こんにちは、ぬぬつきです。今週は軍用飛行機を重点的にご紹介したいと思っています。今回は複葉の軽爆撃機です。2019年2月に製作したもので、自分の中では傑作機の一つと言えます。
◎前回記事(輸送機)↓
作品自体は陸軍の陸上機という設定(後述)ですが、もともと参考にしたのは日本海軍の九四式/九六式艦上爆撃機です。九九式艦上爆撃機の先輩にあたる飛行機で、日米開戦前の主力爆撃機でした。そんな戦間期の飛行機らしい良さだ出ればいいなと。
↑①制作時(甲型)
↑②現在(丙型)
①と②では、上下主翼の組み方,尾翼などが異なっています。
基本的な技術は、それ以前の複葉機作品(50式戦闘機・50式中型飛行艇・52式陸上雷撃機)と代わりませんが、細かい造形で手を抜いていないのが、この機の特徴です。
◎お気に入りポイント(5つ)
①のっぺりした上下主翼
②スロープ構成で流線感ある機体
③支柱いろいろ&そこそこ強度ある
④操縦席上の切り欠け&後部銃座
⑤エンジンと2枚プロペラ
彩色はいつも通り「白+尾翼赤」の保安塗粧。白も赤もパーツが豊富なので、コスト面でも良いカラーリングです。
肝心の爆弾は翼下に3発を懸吊できます。
爆撃機だと主脚の間に爆弾を搭載するので、戦闘機より車輪の固定が難しいです。
一時期は2機体制でしたが、パーツの関係で現在は1機のみが残っています。
因みに、2020年5月現在のぬぬつき飛行兵力は
・戦闘機x4
・軽爆撃機x1
・輸送機x1
の陸軍6機と、
・艦載戦闘機x1(海防軍)
の合計7機です。以下は、そんなぬぬつき陸軍における本機の設定です。
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【皇国陸軍】
五三式軽爆撃機
五三式軽爆撃機は皇国陸軍の軽爆撃機。
◆前史
共通暦2016(皇国暦1350)年の初めに運用を開始した五〇式軽爆撃機の後継として開発された。
生産にあたって、発動機は、重爆撃機むけに開発されたそこそこ優秀なものが転用された(肝心の重爆は資材不足で試作に終わっている)。 なお、この発動機はレゴランド民主連邦にも輸出され、撃Ⅱ型戦闘機サウニオン(陸軍)など複数の航空機に搭載されている。
完成した機体は、2018年の秋に試験飛行を終えた。しかし、海軍との予算争いで制式化が年明けにずれ込み、翌2019(皇国暦1353)年2月に「五三式軽爆撃機」として制式採用された。
◆性能
イ)飛行
爆弾を載せると速度がぐんと落ちる。また、支柱と上翼が操縦士の視界を遮る為にせっかくの飛行性能も台無しであり、狭い飛行場だとたまに滑走路から飛び出して擱座する。
ロ)武装・攻撃
翼下に大型爆弾x1、小型爆弾 x2を懸吊できる。本機は、緩角での急降下爆撃が可能である。
副武装として機関銃が前方(固定)と後方(旋回)に1丁づつ設置されている。後方の旋回式のものは自衛用に、前方の固定式のものは自機より鈍足な飛行機への襲撃用に使用する。後方機銃手は無線手も兼ねる。
〈三か所に爆弾(黒色)を搭載したとき〉
◆運用
主力爆撃機という位置づけだが、ポンコツでも無ければたいして優秀でもないので陸軍内でも影が薄い。せっかくの複座であるため、爆弾を載せず写真機を載せて偵察機・警戒機として使われることもある。
・実戦歴
1.南洋探索戦…海防軍ばかり活躍させないために派遣された。爆撃機というよりは島々の間の哨戒機として運用されることが多かった。
陸軍は、今後数年間に渡って本機を運用する予定である。
〈爆弾を満載し、エンジンを始動して出動命令を待つ機体〉
◆形式
甲型…初期生産型
乙型…量産型。主翼を中心に各部が改められた。
丙型…乙型を基に小改修
◆派生型
・ヒ31-II
本機を2機並列させて中爆撃機とする計画。
・水上観測機(海軍・試作)
・電波哨戒型(試作のみ)
◆その他
・本機は、陸軍向けとしては数年ぶりに新規設計・開発された飛行機であり、同時に旧態依然の設計から脱するチャンスでもあった。しかしながら、結果的に古臭い複葉機が採用されたことは、大きな戦争が無い時代であったことと相まって皇国が飛空技術において西方諸国に大きな遅れをとる原因となる。
・2019(皇国暦1353)年に入って最初に制式採用された兵器であり、五三式と付くのも本機が最初。さらに、5月から命名方式が変わったため五三式と付く飛行機は本機だけである。
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以上です。前半で写真を使いすぎて後半がすかすかに…💦
そういえば、関係ないですが、こないだ誕生日だったのですが、Twitter,LINEなどでレゴ仲間(や学校の友人)のみんなが祝ってくれて、自分は幸せ者だなぁと改めて思いました(感謝
飛行機ウィーク(?)、次回は軍隊の主力戦闘機について記事をアップしたいと思います。
おわり