英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

大学受験の英語の和訳問題でよく話題になるのが直訳と意訳についてです。

 

 

この問題について黄リー教の著者の薬袋善郎先生がこのようなツイートをされています。(有益なツイートがたくさんあるので、できれば辿って読んで下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの場合生徒が意訳というのは大体誤訳なんですよね。滝汗

 

 

後生徒が直訳というのは大体単語を単体で訳してを何も考えずにただつなぎ合わせただけのことが多いのが現実です。ガーン

 

 

原文に書いていないことを勝手に加えたり、原文に書いてあることをきちんと訳していないことも多い。

 

 

 

大学受験の和訳問題は、英文の意味を正確に読み取って、採点者が理解できる日本語で書くのが一番だといつも言っています。

 

 

翻訳家のような流麗な日本語で訳す必要は全くありません。

 

 

 

上記のツイートで薬袋善郎先生もおっしゃっていますが、英文を読む時は、

英文を理解する→訳すという流れが正しいのであって、訳す→英文を理解するのではないということは心に留めておく必要があります。

 
 
 

英文が訳せないから分かりませんと言う人がいますが、順序が逆なんですよね。

 

 

英文を正確に読むということは一般に思われているよりはるかに難しいことだと私は思っています。

 

 

確か同時通訳の神様と言われた故國弘正雄先生も読むことが一番難しいとおっしゃっていました。

 

 

 

ですから私も読めたと思っても、もしかしたら読み違えているかもしれないと考えるようにしています。

 

 

日々勉強です。ニコニコ

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

Duolingoの日本語版のフランス語とスペイン語は今までセクション3までしかありませんでしたが、セクション4が追加されていました。ニコニコ(Hiromiさん、ありがとうございます。)

 

 

ただなぜかドイツ語版はセクションの3までのまま…

 

 

やっぱり学習している人の数によるのですかね。キョロキョロ

 

 

私は今日本語版はフランス語とスペイン語をやっています。(英語版も並行してやっています)

 

 

フランス語を学習し始めた時はスペイン語とよく混ざっていましたが、今はそこまで混ざらなくなりました。

 

 

 

外国語学習は私にとって生涯学習なので、地道に継続していきます。

 

 

 

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英語のハノンのロジック編を1周終えましたので、簡単に感想を書きます。

 

 

 

 

 

  全体の感想

 

 

Xの投稿を見てみると4月18日から始めていますので、1周するのにかかった時間は2ヶ月弱ということになります。

 

 

英語のハノンのロジック編は5部から構成されていて、

 

 

第1部 クレームを述べる

第2部 相手のWhyに答える

第3部 ロジカルな立論

第4部 ロジカルな同意

第5部 ロジカルは反論

 

 

となっています。

 

 

Unitは8までしかありませんが、Unit5とUnit6は21までドリルがありますので、決して量が少ないわけではありません。

 

 

私は最初のunitは3ドリル、unit4からは1日2ドリルずつ進めていきました。

 

 

最初のunitは比較的易しいですが、unit5からは2文で20語を超えるドリルもあり、なかなか大変です。

 

 

リテンション(記憶保持)力が必要ですね。

 

 

私もunit5、6は2ドリルやるのに40分以上かけていました。

 

 

文章に使われている単語や表現にも難しいものや言い慣れないものがあるので、ぱっと見よりやってみると難しく感じると思います。

 

 

個人的に口語表現が多く使われているところが好きでした。

 

 

1周やってみて、ドリルをこなしている内に自然に英語のロジックが身につくように感じました。

 

 

ドリル形式でロジックの本を書くのは本当に大変だったのではないかと思います。

 

 

ドリルの英文もネガティブなものは1つもありませんので、練習していても楽しいですね。(ハノンに収録されている英文にネガティブなものはありません)

 

 

音声は中上級でおなじみのジャック・マルジさん。

 

 

音声のスピードは中上級程速くないので安心して下さい。

 

 

初級のノーマルスピードでドリルがこなせれば大丈夫です。

 

 

 

  教材のレベル

 

 

教材のレベルは前半は易しいですが、後半は関係代名詞を使った文章も出てくるので難しいです。

 

 

後半は1日1ドリルのペースで十分でしょう。

 

 

 

著者の横山雅彦先生もおっしゃっていますが、理想は英語のハノンの初級を終えてから取り組むのが良いと思います。

 

 

 

 

 

時間をかけられるのであれば、英語のハノンの初級をやってなくても大丈夫です。(かなり大変だと思いますが…滝汗

 

 

 

  英語のハノン ロジック編が向いている人

 

 

+共通テストのFact(事実)、Opinion(問題)がよく分からない人

+助動詞の使い分けを知りたい人

+英語のロジックを理解したい人

+英語を論理的に話せるようになりたい人

 

 

  英語のハノン ロジック編が向いていない人
 

 

英語のロジックは全ての人に必要なものなので、基本的に向いていない人はいないのですが、これから英語を学ぶという人には、内容的に少しハードルが高いと思います。

 

 

 

  まとめ

 

 

英語の学習本は本屋に行けば山のようにありますが、英語のロジックについて書かれた本というのはほとんどありません。

 

 

以前は故松本道弘先生が書かれた本がありましたが、ほとんど絶版になってしまっています。ショボーン

 

 

私達日本人は英語を話す時に、発音、単語、フレーズには注意しますが、自分が話している内容が論理的かどうかについてあまり気にかけていません。

 

 

横山雅彦先生はロジックを英語の心の習慣とおっしゃっていますが、正にその通りです。

 

 

 

どんなに流ちょうに話したとしても、ロジックがなければ相手に自分の言いたいことを正しく伝えることができません。

 

 

 

英語のハノン ロジック編が刊行されたことによって、ロジックの重要性が多くの人に認識されることを願っています。

 

 

私もまだ1周しただけなので、又明日から2周目のトレーニングに入ります。ニコニコ

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

英語のハノンのロジック編を1周しました。

 

 

 

 

 

 

又感想を書きます。

 

 

英語のハノンのロジック編では3角ロジックをきちんと使えるようにするためにトレーニングをします。

 

 

3角ロジックはクレーム(主張)、データ(根拠)、ワラント(前提)のことです。

 

 

英語のハノンに書かれている例では

 

 

彼は英語が話せる(クレーム)

彼は英検1級だ(データ)

英検1級の人は英語がよくできる(ワラント)

 

ですね。

 

 

 

英語を話す時には上記の例のようにきちんとロジックに基づいて話さないといけないのですが、日本人はロジックに弱いのが現実です。

 

 

日本語では腹芸、暗黙の了解という言葉があるように、言葉を尽くして語り合うというより、相手の意向を察することが求められますよね。

 

 

ですからどうしてもロジックに弱くなってしまいます。

 

 

 

以前故松本道弘先生にお会いした時にこんな話をして下さいました。

 

 

松本先生がNHKテレビの講師をされていた時、朝食を食べに松屋に行かれました。

 

 

朝食のメニュー表に載っていた魚はサケだったけど、どうも出された魚がサケに見えず、店員さんに「これ、サケじゃないの?」と聞いたそうです。

 

 

すると返ってきた答えは「でもこれ高いんですよ」。

 

 

会話が全然噛み合っていませんよね。ガーン

 

 

多分店員さんはサケでないことにケチをつけられたのだと思い、「(サケではないけど、この魚は)高いんですよ」と言ったのでしょう。(松本先生は何の魚か知りたかっただけです)

 

 

 

松本先生は、笑いながら日本人にはロジックが馴染まないだよなとおっしゃっていましたね。

 

 

松本先生は英語を第2公用語にして、早期英語教育をすべきだと言われていましたが、まずは日本語によるディベートが重要だと言われていました。

 

 

 

英語を話すと言うと、発音、文法、フレーズ等に目が行きがちですが。ロジックがしっかりしていないと相手に言いたいことが伝わりませんし、まともに相手にしてもらえません。

 

 

 

Xで英語教育についてよく議論になっていますが、そもそも人の書いたポストをきちんと読まず、ロジックもめちゃくちゃで、自分の思い込みで主張を声高に叫ぶ人が多いように感じます。

 

 

これではそもそも議論にすらなりません。

 

 

英語を話す時だけでなく、日本語で話す時もロジックは重要ですね。

 

 

私も英語のハノンのロジック編を何度も練習したいと思います。

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

先日気づいたのですが、Duolingoに新しいコースができていました。

 

 

日本語でドイツ語とスペイン語が学べるようになっています。

 

 

確か以前は英語版しかなかったはず。

 

 

ただセクション3までしかないので、それ以上高いレベルで学びたいのであれば英語版で学習しましょう!!

 

 

最近時々スペイン語とドイツ語もやっています。

 

 

スペイン語は大学時代に第2外国語でやっているので記憶がまだ残っていますが、ドイツ語はほぼ初めてなのでとても新鮮です。(厳密に言うと中学時代に少しだけかじった)

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

日本人のネイティブ英語への信仰は多分どの国の人より強いのではないかと思っています。

 

 

他の国の人では正直あまり見かけません。

 

 

 

自称ネイティブレベルの英語力の方も結構お見かけします。(そう言える自信がすごいと思います)ガーン

 

 

 

でも多くの日本人が言うネイティブレベルの英語(力)は、発音がいかにネイティブに近いかということで判断されていることがほとんどのような気がします。

 

 

 

もちろん英語力の中に発音の巧拙は含まれるので、発音が良いことは素晴らしいことなのですが、そこだけをことさら評価するのはいかがなものかと思っています。

 

 

 

なぜかリーディング力が高いからと言って、褒められることはあまりありません。

 

 

リーディングができることも素晴らしいことなのですが…

 

 

 

現在は早くから英語を学ぶ人も増えてきたこともあり、英語の発音が上手な人は増えましたね。

 

 

 

でもトータルの英語力が昔の人と比べて高いかと言うと何とも言えない気がします。

 

 

 

かつての先人の方々の方がトータルの英語力では高かったのではないかというのが私の個人的な感想です。

 

 

 

英語の達人方の英語にはintegrity(品位)があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に松本道弘先生は、アメリカ人に日本のラリーキングと呼ばれていて、英語もネイティブレベルだと言われていたという話を聞いたことがあります。

 

 

國弘正雄先生は特に語彙力が豊富で、普通のネイティブ以上のレベルの単語を会話で巧みに使われていますので、ネイティブレベルの英語力をお持ちだったと思います。

 

 

東後勝明先生は特に発音が綺麗で多くのネイティブが賞賛していたそうです。

 

 

東後先生の英語発音はアメリカ英語でもイギリス英語でもなく、正に先生の英語でしたね。

 

 

本当に美しく流麗な英語でした。

 

 

上の動画を見て頂ければ分かりますが、英語でネイティブと丁々発止のやり取りができる人はなかなかいませんよね。(西山千先生は日系人ですので、ネイティブと同じです)

 

 

 

英語力を構成する要素は

 

①発音

②語彙力

③文法力

④教養

 

等多くの要素があり、どこを見るかで評価は大きく変わってきます。

 

 

私は英語力は上記5点の要素全体で判断します。

 

 

 

かつての國弘正雄先生、松本道弘先生、東後勝明先生等に匹敵するような英語の使い手は今はあまりいないのではないかというのが私個人の考えです。

 

 

 

私はネイティブレベルの英語力にこだわる必要は全くないと思っています。

 

 

 

私はネイティブレベルの英語力なんてどうやっても無理だと達観していますので、少しでも英語力を高めるべく日々修行の毎日です。

 

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

先日TOEICでの替え玉受験が話題になりましたが、日本の大学受験でも行われているようです。

 

 

 

 

 

森鉄先生の動画によればMARCHの裏口入学が500万円、早慶だと600だそうです。

 

 

替え玉受験は100万!!

 

 

手口もAIを使ったりしているので相当手が込んでいます。

 

 

最も不正入学は日本だけでなく、アメリカの大学でも行われているとのこと。びっくり

 

 

入試制度の穴をつけば不正受験はできなくはないですが、これがビジネスになっていることに驚いています。

 

 

森鉄先生が日本の大学でも入学枠を確保することができるとおっしゃっていましたが、私もいくつか実態を知っています。

 

 

 

入試は公平な競争であって欲しいと思いますが、現実はなかなかそうはいかないのが辛いところですね。滝汗

 

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

日本語と英語は全く違う言語だということがよく言われますが、実は共通点もあります。

 

 

それは元の現地語に外来語が入ってきたことによってハイブリッドな言語であるということです。

 

 

英語は古英語に外来語のフランス語が入ってきたことによってハイブリッドな言語になりました。

 

 

 

日本語は元々の大和言葉に外来語の漢語が入ってできたことによりハイブリッドな言語になりましたね。(厳密に言えば漢語以外の外来語も入っています)

 

 

 

私達が普段当たり前のように使っている日本語の大半が実は外来語の翻訳だったりします。(愛する、翻訳、文学等)

 

 

明治時代の先人の努力に感謝しないといけませんね。

 

 

ともすれば現在の私達は外来語だけを使っていることもあります。

 

例 ママとデパートでショッピング

 

 

 

言葉を学ぶ時には、学んでいる言語の歴史に目を向けると学習が楽しくなるかもしれません。

 

 

 

英語を学ぶのであればラテン語を知っていると単語を覚えやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

TOEFL iBTの試験形式が又変わるようですね。ガーン

 

 

森鉄先生のYouTubeのショート動画によればリーディングとリスニングの試験形式がアダプティブに変わるようです。

 

 

アダプティブは問題の正答率によって出題される問題の難易度が変わるタイプの試験です。(TOEICでもありましたね)

 

 

 

アダプティブな試験だと正答率が高い人には難しい問題が、正答率が低い人には易しい問題が出題されるので、より正確なスコアが算出されるそうです。

 

 

後スコア毎にCEFRに準拠した1から6までのバンドがつくようです。

 

 

TOEFLも元々の値段が高い上に円安の昨今では受験するのも結構大変です。

 

 

後試験形式が本当によく変わりますので、注意が必要です。

 

 

留学を考えている方、TOEFLのスコアが必要な方は対策をしっかりとするようにして下さい。

 

 

 

又何か分かりましたらブログで報告します。

 

 

 

 

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英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

以前途中でストップしていたこの本を読み終えました。

 

 

 


 

この本はretold版なので原作より易しい英語で書かれています。

 

 

 

この本が書かれたのは数十年前ですが、読んでいると今日の世界を予見しているかのようでした。

 

 

 

世界が進歩し、便利になることは良いことのように思えますが、当然負の側面もあります。

 

 

ジョージオーウェルはその負の側面を鋭く描写しています。

 

 

この本を読んでみて、ジョージオーウェルの発想力に改めて驚かされました。

 

 

1984は他のretold版と原作があるので、そちらも読んでみたいと思います。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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