アシックスのHYPER SPEED3ですが、累計3回も購入して、のべ2000km以上も走ったのですが、ちょっと気が向いて、今回は”MAGIC SPEED 3"を購入してみました。
購入経緯
実は2週間ほど前に購入済みだったのですが、、、会社の福利厚生でスポーツや健康にまつわることに年間15000円補助されるというのを使っておりませんで(笑)
そろそろランニングシューズが買い替えの時期に来ていたので「それなら買っちゃう?」ってことで、今回はMAGIC SPEED3を購入してみました。
定価は16800円みたいですが、もろもろの店頭の割引で13000円台の後半ぐらいの価格で販売されていました。中厚底+カーボンプレート入りと思えば、そんなにとびっきり高いってこともないですね。だいたい、このくらいのグレードのランニングシューズは他メーカーだと25000円前後な気がするので良いお買い物な気がします。
カーボン入りのランニングシューズ
数年前からカーボン入りのランニングシューズというのは、ごく普通に売るようになっていますが、正直、中上級者向けのニュアンスが強く、初心者が使ってもかえって足を痛めてしまいそうなことが書いてあります。
そのあたり、正直、各個人で良く調べて買うようにしないといけない商品です。今回のMAGIC SPEED3に関しては、いろんなところで「6分/kmは楽だけど、5分40秒/kmはちょっときついぐらいの人向け」って書いてあるので、レンジ的には、今の私にぴったりくるはずだと思って購入しました。
いざ開封
こんな外観です。HYPER SPEED3と大きく違うかと言えば、そんなことはなく、外観的には色を除けば、ほとんど似た感じです。アッパー素材とかも似ています。ソールの素材はもちろん違うみたいですが。
ソールの裏面を見てみます。
このレイアウトもHYPER SPEED3と、ほぼ同じです。中央部分にカーボンプレートが見えているところが違うぐらいですかね。
履いてみる
軽いです。厚底+カーボンと言うと、シューズ自体は結構重くて、ただクッション性とか反発があるので、重さが気にならない、楽に走れるという感じを良く聞きますが、こいつは軽いですね。
普通に履いて「歩く」という動作だと、カーボンの固さが足底にしっかりわかりますね。「硬い!」って感じがします。その分、ロッカー構造と言われる転がる動作も意識しやすいです。
試走(10km)
そんなわけで、いつものコースを10kmほど走ってみました。
10kmで55分32秒でした。2日ぶりなので、身体の疲れとかはないと思いますが良いタイムです。
ラップの詳細と感想はこんな感じ。
- 5分52秒
いつもは6分10秒前後が多いのですが、普段通りに動いたらだいぶ早くなってることに気づいた感じでした - 5分38秒
- 5分38秒
いつも3kmすぎるまでは、あまりタイムも気にしないのですが、気づくとこんなペースで速すぎるかな?と不安になる感じ - 5分40秒
- 5分44秒
意識的に抑え気味に走りました。カーボン入りのシューズはペースを抑えるのが難しいという話がありますが、そんなこともなかったです。5kmの通過は28分33秒なので、いつもより若干速いぐらいです。 - 5分29秒
- 5分27秒
- 5分26秒
気持ちよく3ラップを5分30秒切って走れました。苦しいという感じはなく淡々と走っているとこのペースになっていたという感じですね。全般的にペースが速いので、若干苦しいのかな?って気もしましたが、まぁ耐えられる感じです。 - 5分19秒
- 5分15秒
いつもなら意識的に最後の2kmはペースを上げるのですが、今日はつとめてあげないようにしたのですが、それでもちょっぴり上がってしまった感じで5分20秒界隈です。
疲労感
そんなに極度の疲労感はありません。新しい靴を使い始めた時に特有の足の疲れはありますが、これはいつものことなので、気にしてもしょうがないのかなと。
10km通過時の力感で、どこまで走れそうなのかな?というのを考えたのですが、おそらく15kmまではいけたのではないかと思います。17~18kmぐらいまでいければかなり良い感じですよね。ハーフの最後まで、このペースを維持するの、もうちょっとトレーニングが必要かもしれません。
まとめ
まぁ、シューズで足が速くなるわけではないですが、カーボンの威力というのはそれなりに感じます。ただ、一方で脚への負担もあるのかなーとは思うので注意しながら使っていきたいと思います。
5分30秒~5分40秒というペースの維持をアシストしてくれると思うと、これで心肺機能的に、すこし鍛えられるとアベレージで5分35秒ぐらいでハーフを完走できるかな?などと目算しています。
問題はこの靴が何kmぐらいもつかですかね。コスト的には750km以上ぐらい持って欲しいなーとは思いますが、それは数か月後に(笑)