こんにちは、ぬぬつきです。
今週は飛行機の記事をを重点的にアップしようと思っているのですが、戦闘機の良い写真がなかなか撮れない……ので、飛行機を撃ち落とす高射砲について記事を書きました。

✈飛行機ウィーク✈

前回記事→〇一(庚)式輸送機

前々回記事→五三式軽爆撃機



2018年5月の製作です。
当時製作中だった軍艦の搭載砲として製作しましたが、結局は大きすぎて船には乗らず、地上設置用となりました。自動高射砲と命名していますが種類としては対空機関砲です。口径は37mmのつもり。英国のポンポン砲あたりを参考にしました。
 

側面の灰色の四角いのが弾倉という設定です。次の写真では取り外されています。

 

※のちに砲艦「千咲」として完成


照準器や操作ハンドルも細かく作れました。パーツは割とレアリティが高いものを使用しているので、量産には向きません。

なお、この作品以前は対空砲を含め火砲の製作が苦手だったのですが、この砲をきっかけに作るのが割と得意になった……という余談を加えておきます。


現在は各部を改造したうえで特設巡洋艦に搭載しています。艦橋と戦闘機の中間に2門を搭載しています。



 
 

 【皇国陸軍】
五二式自動高射砲

 

五二式自動高射砲は皇国陸軍の自動高射砲(対空機関砲)である。


◆開発
五一式20mm高射機関銃と四九式7.5cm高射砲の性能的・射程的な間を埋める拠点防空用の機関砲として要求された。


◆機構

もっとも低い位置に砲座、ついで架構が砲を支える。
射手が俯仰把手を、旋回手が旋回把手を操作する。
砲には追跡用照準器と射撃用照準器があり、前者を旋回手、後者を射手が使用する。
給弾員が弾倉を側面へ装着するが、人手が足りない時は射手が同作業をする。


◆運用

〈演習にて〉

 

 

〈同〉

 

 

〈対地射撃〉

 

飛行場の防空部隊へ支給されている、同じ口径の高射砲が今まで無かったため、将兵はありがたみを感じている。
長時間連射していると暴発するので「ボンボン砲」の愛称で親しまれている。
あくまで据え置き式であり機動性に劣るため、別に〇二(壬)式自動高射砲が開発された。


◆自走化
・五二式防空戦車 タム
本砲を五〇式軽戦車ないし五一式7.5cm自走砲に搭載した対空戦車。試作のみ。

・対空貨車(制式名称なし)
皇鉄の貨車(丙と100型/丙と200型)に本砲をそのまま載せたもの。


◆艦載
一部の砲は海防軍へ譲渡された。「五二式高角機砲」と命名され、艦上で運用されている。


・搭載艦艇
特設巡洋艦 「由比ノ丸」…2基



レゴ艦船オフ2018にて。右の防空塔に設置してあります。なお、手前の赤レンガ倉庫2棟も拙作です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。これとは別に、牽引式の自動高射砲をつくってあるので、そちらも遠からずブログの記事にしたいと思っています。

おわり