万博記念公園
甲子園応援バスツアーでは、甲子園から連絡があるまでエキスポランド駐車場で待機となった。
その間、私はMeguさんと隣接する万博記念公園を散策することにした。
万国博覧会が開催されたのは1970年とのことなので、38年ぶりということになる。
入口でガードマンに目玉は何かと尋ねたら、ソラード(空中観察路)と日本庭園だと言う。
さらに、日本庭園はお金を掛けており、お勧めだと言う。
そこで、我々は日本庭園をじっくり巡ることにしたのである。
日本庭園は実に素晴らしかった。松の美しい池と築山の庭園、洲浜をかたどった庭園、
万国博覧会当時、内外の賓客をもてなす為に造られたという茶室。
私達は千里庵で石庭と梅を見ながら抹茶をいただくという至福の時を過ごす。
心字池 洲浜
茶室「万里庵」 茶室「千里庵」
その後、竹林や滝、小川のせせらぎにも出くわす。
かくして、2時間の静かな散策を終え、甲子園へ向ったのである。
滝 小川のせせらぎ
甲子園応援バスツアー
我が母校千葉県立安房高等学校が、1901年(明治34年)の創部以来108年目にして、
21世紀枠で甲子園初出場となった。
夢のような出来事であり、私にとって最後のチャンスと思え、意を決して応援バスツアーに参加したのである。
スポーツクラブ仲間では、北海道出身のMeguさんが同行を申し出た。
出発地の千葉駅東口NTT前に着くと、「必勝安房高等学校」と張り紙をしたバスが4台も待機していた。
銚子からやって来たというMさんは、これで銚子の人達と対等に話ができる、と笑顔で話し掛けて来た。
(かつて銚子の高校は甲子園へ何度も出場していた。)
お互いに館山出身の卒業生というだけで、気さくに話がはずむのが不思議である。
バスは20時(21日)に出発して、大阪駅に7時頃(22日)到着。
ここで、開会式を見たい人達が下車。離団した人数は半分を超えたであろうか。
私は夜行で眠れなかったこともあり、エキスポランド駐車場での待機組に回った。
11時30分に昼食の弁当が配られるとのことで、私とMeguさんは、隣接の万国博記念公園内の
日本庭園を散策して静かな時を過ごした。
駐車場に戻ったら、館山と東京からの「必勝安房高等学校」のバスも合流して駐車場を占拠していた。
この日の応援バスは50台にものぼったという。
昼食を取っていても自然と交流は生まれるものだ。市川からやって来たAさんとは、お互いに記念写真を
後日交換することになった。 銚子のMさんは、車中で隣り合わせになった五井からやって来たKさん(館山出身)を紹介した。
一緒に幼き頃の館山の思い出話をしていたら、あっという間に甲子園への出発時間になった。
一塁側アルプススタンドは、バス50台の紫軍団で埋め尽くされた。
試合はと言えば、前半は熊本城北高校の村方投手に抑えられ、一生懸命の応援席に落胆のため息がもれる。
後半になって、村方投手は走者が出ると、球がうわずって来た。
どちらが勝ってもおかしくない展開に、応援席は盛り上がった。それにつられて、私はメガホンで手をたたく中に
手が痛くなってしまい、膝を打ち鳴らすようになった。後で分かったのだが、膝にはあざができてしまった。
0-0で迎えた九回表、均衡は破れた。安房は二死一塁から4番鹿嶋が右中間へ三塁打を放ち先制点を上げる。紫軍団は歓喜に湧いた。 私が隣で静かに応援していた紳士に手を差し伸ばすと、紳士はぐっと握り返して来た。
続いて5番佐藤も左前に運び2点目を奪った。スタンドの興奮は最高潮に達する。
今度は紳士が私の身体をポンポンとたたいて来た。
私は斜め後方で観戦しているKさんとMさんにVサインを送った。
気付いたKさんも満面の笑みでVサインを掲げて答えて来た。
九回裏、城北はねばりを見せたが、安房の佐野投手は逃げ切った。
勝利の瞬間、私はMeguさんとハイタッチ、紳士とその友人とは握手、握手。
万歳、万歳!!紫軍団は狂喜乱舞の喜びようである。
球場を出た所で、偶然館山に移住する為に家を作ってもらっている棟梁の家族に出会った。
息子さんとおめでとうございます、と握手を交わしていたら、普段は冷静な棟梁が喜びを爆発させて抱き付いて来た。
球場から浜甲子園駐車場までは20分程歩いた。
城北高校のチアガールに「試合には勝ったが、応援には負けたね」と言ったら「ありがとうございます」と言う。
また、「城北は3度目の出場で馴れているんだろうね、素晴らしい応援だったね」と言ったら、「11年(?)ぶりで
1ヶ月間特訓を受けました」と言う。「それじゃ~指導も良かったんだ」と言ったら「ありがとうございます」と言う。
チアガールの中に指導された若い女の先生が居たのである。
バスは大阪の箕面温泉スパガーデンに寄り、ここで夕食、入浴、休憩を取る。
22時30分に出発。7時頃(23日)に千葉駅東口NTT前に到着。
かくして、沢山の出会いと感動をくれた甲子園応援バスツアーは終わったのである。
クリスマスローズとクロッカス
3月16日(日)と18日(火)に千葉市の花の美術館に足を運んだ。
お目当てはクリスマスローズである。
野村和子編「四季の花だより」によれば、クリスマスローズはヨーロッパではクリスマス頃に咲くものが
多く、ローズと言ってもバラではなくアネモネやフクジュソウと同じキンポーゲ科の仲間、とある。
パンジー・ビオラ・菜の花が咲き乱れる前庭を通って、脇庭ボーダーガーデンに歩を進めたら、そこに
クリスマスローズはあった。
「四季の花だより」に記されている通り、しぶい花色でうつむいて咲いていた。
美術館の中にも入ってみた。春燦燦と銘打ったアトリウムフラワーガーデンには、春の花々が咲き誇り、
春本番の風情を醸し出していた。
さらに屋上庭園に出てみたら、サフランに似た花が咲いていた。
帰宅して「四季の花だより」を開き、それがクロッカスだと分かった。
共にアヤメ科でクロッカスは春に咲くが、秋に咲くクロッカスがサフランだという。
乙女椿と木瓜
冬枯れの光景の中で、私の住む団地では先ず山茶花や寒椿が咲く。
今は藪椿が目を楽しませてくれる。
3月17日(月)、自転車を走らせ千葉みなと公園に向う。道すがら山茶花や藪椿の他にレンギョや
ハクモクレンにも出くわし、春の訪れを実感する。
みなと公園は見事な枝垂れ桜や睡蓮に出合える所であるが、今日のお目当ては乙女椿である。
しかし、枝垂れ桜は蕾が膨らみ、今にも開花しそうな勢いなのに、生垣の乙女椿は未だ蕾ばかりである。
めげずに探したら、1個だけ大柄で花びらがいっぱいの乙女椿の花を見付けることが出来た。
帰り際、ホテル ポートプラザちばの壁際で大きな木瓜(ぼけ)の木が目に入った。
ぼけからは呆けを連想したが、このぼけの木は呆けどころか、はっきり・すっきりとした鮮やかな
紅色の花を咲かせていた。
ホームページ「季節の花300」にアクセスしたところ、ぼけ(木瓜)は実が瓜の様な形であるところ
から「木瓜」。「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたのだが次第に「もけ」→「ぼけ」になった、とあった。
めげずに作る俳句かな
コンパクトデジカメを入手してから、散策路の四季の移ろいを深く観察するようになった。
それと共に風景スケッチの類であるが、俳句がぱらぱらと口に出るようになった。
その後、俳句の基礎を学ぼうと、地域の高齢者福祉講座で「俳句」を受講した。
受講者は皆大変上手で、しかも講師からけちょんけちょんに言われるわで、自信喪失。
ぱったり作らなくなってしまった。でも、朝のNHK俳句だけは妻と一緒に見ていた。
デジタル一眼レフを購入して、物の見方が深くなり、その分感激も増して来た。
それと共に再び俳句が脳裏をかすめ、写真に俳句を付けるようになった。
しかし、妻に見せると不評である。句の背景を話すとほんの少し褒める。
この年になると、朝早く目が覚めてしまう。5時前に起きては駄目と厳命されているので、多くの場合
「春浅し めげずに作る 俳句かな」とばかりに、布団の中で指折り数えている次第である。
地元の海岸からシルエット富士を撮ろうと追っかけ回していた時、もう終わったとカメラを片付けて帰宅の途中、
再び空が明るくなり、シルエット富士が現れた。
残り少なくなった人生、このシルエット富士の如くかくしゃくと過ごしたいものだと思った。
海洋教室で千葉県の視察船若潮に乗船する機会があった。
写真を整理していて、船を追いかけて飛ぶ鴎を見ていたら、先日の千葉県野島崎沖での海上自衛隊の
イージス艦「あたご」と勝浦のマグロはえ縄漁船「清徳丸」のいたましい衝突事故に想いが行った。
ちば民話フェスティバル
昨年の10月から今年の1月まで、県内12市町で「民話駅伝inちば」のたすきがリレーされていた。
そのゴールである「ちば民話フェスティバル」が3月9日(日)千葉市青葉の森公園芸術文化ホールで
行われ、スポーツクラブ仲間と一緒に聞きに行った。
そこでは、北は野田から南は館山まで、県内各地の語り手が一堂に集い、千葉に残る民話や昔話を
語ってくれた。
私は、故郷館山市の語り部「さくら貝」の語り布良星と地元千葉市の「民話の集い」の語り千葉笑いに
注目したが、夫々第一部と第二部のとりを務めるだけあって実に素晴らしい熱演であった。
また、前二者と同様、ジェスチャーと方言を交えた巧みな話術で聴衆を魅了した市原市の市原の民話を
語る「どんぐり座」の語りかっぱのくれたつぼが、私のお気に入りベストスリーと言えよう。
千葉市 「民話の集い」の語り部 市原市 市原の民話を語る「どんぐり座」の
語り部
最後は千葉寺に伝わる千葉笑いにちなんで、参加者一同 ワッハッハ、ワッハッハ・・・・・・と大笑い
して幕となった。
最近落ち込んでいたと言う友人も一緒に笑った。


































