TPPについて①
ブログ更新、復活しました(`・ω・´)
復活一発目はTPPについて。
TPP
環太平洋戦略的経済連携協定
(TPP:Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)
加盟国間での貿易で人や物やサービス等のあらゆる流通を活発化して、
関税も撤廃して経済活動をしましょうよ。
て、ことらしいです。ウィキペディア参照のこと
シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドが最初の4カ国。
で、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ベトナム、マレーシア、コロンビア、カナダ。
上記の国が参加の意志が在るようで。
韓国も参加に意欲的なんかな?
これに日本が参加するかどうかですが。
私見。
輸出産業はプラスでしょう。
物価や人件費がある程度の水準以上の国に日本の製品が売り込める。
日本の高い製品がマレーシアやベトナムで売れるとは思えない、、、
材料を輸入している加工産業もプラスでしょう。
ユニクロやニトリは言わずもがなw
気になるのは、農業を中心とした一次産業。
農業関係者は日本のTPP参加は反対のようです。
外国産の安い農作物に席巻されてしまうっ!ってのが主な理由のようです。
解らんでもありません。
農作物を生産するのに絶対必要なもの土地。
これが、オーストラリアやアメリカやカナダなんかと比べたら、絶対的に負けてませんか?日本は。
生産力で明らかに差が在るように思います。
そりゃあ、単価は相当安くなるでしょう。
しかし。
マレーシア産のお米とかチリのシャケとかオーストラリアの牛肉とか。
これらが今以上に安くなると。
( ´_ゝ`)フーンだから?俺は買いませんよ(´・ω・`)
今までも買ってないし、これからも買いませんよ。
食の安全性への関心が最近は高まっているから。
安いからって、日本国民が飛び付くとは思えないんですよねえ、、、
けど、デフレが続く日本ですから。
「今より安くなる」と、手を出してしまいそうな気もするんですよねえ、、、
日本の農作物は品質が高いから、輸出産業として売れるっ!
てな意見もありますが、確かに日本の農作物は品質は高い。
実際に海外の富裕層に売れている物も確かに在ります(サクランボやメロンとか)
これも確かに解るんですけどねえ、、、
TPP参加は副作用も効果も大きい劇薬のような気がします。
GDPで見たら、農業は微々たるもんですが、お金だけで判断するモノでは無いと思います。
ちなみに会社的には日本のTPP参加はどうなんだろう?
これは、また今度にします^^
P.S.
この前の更新が去年末でした(;^ω^)
猛省です(m´・ω・`)m
完売御礼っ!
更新を全然してませんでしたが、生きてますw
せめて年末のご挨拶だけでも。
と思いキーボードに向かいました(;^ω^)
先日、高知の中央公園にて生産者様によるマグロの直売会を致しました。
毎年恒例で、3年位前?からお手伝いをさせて貰ってます。
今年は開催日時が本当に年末ギリギリだったので?
年末の買い物客も流れて来たのかな?
例年だと15時位まで売れ残りが在るんですけど。
日曜日の午前中で完売してしまいました(∩´∀`)∩ワーイ
やっぱ日本人はマグロが好きなんだなあ~と実感した週末でした^^
そんなマグロを、日本の食文化のマグロを守り続ける為に。
釣針屋が出来ることは?と考えると。
やっぱ、まずは、ちゃんとした釣針を造ること。
一番最初に思うのは、結局はソレなんですよねえ^^;
それが出来ないと釣針屋でもないし。
それが出来ないと持続可能な漁法延縄も出来ない訳ですし。
頑張ろう、俺(`・ω・´)
来年への抱負。
なんとか、週一でブログ更新出来るように頑張ります(;・∀・)
去年も同じ抱負だったような、、、、、w
クロマグロのワシントン条約入り、EU加盟国が不支持。
EUがモナコの提案を呑んだことに、若干の違和感は在りましたが、
欧州委員会とEUは別だったんですねえ(;・∀・)
会社(EU)が在って、その会社の取締役(EU欧州委員会)の方針を現場(EU加盟国)が拒否したと。
そんな解釈でよろしいのかな?(;^ω^)
先日のことです。
クロマグロのワシントン条約入りが防げたとしても、今以上の漁獲制限を求められる可能性は高い。
そうなると、値段が高騰しても採算が合わない、釣れなかった場合の経費の損失が大き過ぎる。
と、お世話になっている高知のマグロ延縄船の船首さんからお聞きしました。
漁場となる北大西洋の高緯度だからこそ、クロマグロが良質なんですが、
その分、遠いし、過酷だし、経費もかかるんでしょうね、、、
資源を枯渇させているのは、地中海沿岸の蓄養用に稚魚を巻網で乱獲している各国なんですけどねえ、、、
その皺寄せが資源的に優しい延縄漁にまで来るのは、納得出来ませんね、、、、、
クロマグロの国内供給量。
昨日の時事通信の記事 の中のグラフが気になりました。
文面で書き出すと。
クロマグロの国内供給量の総計 4.3万トン
地中海での漁獲 0.3万トン
地中海からの輸入 1.9万トン
太平洋からの輸入 0.4万トン
太平洋での漁獲 1.8万トン
地中海や太平洋で漁獲された物は間違いなく天然なんでしょうけど。
半数近くを占める地中海からの輸入分は殆ど蓄養でしょうねえ。
地中海での漁獲 0.3万トン
これが守られるなら。
私的には、ワシントン条約の対象になっても良いかも、、、
日本に輸入出来なくなっても、問題無いかもしれない、、、
資源的にも魚価的にも、、、、、
消費者の方々には悪いですけど、今のマグロの値段は安過ぎるんです、、、、、
クロマグロが禁輸の対象に?
お盆休みの間に、気になるニュースが飛び込んで来たので。
ブログ復活します(;^ω^)
一度、更新しない期間が続くと、なかなか機会が無いと復活し辛い部分が在りまして。
(言い訳ですな)
で、そのニュースってのが。
モナコがクロマグロをシーラカンスやジュゴンと同等の絶滅危惧種として、
ワシントン条約の対象に提案するとのこと。
もしクロマグロがワシントン条約の対象魚になった場合、国際的な取引が出来なくなります。
ここで、気になったんですが。
国際的な取引が禁止な訳ですよね?
日本の漁船が大西洋で漁獲する。
そして、運搬船や自ら国内に持ち込む場合は国際的な取引になるのかな?
他国が漁獲して、日本に輸出するのは、明らかに国際的な取引なのは解りますがね。
台湾や韓国の船が漁獲して日本に売るのも、国際的な取引です。
当然、蓄養マグロを地中海沿岸の国が日本に売るのも、国際的な取引です。
仮に、日本の漁船が漁獲出来ないとしても。
現在の天然マグロの魚価低迷の要因の一つが大西洋&地中海産の蓄養マグロの流入ですからね。
それを大幅に阻止出来ると考えたら、全体的に見たらプラスじゃないかな?
楽観的過ぎますかね?^^;
まだ、はっきりと解らないことが多いので、これから調べて行きたいと思います。
と、言うか、それ以前に。
クロマグロがジュゴンやシーラカンスと同等ってのが、意味不明&理解不能なんですけどねえ、、、
ウミガメの保護。
当社製品のムツ針。
先が懐に曲がり込んでいるので、歯で噛むウミガメだと口がかりしにくい。
と、学者さんは言います。
それでも掛かったら掛かったで、外れないから、
ウミガメへのダメージは大きいと思いますけどね(´・ω・`)
飲み込んでしまうと、特に(;^ω^)
だから。
飲み込んだ時の喉掛かりもしない。
噛み付いた時の口掛かりもしない。
けど、マグロは釣れる釣針。
そんな釣針を学者さんと年に1回程度、ムツ針も元に試験品を造ったりして、研究中です^^;
で、思うのですが。
自然生物を保護することは大事なことですけど。
漁法で保護することも大事ですけど。
カメが好物のクラゲと勘違いして食べるビニールゴミ。
産卵場所を削り取っていく、保岸工事。
全世界で投縄される釣針の数と、
ビニールゴミの量や産卵出来なくなる卵の数。
前者と後者、どちらが多いのか?
投縄されたって、全部にウミガメがかかる訳ないし(^^;
後者の方が圧倒的に影響を受ける数が多いと思うんですけどね、、、
後者への対処の方が保護に効果的ではないかと、私見ですが思っています。
クロマグロ、三年後にはゼロ?!
この記事はWWF(世界自然保護基金)が提案したことを紹介している訳ですが。
この中で、私的に気になるポイントが3つ。
①この五年間で産卵能力の在る親魚が急減。
②大部分が蓄養施設を経て日本へ出荷。
③この海域での全面禁漁を提案。
①
親魚だけで、済んでないですよ、巻網の場合。
産卵能力の無い幼魚まで巻いて行くんですから。
延縄だと、釣針とエサのサイズに応じたサイズの魚しか獲れません。
流した釣針の本数が3500本としても、それ全てに魚が掛かることは在り得ません。
クロマグロだと、
その中で3500本のうち20本でも上がれば、
一回の操業としては大漁の部類なんですよ?
3500本流して、一本も上がらない。
そんなこともザラなんですよ?
②
せっかく、延縄で丁寧に揚げた魚を締めずに生かしておく訳がない。
蓄養施設なんかに持って行く訳がない。
明らかに巻網のことを言っている訳です。
蓄養が及ぼす影響を知って欲しいもんです、、、
③
全面禁漁は、巻網だけにして下さい。
巻網だけが、マグロの漁獲方法。
みたいに書かないでくれませんか?
親魚も幼魚も巻網が巻いていった結果でしょうに、近年の急減は。
資源が危機的で在る事は同意するけど。
それを世間に解って貰うことは大事だと思うけど。
なんで、それと対照的に持続的で資源に優しい漁法が在ることを書かない?
マグロ獲る=乱獲=巻網も延縄も一緒。
と思われることが杞憂に終われば良いのですが、、、
巻網を全面否定はしません。
延縄だけでは、需要に応える量を賄えるとは思っていませんし。
クロマグロやミナミマグロなどの刺身用のマグロは、
主は海外の巻網による違法な乱獲が原因だとは思っていますし。
ただ、延縄より資源への影響が大きいのは明らかだと思うんですよね、、、
GDP年率マイナス12.7%、、、
これって、とんでもない落ち込みですよね。
外需一本槍で輸出に依存した経済だからなんでしょうね。
まあ、それを否定するつもりはないです。
資源の無い国ですから、そうせざるをえんでしょう。
しかし、今からは、内需でしょう?
特に食糧生産を中心とした一次産業メインで。
せめて、少なくとも世界経済が好転の兆しを見せるまでは。
絶対、国際的に食料の奪い合いが始まりますって@@;
それが市場での奪い合いなら良いんですが、、、
四季の在る海洋国なんだから、食料の自給率を上げることは出来ると思う。
減反調整なんぞ、やっとる場合か?
マグロ延縄船の数を減らしてる場合か?
植林しまくって放置している森林も活かしましょう。
一次産業が内需で活発になれば、二次産業→三次産業と繋がって行くと思うんですけどね、、、
まあ、素人の妄想的なボヤキですが(笑)
けど、本当に内需対策に本気で取り組んでもらいたい。
ただし、ばら撒くだけの2兆円はご勘弁。
個人的にも、内需の為に、国産の物を買わなきゃダメかな^^;
ん?結局は、やっぱ地産地消になるのかな?