色気 | この先の行く末~お客が男になった時~

色気

互いを味わい尽くしたら、私達は終わるのだ。



もしくは、そう思う別の誰かが彼や私の前に現れたら…。



でも、今のところそんな様子は彼には無い。



そして、私の前にそんな男も現れてはいない。



出会いがあっても、素敵だな。で、終わってしまう。



では、それ程までに彼は魅力的なのだろうか。




彼は別段、美しい顔立ちをしている訳でも、誰もが目を奪われる程のスタイルの持ち主でもない。


色気だ。



彼の無意識が作り出す、彼の色気。



それが彼を引き立たせ、私を惹きつけて止まない。



彼の仕掛ける甘い罠。



そこへ私は、自ら進んで嵌りにいく。



罪。と、知りながらも。