の渇きを癒そうと起き上がろうとしたら、体がヘロヘロで歩けない。悪霊との戦いは、ものすごい戦いだったようだ。あー、こわー！でも、この悪霊たち、ゴーストバスターズのあのゴーストの体型だったらしいそれって、どない？あんまり強なさそうやん、怖ないやん。お間抜けやんお疲れ、お疲れ、ご苦労さん！でもなんで、私の家やねん？頼むから、人の家を、悪霊の棲家にするのは勘弁してよ！
10Aug
- 海猿
  ドラマ「海猿」が面白い。フィルム仕立てで、映画っぽい感じがする。各々がいろんな事情をかかえながら、果敢に海と戦う男たちの熱いドラマである。でも、出演者が、ガンガンに力んでないので、見てる方が、しんどくならない。主演の伊藤英明は、今までの、オーラのない脇役ではなくて、実直な青年を演じているし、中村トオルの無表情さも生かされている。（NHKアニメ「雪の女王」のナレーションより、よっぽどいい）時任三郎や夏八木勲もクールで良い感じ。海難救助や不審船など、スケールの大きな海の事件をテレビの画面に表現するのは難しいと思う。それでも、ハラハラドキドキ！人の命の大切さや、人にとって何が一番大事なのか、どう判断すれば良いのかを考えさせてくれる。それにしても、伊藤英明、中村トオル、ええ体してますなあ！！！
09Aug
- こわーいCDの話
  　4月に録音した怖い話満載のCD「逢魔が時物語Ⅲ」が完成しました！　身近に起こった、ありそでなさそな体験話ばかりが集められています。　わたしは、その中の「家を徘徊するもの」っていうのを語っているのですが、お仕事仲間が、このCDを聞いて、「わたし、この通りの経験したことがありますよ」っていうので、真実味が増しました。夏の夜に一枚、いかがですか～～～「逢魔が時物語」制作のOMA-PROJECTのサイトはこちらhttp://www.e-oma.comこわーい紹介デモ音声が聞けますよ～～あ、電気は消して聞かない方がいいと思います…
08Aug
- BANG BANG バカンス
  SMAPの久々の新曲、「BANG BANG バカンス」クドカンの作詞とかで、中身の無い内容…なんだけど、なーーんか、ふと気がつくと口ずさんでいる自分がいる。♪ばかｎ　ばかｎ　バカンス～♪歌手としてのSMAPの露出度も高くて、ついつい見てしまう。暑い毎日、なかなかさわやかでなあんか、暗い話が多い中、こんなあっけらカーーんとした歌もいいんでないの、って思える。そうだ！バカンスにでかけよう！ってね。SMAPメンバーも楽しそうでいいじゃん。吾郎ちゃんのなあんか違うダンスも楽しい！ってことも付け加えとこうかな。
06Aug
- Remember PEARL HARBOR ?
  8月6日、広島は、60年目の原爆の日を迎えた。先日のＴＶ番組で、胎児のときにお母さんのお腹の中で被爆した「小頭症」の方々が紹介されていた。知能障害（3歳や5歳の知能）や奇形を持って生まれた、今60歳の彼ら。母をなくしたある女性は、今も原爆ドームを見ると、母を思い出し泣き出してしまう。物をため込む習慣のある女性は、「捨てるよ」という言葉に暴力的になり、自分の手を噛んでしまう。年老いて病に倒れた親の看護をする糖尿病の男性。病人が病人を看る生活だ。こんな子供たちとなんども死のうと思った親たち。60年たってもなお、原爆の後遺症で苦しんでいる人々語りたくてもあまりのつらさに語れない人々がいる。こんな現実を知っているのは、わたしたち日本人だけかもしれない。　アメリカでは、「あの原子爆弾のおかげで戦争が終結し、平和が訪れた」と教えられているようだ。原子爆弾の恐ろしさ、核の怖さを身近に感じることなく、ただの兵器の一つとして考えているようだ。（そういえば、アメリカ映画での核兵器の扱いは結構軽い感じだ、その脅威も後遺症も表現されない）60年経っても終わらない、この継続的被害のことなど思いもよらないことだろう。死没者数24万2437人、もっと増えていくだろうことも。　原爆投下のフィルムを撮影したアメリカ人が、来日し、原爆記念館を訪れ、被爆者と話した。が、彼は、この現実にショックは受けながらも、悪いことはしていないし謝る気持ちはないと言い、「Remember PEARL HARBOR 」を繰り返すばかりだった。何が、「パールハーバーを忘れるな」だ！じゃ、9日に長崎に落とした別型原子爆弾はナンなんだ？その威力を確かめたかっただけじゃないのか？！わたしは、別に愛国主義者でもなんでもない。でも、許せない！自分ちの被害ばっかり主張して、わけのわからん大義名分で戦争し、正義を主張する国、アメリカ。ごめんなさい、アメリカという国は嫌いです！またすぐ9日が来ます。時がたっても語り継がなければならないこと、Remember 広島、Remember 長崎。
05Aug
- 汗だくの夏
  　あ、暑い！朝起きて、ご飯食って片付けて、汗ダラリ昼が来て、ご飯作って食って片付けて、汗ダラリ夜が来て、ご飯作って食って片付けて、汗ダラリ掃除して、汗ダー買い物に行って、汗ダー洗濯物干して、汗ダーテレビ見て、汗ジュワー昼寝して、汗ジュワーメール打って、汗ジュワー首筋をツーーとつたうものを手に取って、な、なんじゃ！？こりゃ？こんな汗っかきさんだったろうか、わたし？水分取れば取るだけ汗に出てしまう。もう飲むまい！もう飲むまい！飲んじゃいかん！でもぉ～、体が水分を求めて、手が冷蔵庫に…
03Aug
- 黒木瞳の二十四の瞳
  　幼い頃、坪井栄の「二十四の瞳」を布団の中で寝ながら読んでいて、カバヤのオレンジボールガムを口にポーンとほりこんで寝返りをうったとたん、ごくりと飲み込んでしまった思い出がある。結構大きなボール状だったので、喉につまって苦しかった…。　いやいや、そんなことはさておき、物語の最後で、戦後みんなが集まって、戦争で見えなくなった目で昔の写真を指でなぞりながら、一人ずつの名前を言っていくシーンに、幼いながら涙したものだ。ええ話や…貧乏も戦争もいややなあ、ククククッ　年をとらない八百比丘尼のような、黒木瞳の今風化粧の女先生はまあ、しゃあない、としよう。が、が、ですよ、黒木瞳演じる女先生が、子供の死などで悲しんでるシーンで、ＣＭが入る、と、なんと、画面には、黒木瞳が何事も無かったかのように微笑んだり、走ったりしている。（当たり前やけど）それもＣＭが入る度に別スポンサーで”黒木瞳”なのである。「よーけＣＭ出たはんにゃなあ」「黒木瞳好きなスポンサー、この指とーまれ！」か？これって、どうなん？興醒めちゃうん？　この頃のドラマってこういうの結構多いのよね。キムタクの「エンジン」の中のＣＭもキムタクと小雪だった。昔、「水戸黄門」の中のＣＭで、黄門様が松下の電動自転車に乗ってるのがあったけど、「全国行脚、自転車でかよぉ？」って、びっくりしたものだ。所ジョージ主演の「わたしは貝になりたい」という、シビアなドラマの時も、中のＣＭで所ジョージがへらへらと笑っていた。戦争犠牲者の主人公をまじめに演じていたのも、そのＣＭで、一気にいろあせてしまい、ドラマがコントに見えてしまった。ドラマ制作側とスポンサー様の都合なのだろうが、、別のヴァージョンのＣＭにするとか、配慮できないものなのだろうか。
02Aug
- 男の涙
  　この頃の男性は、「泣きたい」男性が多いらしい。昔は、「男の癖に泣くな！」とか「泣くなんて、女々しい」といわれたものだ。　　男の涙、いいもんだよね。こらえきれずにほろりと涙が頬をつたう…いいねえ！「この人も大変なんだしんどいんや。もう泣かんといて」なんて、母性本能をくすぐられるわけだ。でも、これは、日頃ぶつぶつぎゃあぎゃあ、文句とか言ってない人のこと。（今なら、韓国ドラマのヨン様がいい例かな？でも、あれは泣き過ぎだよなあ）が、この泣きたい男たちは、「泣くぞ！」と、決めて、自分をそのシチュエーションにもっていって泣くらしい。それは、たとえば、泣けるＣＤを聞くことだったり、泣ける映画ビデオを見ることだったりする。そんな男たちの事をＴＶで紹介していた。一人部屋にこもって泣いたり、おっさんたちが小部屋に集まって、一本の映画を見たりして、泣くのだ（その時見てたのは、「せかちゅう」だったかな？）。映画館で泣くと恥ずかしいし、集まったメンバーが、同じシーンで涙を流す事に、安心と感動を感じるのだそうだ。ＴＶ画面には、ほろほろと涙を流すおっさんの顔がアップで映し出されていた。そこまでして、泣かんでも…。　泣くという行為には、浄化作用があるし、ストレス発散にもなる。「泣いたら気ぃ済んだ」ということもよくある。がんばってるおっさんたち、隠れて泣かなくてもいいんじゃないの？ま、仕事中においおい泣かれても困るけど。　「ほたるの墓」が今年も放映される。例の男性たちは、ＴＶの前で、泣きたいのをこらえて見るのかなあ？ビデオ借りて泣くのかなあ？
01Aug
- 渦巻きぐるぐる　頭ぐるぐる？
  　「蚊取り線香、消えてるぅ。新しいのつけて！」の声に、若い劇団員が、蚊取り線香を箱からだした。が、いっこうに火をつけた気配がしない。　ふと見ると、彼は、蚊取り線香のぐるぐると格闘していた。二本一組の巻きがはずせず、渦巻き蚊取り線香は、知恵の輪と化していた。　みんなの注目の中、そのプレッシャーに耐え切れずポキポキ…！「あ！」みんな、無残にも分割され、破片となってしまった渦巻き蚊取り線香に同情しながら、自分の作業に戻った。「今の子やから、蚊取り線香に慣れてないんやなぁ」それから、数時間後、「さあ、片付けよか。蚊取り線香も消さんと…」彼のつけてくれた折れ残りの蚊取り線香、ぐるぐるが減ってない。あのぅ、火ついてなかったんですけど、ずぅ－っと。「今の子でも、蚊取り線香に火ぐらいつけられるやろ…なあ」
31Jul
- ベイダー卿様
  ダース・ベイダー・ヴォイスチェンジャーなるものを、友人のたっての願いで買ってプレゼントした。その場であけて見た。　“対象年齢８歳以上”となっているが、これがなかなか…大人が充分楽しめる。　ベイダー卿のヘルメットに声の出るＢＯＸがくっついていて、首から胸に提げるようになっている。胸のボタンを押すと、例の「ええ声ぇ～」が出る。自分の声が変えられるボタンもついていて、ベイダー卿のあの息苦しい声に自分の話し声が変えられる。3段階切り替えのスイッチがＢＯＸの下に付いている。が、ＢＯＸを首から提げているので、ヘルメットをかぶっては、切り替えスイッチが見えないので、自分では操作しにくい。（ブサイクやがなあ、あかんがなあ！）でも、大人がかぶってちょうどの大きさで、大柄な友人がかぶると、なかなかの迫力である。「ベイダー様がきたぁ！恐ぇええ！」って感じ。♪ジャンジャジャジャン　ジャジャ・ジャン　ジャジャジャン♪ベイダー様かぶって、街を歩いてみたい気持ちになるのは、なぜ？
29Jul
- 映画「星になった少年」
  　ええ話やった。象てかしこいんや。チンパンジー君、かわいかった。以上。象使いを志しがんばる少年、動物への愛、親子愛…それらがとても淡々と描かれている気がした。少年　柳楽優弥の素のせいかもしれない。なんの芝居もない、まんま　なのだ。前出演作「誰も知らない」はこれがよかったんだろうな。“彼は役者としてこれからどないするんやろう？”（ほっといてんか！）って感じ。少年が象使いを目指した理由である、お母さんの象への執着がいまひとつ描かれていない。あっけなく星になった少年を思う母、泣かしぇるぅ！　が、この母が、若くて綺麗すぎる！なんで常盤貴子やったんやろ？子供4人もいて、動物プロダクションやってる働き者の肝っ玉かあさんには、じぇんじぇん見えない。細くて巻き毛くるくる、お肌つるつるなんだもの。こんなおかんおらんやろ？（大木こだまひびき風に）でも、坂本教授の音楽は、やっぱりいい！
28Jul
- 誰かに手を振る
  　日曜日の朝、わたしは、同じ時刻の電車に乗る。同じ車両、同じ扉から。　席に座って、電車が動き始めてまもなく、一人の中年の女性が、かばんを置いたまま、席を立ち、扉のところまでいって、外に向かって手を振った。手を振り終えてその人は、席に戻った。ホームで誰かと別れて、電車の中の人間が外の人に手を振るのは、側の目があって、結構恥ずかしい。でも彼女は恥ずかしそうでもなく、ニコニコ笑っている。幸せそうな笑顔だった。　へぇ、誰か窓の外にいたんだぁ、駅まで送ってもらった人がまだ、線路脇にいたのかなあ。などと、思　いをめぐらせていた。　そして次の日曜日の朝、また同じ風景をみた。　また今日もやってる、って事は、お決まりなのだ。ルールなのだ。電車が通過する時、手をふるって、決めてあるんだ。へぇー、誰に手を振ってるんだろう？気になるぅ！小さい子供がいるって感じじゃないしな。さすがにわたしまで立ち上がって並んで外を見るわけには行かず、彼女の視線を目で追うけれど、わからない。彼女は、同じように満足げに笑っている。　そして次の次の日曜日の朝も、同じ風景を見た。　くそー！今日こそ、確かめてやるぅ！（何をや？）そして、その日もその瞬間が訪れた。きっと、わたしを見てた人がいたら、首が何倍にも伸びていただろうと思う。必死で彼女の視線を追った。どうやら、沿線のそんなに高くないビルの窓に向かって手を振っているようなのだ。無情にも（？）電車は走り去り、相手は…見えなかった。例によって彼女は、安心したようににっこりと微笑んでいた。　ああ、気になるぅ！相手が知りたい！（知ってどうするんや？）でも、「手を振るから見ててね」という約束、なんかええやないですか。「もう来るか、もう来るか」「もう見えるかしら？もう見えるかしら？」手を振って、「行ってきます。今日もがんばるよ！」って。さあ、今度の日曜日もがんばるぞぉ！（何をや？）
27Jul
- 岡　八郎さんの死
  　吉本新喜劇の岡八郎（今は、八朗）さんが亡くなった。　わたしは、「土曜日、学校から帰ると、ＴＶから流れる吉本新喜劇のテーマソング♪フンワカフンワ　フンワカフンワフンワカフンワカワ♪（わかるかなぁ？）が聞こえてきて、昼ごはんを食べる」という、典型的な関西人の子供であった。低俗だ、ばかばかしいといいながら、よく見ていたような気がする。日常生活の中の肩の張らない庶民的な笑いが、自然に刷り込まれていったのだろう。関西人の会話が漫才のようだといわれる由縁だと思う。　　そんな昔から、岡八郎という役者さんを見ていた。奥目の八ちゃんとして、人気を博していて、クラスの奥目の子が、よく、からかわれていたっけ。「くっさぁ～」「隙があったらかかってこんかい」などのギャクが、奇妙な動きとともに、思い出される。今の吉本新喜劇の笑いの元祖だった気がする。今勢いのある吉本新喜劇で、大御所として、バリバリがんばれるはずだったのに。谷しげる、桑原和夫、原てつお、伴大吾、船場太郎、木村進…数々の役者さんがいたっけ。　ところで、いつも、「はっちゃーん！」って、鼻にかかった声で、呼んでた、背の高いおばはん、南喜代子さんてどないしたはんにゃろ？（この人思い出せる人はかなりマニアかも？）

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