出会い
真夏の暑い夜。
一度だけ、とあるバーですれ違った男性がいる。
『好みの顔だな』
そんな風に思った。
暫くして、友達が『イイ男なんだ』と言って私に引き合わせるべく連れて来たのは、偶然にも あの夜、ただ一度すれ違った男性その人だった。
その後、二人で何度か会い、マメに連絡をくれるようになった頃、その人は言った。
『結婚を前提に付き合ってくれないかな』と。
一度だけ、とあるバーですれ違った男性がいる。
『好みの顔だな』
そんな風に思った。
暫くして、友達が『イイ男なんだ』と言って私に引き合わせるべく連れて来たのは、偶然にも あの夜、ただ一度すれ違った男性その人だった。
その後、二人で何度か会い、マメに連絡をくれるようになった頃、その人は言った。
『結婚を前提に付き合ってくれないかな』と。
涙
逢いたい時に、逢えない。
そんな相手と恋に落ちるなんて、バカみたい。
私はそう思っていた。
なのに、彼と逢えない切なさに泣いてる自分がいる。
彼へ張り巡らせていた警戒心も、自分を律する為に保ち続けていた筈の理性も、呆気ない程崩れ去っていた。
『本気じゃない遊びは、つまらないでしょ』
彼のセリフを思い出す。
この涙も、その中に入っているのだろうか。
そんな相手と恋に落ちるなんて、バカみたい。
私はそう思っていた。
なのに、彼と逢えない切なさに泣いてる自分がいる。
彼へ張り巡らせていた警戒心も、自分を律する為に保ち続けていた筈の理性も、呆気ない程崩れ去っていた。
『本気じゃない遊びは、つまらないでしょ』
彼のセリフを思い出す。
この涙も、その中に入っているのだろうか。
色気
互いを味わい尽くしたら、私達は終わるのだ。
もしくは、そう思う別の誰かが彼や私の前に現れたら…。
でも、今のところそんな様子は彼には無い。
そして、私の前にそんな男も現れてはいない。
出会いがあっても、素敵だな。で、終わってしまう。
では、それ程までに彼は魅力的なのだろうか。
彼は別段、美しい顔立ちをしている訳でも、誰もが目を奪われる程のスタイルの持ち主でもない。
色気だ。
彼の無意識が作り出す、彼の色気。
それが彼を引き立たせ、私を惹きつけて止まない。
彼の仕掛ける甘い罠。
そこへ私は、自ら進んで嵌りにいく。
罪。と、知りながらも。
もしくは、そう思う別の誰かが彼や私の前に現れたら…。
でも、今のところそんな様子は彼には無い。
そして、私の前にそんな男も現れてはいない。
出会いがあっても、素敵だな。で、終わってしまう。
では、それ程までに彼は魅力的なのだろうか。
彼は別段、美しい顔立ちをしている訳でも、誰もが目を奪われる程のスタイルの持ち主でもない。
色気だ。
彼の無意識が作り出す、彼の色気。
それが彼を引き立たせ、私を惹きつけて止まない。
彼の仕掛ける甘い罠。
そこへ私は、自ら進んで嵌りにいく。
罪。と、知りながらも。