金持ち父さん、貧乏父さん! 其の五 
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おいしい店がある、
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                     広尾・西麻布グルメ 

 
 広尾・西麻布周辺には老舗・名店、おいしい店がたくさんあります。
外苑西通りに面したお店や、通りから少し入った通りに和洋中各国レストラン、ワインバーなどが堂々と、もしくは、看板もなく、隠れるように点在しています。
  RESTAURANTE "IL BUTTERO
 
    広尾商店街のイタリアンレストラン イル・ブッテロ」  はトスカーナ地方の料理を異国情緒を味わいながら頂けます。 

お客もスタッフも外国の方が多いです。

 一般的なメインダイニングの他、オープンテラスの席や、中庭に面したグラステラス席なども有ります。
 グラステラスはウッドテラスにガラス張りの温室を増築したような高級感というよりアットホームな雰囲気のテーブルです。
 
 「水牛のモッツアレッラチーズのサラダ」と一緒にスパーリングワインなどをいただいて料理を待ちます。 
 口直し用のパンとオリーブオイルが頼まなくても提供されます。 

 どちらかというと素っ気ない、パサパサとした 「パン」 をオリーブオイルにすこし浸していただくと、
麦と、かすかな塩味の素朴な味で、オリーブオイルの香りで、ローマを起源にもつイタリアの風土を頭に思い描けます。 

多分この 「味のないパン」 はローマ時代の古代からあまり変化していないのでは・・・

メインディッシュに 「牛フィレ肉の炭火焼」 とか 「スズキの薪釜焼き」 などをいただきます。
 

「イルブッテロ」
シルベスタ スタローンに似た頑丈な体とマツゲが長い、ハンサムな男性が注文をとりにきます。 
外見が完全な イタリアン なので、初めての日本人客は、日本語通じるかどうか心配でおそるおそる注文するのではないでしょうか?
 

 有栖川公園のそばにあったレストラン 「MIKASA CONTINENTAL HIROO」 (仏)の仔牛のローストは上品なテイストでおいしいですが、
印象が強いのは、前菜にいただいた 「シーザーサラダ」 です。

 チーズを口にした瞬間 とろろ昆布のように薄くスライスしたチーズが舌の上で溶けます、そして直後に赤ワインの渋みで口直しをすると チーズとワインの相性の良さをあらためて、実感できます。
  

 体格のいい、給仕の正装をした外国人のサービスの方が、ウエディングケーキの様に大きなチーズの固まりから、テーブルの前で薄く削ってサラダにトッピングするパフォーマンスを見せてくれます。

パフォーマンスも味のうちです。 
残念ながらお店の都合で2006年頃閉店しました。
 是非、あの「シーザーサラダ」の味に再会したいと思っていますが、これを超えるシーザーサラダにまだ出会えません。

 レストランキャンティ 西麻布店
 
キャンティ」 の本店は、東京タワーと同じくらいの老舗です。

まだ電気冷蔵庫の出始めくらいですから、あったとしてもスパゲティナポリタンくらい、為替レートがまだ、1$=360円の時代ですから、当時の輸入ワインや食材の値段を考えると、現在よりずっとこのレストランは敷居が高かったと思います。
パスタやピザが、まだ一般家庭まで普及していないころから

本格的イタリアキャンティ地方の料理を提供するレストランということで、外国の大使館が多い、地域ならではの国際交流に貢献したお店です。
 
 西麻布店では、テーブルにつくと上品だけど気さくなサービスの方(多分この方、支配人様では?)がまずあいさつにいらっしゃいました。
 ワゴンいっぱいの前菜や前菜用の食材がテーブル前にきます。 
こちらから前菜と選択します。

 どれもおいしそうで、食いしん坊のツーオンは、選ぶのが大変。 選択した野菜などはキッチンで調理されて提供されます。
このところお伺いしていません。 
 
 デザートもテーブルまでワゴンサービスがきて、たくさんの種類から選べます。

 西麻布の老舗ということで大御所の有名人のお客も多いらしいです。 そういえば、加賀 まりこ様 がテレビでお好きな店として紹介されていました。

「分とく山」本店 正面アプローチ

 外苑西通りの和食の 「分とく山」 本店  は、建物全体がお店で大きいですが、入り口にはごく地味な看板があるだけで、通り過ぎてしまいそうです。 
看板のアプローチの奥に暖簾があります。
季節の会席料理のみですが、ツーオンがお伺いしたときは、あわび貝まるごと一人分の「鮑の磯焼き」が印象的で、おいしくお酒をいただきました。
 

 総料理長の野崎洋光さん、テレビではときどきお顔を拝見していましたが、笑顔の似合う、穏和で魅力的な方です。 
以前お伺いした飯倉片町店では、一品料理でカウンターの目の前でお話できましたが、ここでは会席料理のみで、食材を選べないのと、野崎さんが少し遠くなったのが、残念です。 

帰りには、わざわざ、お顔が見えなくなるまで見送っていただき恐縮です。

「いちのや」 西麻布店
 
 

 鰻「いちのや」のランチョンマット

 10年ほど前から西麻布交差点近くに出店されている、 うなぎの「いちのや」は最近のツーオンのお気に入りです。

 「う巻き」

「鰻ざく」と「う巻き」をあてにして芋焼酎佐藤(黒)でいっぱい飲んで、小一時間ほど、特製弐段の鰻重を待ちます。
 「弐段鰻重」

こちらの鰻重は、まさに関東風で、本当に柔らかなうなぎでおいしくて感激し、二段なので、ご飯の中にも鰻が入っていてまた感激。
接客もよく、アルバイトの方でも従業員の方が皆さん上品で質が高いですね。
 
 ごちそうさまでした。

 広尾に住めるとしたら、
ナショナルスーパーとか明治屋で買い物をして、
有栖川宮記念公園で 「愛犬バーニャ」 と一緒に 四季の移り変わり を楽しみ 、 
週末はドイツ大使館の隣の区営コートでテニスをして、
夜は酔っても歩いて帰宅できる、各国自慢のレストランでディナー。
 いい感じです。 
 

 広尾は聖心女子大、順心女子学園、麻布高校等がある、文京地区でもあり、お嬢様が多いと思うのですが、

皆様質素な制服に、ぼろぼろに年季の入った最初は青かったと思われる皮のスクール鞄で行儀よく通学されています。 日本人だと思いますが、 「英語で会話を弾ませていたり」 して、

ツーオンが通っていた高校とは、世界が違うようです。

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