こんにちは、ぬぬつきです。今日は、2018年5月に製作した貨車についてご紹介したいと思います。自分の中では古参の車両で、過去の機関車作品はほぼ全てこの貨車を引っ張っています。(2号、軽30形、輊40形、輅50形、輳60形、輅70形の各機関車)
○製作 (初期型:丙と100型)
(初期型。ディーゼル機関車に牽かれて…。当時はまだ蒸気機関車にハマる前でした。 )
さて、この貨車、2年前の製作…ということになりますが、当時は鉄道車両なんて全く知らなかったなぁ…という思い出です。ネットで検索をかけながら見よう見まねで作りました。
(同じ写真で、床下をアップで。)
貨車の床下の機械が好きだったので、かなり作りこみました。よく外れるやっかいものでしたが💦 全体的見た目はかなりよいと思います。生産数は2両です。
この初期型をベースに、以下の改良がすすめられます。基本的な構造はこの初期型から変わっていません。
(横浜ミリオフ2018にて。機関車は関山さん作と思われます。)
○改良 (改良型:丙と110型)
見た目は良かったものの、強度が無く、2018年の横浜ミリオフで関山さん達にご迷惑をおかけしました(走ると壊れるので)。実際に線路を走行するから強度が命、というレゴトレインの難しさを思い知る経験でした。
そこで、同年秋に改良型を製作!したのですが画像が殆ど無い…。見た目は初期型と変わらないです。ホイールベース(車軸同士の距離)が2凸ぶん短くなっているはずです。
○リメイク (2019年:丙と120型)
(2019年バージョン。)
上記の改良型を作ったあと、2両ともパーツ捻出の関係で廃車になっていました。
それを復活させよう…ということで2019年秋にリメイクしたのが、形式名でいうところの「丙と120型」です。全長を短くして見た目を整え、余計な床下機器を廃して扱いやすくしました。
車輪脇に側ブレーキを追加したものの、既にあった手ブレーキを外し忘れてしまい、画像でも両方のブレーキを確認できます。まぁ、見た目が良いから別にいいかな。。。
○構造
荷台は5凸幅です。このころから奇数幅トレインの土壌が育ってきていたのかもしれません。
側面は、ブラケットを組み合わせてプレート2枚分としています。なので、横幅は7凸幅弱となります。
全長は既に述べたとおり、時期によって変わりますが、リメイク版では約18凸です。
残念ポイントとしては、①アオリ戸が無いので遊べない点と、②妻面が台形になっていない点でしょうか。②の問題は、最近のウェッジプレートを使えば解決できそうです。
[20/05/25追記]
あらたな大幅改良として①アオリ戸の設置、②妻面の修正を行いました。
改良型の記事は以下のリンクから
架空設定
【皇鉄 丙と100型無蓋貨車】
(上:丙と100型)
(上:丙と120型)
丙と100型は、皇国国有鉄道(皇鉄)の無蓋貨車。
○解説
皇鉄の汎用無蓋車として開発された。派生車両として、強化型の「丙と110型」と、短縮型の「丙と120型」がある。
「丙」は小型車両を表し、「と」は無蓋貨車であることを表す(と=トラック)。
○運用
各地で使用される。木材や砂利の輸送にはもちろん、控車としても使用される。現在は、改良型の「丙と200型」への置き換えが進んでいる。
(軍港で、タンク車と機関車の間の控車として使用される様子。)
(有蓋車と共に)
(木材を載せて)
おまけ
◆五所川原駅の貨車と五能線の思い出◆
2019年10月に、札幌で、北海道ブロック玩具作品展(→作品展の様子はこちら(Twitter検索) )に参加したあと、鈍行列車で3日かけて東京に戻ってくる……という旅行をしたことがあります。
五能線(五所川原~能代)に乗った際、途中の津軽五所川原駅で津軽鉄道の無蓋車を見ることができた(といっても、入場券でホームから車両を眺めさせて頂いただけですが)ので、この記事に合わせて投稿です。
古めかしい二軸無蓋車。こういうのを目指して今回のレゴ無蓋車は製作しました。走り装置や床下の機械に注目です…良いですね。
また、この車両は、観音開きの扉が特徴的です。
気動車と連結していました。
こういった貨車は機関車に牽かれるイメージが強いですが、ローカル線では気動車や電車に牽かれることも多かったそうです。こういう編成もレゴでやってみたいですね。
それで、関係ないですが、五能線の快速列車。 憧れの「リゾートしらかみ」……では無い普通の快速です。ベテラン感ある気動車。
車内。深夜の青函フェリーから弘前で乗り換えて乗りました。平日の早朝なのでガラガラです。
車窓から。
この旅行では、秋田県内で博物館めぐりをした後に、新潟で1泊して翌日の昼に帰京しました。
↑使用した切符
おわり