わたくし、この週末も事情により大阪に滞在しておりました。

大阪南部のある町で用件があったのですが、

なにぶんこれまで大阪駅以南の地域を一度も訪れたことのなかったわたくし。

今回は昼過ぎにはフリーになることが確定していたので、

せっかくだから知らないところを訪れておきたい・・・


物珍しさからついつい、

いつもの探検欲がモゾモゾ沸き起こってきたのでした。


大阪南部といえば、もしやこの時期は「だんじり」の季節か?!

…いやしかし、岸和田のだんじりはもう終わってるんだっけ??


よくわからないので、事前にリサーチしたところ、

ちょうどこの日は、「千早赤阪村」というところで

年に一度のだんじり祭りが行われるとのこと。

…ほほう、岸和田以外にも、大阪のあちこちでだんじりのお祭りは存在するのね。


だんじり、実はわたくしがずっと見てみたかったお祭りのひとつでした。

小学5年まで暮らした横浜・戸塚の町では、

年に一度、「八坂神社のお祭り」という町をあげてのお祭りがあり、

毎年友達と行くのをとっても楽しみにしていたものでした。
色つきのヒヨコとか買っちゃってあとあと後悔してる友達、

必ずいませんでしたか?

その後引っ越した神戸の町には、残念ながら

毎年恒例の大掛かりな伝統行事といえるものがほとんどなく、

以来、私は「伝統的なお祭りのある地域」に強い憧れを抱くようになるのでした。

関西だとだんじり、

あとは東北の三大祭り、

四国の阿波踊りやよさこい、

福岡や長崎にも大きなお祭りがありますね。


地元の人が総出で取り組めるお祭りのある地域が、

とっても羨ましかったのです。

…ところで。

千早赤阪村。

つる丸、これはどこかの地域の呼称とばかり思い込んでました。
なんとなんと、本当に市町村区分の

「村」 に該当する地域だったとは!

大阪にも、「村」があったのですね…。


昼過ぎに用件を終えて、いざ千早赤阪村へ。

まずは近鉄の富田林駅で下車します。

駅のホームから見るPLタワーは圧巻です。

どうやら目的地までのバスは2時間に1本ほどしかなく、

わたくし、ちょうど乗り逃がしてしまったようです。

他にも路線バスが数本出ていましたが、

まったく土地勘がないので、タクシーでいざ現地を目指すことに。

今日のお祭りは、

「建水分(たけみくまり)神社」という

地元の神社の例大祭であるとの情報を仕入れていたわたくし。

http://www.takemikumari.com/


しかし、お祭りの会場や、

だんじりがどこで見られるのかといった情報は、

あまり、よくわかりません。

…迷わず行けよ…行けば分かるさ。

駅前でタクシーをつかまえ、

清原似の運転手のお兄さんに行き先を伝えます。

するとお兄さん、

「今日はだんじりが通るから、道路があちこち塞がってるかも。

途中で降りてもらうことになるかもしれん」

と。

ええ、構いませんとも。

お願いしやすっ。


勢いだけで一路、目的地を目指します。


大阪にもこんな鄙びた地域があったとは。

山に囲まれた町の中を、ずんずん進んで行きます。


富田林の町の中でも、あちこちでだんじりと、

町名の入ったハッピ姿のおっちゃん、

お兄ちゃんお姉ちゃん、

チビッコ達をたくさん見かけました。


すごいなあ、今日は地域を挙げてのお祭りの日なんだなぁ。

髪の色も気合入ってるなぁ。

チビッコたちは今日のために親御さんにブリーチしてもらうのか、

それとも………



いよいよ千早赤阪村に入ると、交通規制で

車が思うように進まなくなる事態が発生げっそり



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



迂回して別の道を進むと、

今度は路駐の列、列、列げっそりげっそりげっそり


こ、これは地元の人たちの?それとも、観光客の車かい???


なんとか神社の手前で下ろしてもらいました。清原番長、ありがとう!


人気のない静かな道を歩きます。

しかし、こういう光景を見るに、

確かにだんじりはどこかに出ているようです。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



ようやく「建水分神社」に到着。


しかし


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


人っ子ひとりいないお・・・・・・・・・・・


ちゃんとお参りをしていきます。



さて、お祭り会場はいずこ。探して、てくてく、てくてく。

一帯は美しい田園風景が広がります。

あちこちに棚田が。心が安らぎます。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



しばらく歩いていると、どこからかお祭りの喧騒が聞こえてくるではないですか。


どこだ、どこだ…


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


あっちだーっっっ!!



棚田群の向こうに、だんじりと人の群れを発見!


うーむ、田んぼを横切っていきたい!

しかし、近道がわからない。。


そういやわたくし、

お祭りみたさに道を急ぐあまり、

出先からスーツ&ヒールのまんまで駆けつけてました(^_^;)


ここで楽な格好に着替えて、

なんとか目的地まで早く辿り着きたいものです。


近くにあった

「道の駅 千早赤阪」のトイレで

スーパーマンばりに速攻衣服チェンジ。


よっしゃ!これで目的地までサクサク走れます。




ちなみに、千早赤阪村のゆるキャラ看板がありました↓。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

イケメンキャラ?


次の大河ドラマを前に大人気(らしい)、

湖北の「浅井三姉妹」とテイストが似てる気がするのは気のせいかしら?


しかし、キャッチコピーが「やる気 元気 井脇」みたいですな。



途中の軒先でかわいいにゃんこを発見↓


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



いじりたい誘惑にかられるも、まずは祭りへ急ぐのだ。



人気が多くなってきたあたりから逆走してみると


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



キタキタキターーーーー!
ついに、だんじり会場到着です!

生まれて初めて間近に見るだんじり。

感激です!!



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


くわっっっけーーーーーーーーーー!!!!!



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


もう、全身から、アドレナリンが


ポゥワ―――!!ドゥウワ―――!!!!!


って放出(not「はなてん」)される感覚がわかります。




村中のだんじりが一挙集合。いやはや、壮観です。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


まさしくイメージしていた「河内のお祭り」。
気合が違うね!


お祭り気分をもっとアゲようと↓


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



いちご飴ゲット!


甘く熟した良いいちごでした。




こういう伝統行事が、

先祖代々受け継がれているって素晴らしいなぁ。

あのお兄やんお姉やんの

気合の入ったハッピ姿やサラシ姿を見るに、

若者たちにも愛されているお祭りなのでしょう。

地元の大人たちの温かい愛情が若い世代にもさぞかし注がれていることでしょう…


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


…と思いたい。


大阪の街まで引き返したら、

さっきの喧騒のせいか、

町行く人たちがやけにおとなしく見えてしまいました。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



いやはや。人生初。

貴重な体験ができた、秋の週末でした。

昨日、急な用事で大阪に行ってきました。



できれば朝イチに現地入りしていろいろ準備したかったのですが、
金曜夜発の高速バスはあいにくどこも満席。。。


そういえばこの週末、世間は三連休でした。
行楽シーズンですもの。
致し方ないですね。


朝9時台の「のぞみ」で一路、新大阪へ。


水曜の晩に大阪行きが決まり、
まったく準備らしい準備もできず東京を飛び出してきたので、
ひとまず新幹線の中で用件をあわてて整理。

あっという間に2時間半が経過していました。



新大阪のホームに降りると、いつもと違う様子の新幹線を目撃。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!



ドクターイエロー」だあッ!



すごい、すごい、大人気。
老若男女、みんな携帯持ってデジカメ持って撮りに走ってます。
ちびっこたちは大興奮してます。


縁起のエエもん見さしてもろた~、ということで。
いそいそと新大阪駅から大阪駅、さらには環状線に乗って新今宮へ。


ああ、通天閣寄りたい。串揚げ食べたい…
ぐっとこらえて、スルーです。


新今宮からは、人生初。南海電車に乗車します。


いきなり切符の買い方を間違える始末。
あちゃちゃ。


でもって、えーと、どこのホームから乗らなきゃいけないのかな。
落ち着け、つる丸!!


思えば、梅田より南の大阪エリアは、私にとって未踏の地。
それだけにドキドキ感も倍増です。


途中の駅で降りて、住吉大社にもお詣りしたいなぁ…
しかし、こちらも時間の都合上スルーです。


なんとかつつがなく用件を終えて、気が付けば既に夕方になっていました。


ふう。ようやくフリータイム。


帰りは大阪駅から22時台の夜行バスに乗車予定です。
ちょいと、時間がありますな。



……なにしよう。



ここぞとばかり、さきほどスルーした住吉大社に行ってみることにします。

南海電車で住吉東駅を降りて、てくてく5分ほど歩くと住吉大社到着…




って閉門してるー!


http://www.sumiyoshitaisha.net/dictionary/faq_sise.html#no02


5時までだったんだ、参拝時間……orz


またの機会に出直します。
とりあえず記念に外観をぱちり。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。



まだ、時間はあります。
しばらく南海線クルーズといきましょう。


南海電車のホームの発車時刻表示は、
ちょっと懐かしい、「ザ・ベストテン」風の“パタパタ”仕様。


しかし、走っている特急列車はずいぶんとハイスペックです。

丸い窓の青いボディ。
http://www.nankai.co.jp/traffic/index.html
http://www.nankai.co.jp/traffic/express/rapit/index.html


銀河鉄道999に出てきそうなビジュアルのこのステキな列車、
「ラピート」というそうです。
(そういや昔、テレビCMで見たような記憶が)


南海といえば、昔たまたま乗った夜行バスもえらくハイスペックで驚いた記憶があります。



大阪湾に沿って続いているこの路線。
昼前からずっと降っていた雨も上がり、
夕焼けが工場街を幻想的に照らしていました。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


時間にまかせて乗り続けているうちに、電車は県境を越え
終点の和歌山市駅に到着していました。


おー、すごいすごい。わたくし、人生初の和歌山県上陸です。


ひらがなの駅表示。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


わかやまし


わかやまし



わやかまし



わやかまし




やかましわ



やかましわ





うるさいわあほんだら




         …あれれ???




せっかくなのでうろちょろしてみます。
が、暗くなってきたので、ちょっと心細い。


コンビニのお土産物コーナーをのぞくと、
平べったいかまぼこがいろいろ置いてありました。
このあたりの名物なのかな。


むむう、ちゃんと計画して来ればよかったのですが、
用事ついでの立ち寄りなので、じっくりの観光はまた今度にします。
一路、大阪駅へ戻ります。



大阪到着。ずいぶんと駅の工事が進んでキレイになりました。




つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

あれっ、これはスペル的に問題ないのかな…?
「Dooooooooon't miss it!」みたいな使い方なのかな。



夜の9時前になって、
今日一日、ほとんど何も食べていないことに気が付きました


吉野家で牛鍋丼+豚汁をオーダー。
栄養補給した後は、近くのスタバでコーヒーを1杯。
今日一日頑張った(?)自分をねぎらってやります。



涼しくなると、いろいろおでかけしたくなりますね。
今回は弾丸での大阪移動でしたが、今度来た折にはもうちょい、
大阪名所をめぐってみたいものです。

趣味の「ひとり飲み」を語るシリーズ・第3弾。


今日のテーマは 「外飲み」 です。



日記では何度か書いておりますが、つる丸、毎日片道45分の距離を

職場まで自転車通勤しております。


たまーに仕事帰りにどうしようもなくお酒を飲みたいときもありますが、

誘惑を振り切り、脇目も振らずに自転車を漕いで自宅まで急ぎます。


なぜなら、言わずもがな



帰りに飲んだら飲酒運転(道交法違反)


ですから。

orz



そんなわけで、仕事帰りにお酒を飲むことがわかっている日は

必ず公共機関を利用。

自転車は、おうちでお留守番です。




家飲みは楽しいです。

周囲の目を気にせずにのんびりダラダラお酒を楽しめます。

DVDとかバラエティ番組を見ながら無駄につっこんだりできます。

ラジオ番組を聴きながら無駄につっこんだりもできます。


それでも「外」、

つまり、お店に行かないと味わえない美味しいものもあります。

おうちでどうしても作れない、

スーパーやお惣菜コーナーでも替えが効かない、

やっぱプロにはかなわないやってお料理もあります。

新鮮なお魚しかり、香ばしくてジューシーな焼き鳥しかり、

その他、もろもろ。


そんなお料理を楽しみたいとき、私は、

どうしても電車とバスを使わざるを得ない

「雨の日」の帰りを狙い目にしています。


仕事帰りにだんなに電話して、


「おつかれー。今日は夕飯、うちで食べる?外で食べる??」


「今日は遅いから、職場の人たちと食べて帰る~」


この返事があったら、外飲み決定お酒



つる丸の公共機関通勤は過酷です。

(もっと過酷な方がいらっしゃったらごめんなさい;;)


まずは最寄りのバス停まで、歩くこと5分。

しかし、駅までのバスが1時間に3本しかないため、

たいていはそのまま歩いて、さらに15分。

京王線千歳烏山駅に到着です。


ここから、吉祥寺に向かいます。

直通の路線バスがあるものの、渋滞多発地域のため

リスクを回避して電車を利用します。


遠回りながらもやむなく、都心寄りの明大前駅まで乗車。

ラッシュに耐えること10分。

井の頭線に乗り換えるも、なぜか朝は

途中駅の富士見ヶ丘止まりの列車が多い・・

5分~最大で10分程度電車を待って、終点の吉祥寺まで。

下車の時点で、自宅を出て既に1時間が経過。


ここからさらにバスに乗ります。

これまた、あまり本数の多いとはいえない路線でして。

何分か待って、20分ほどゆられて、ようやく職場到着です。


乗り換え嫌いのつる丸にとっては、まさしく苦行。。。。。

転職が決まった段階でチャリ通を即断してしまいました(笑)



通勤で疲れて、仕事で疲れて、

またまた元来た道を戻るんかい(怒)

ということで、めんどくさい帰り道を少しでも楽しくするために、

雨の日になると、ひとりでお酒が飲める

ステキなお店を開拓しております。


今日は、つる丸お気に入りの立ち寄りスポットを3つ、ご紹介します。



まずは乗り換え駅の吉祥寺から、


「ヴィレッジヴァンガードダイナー」。

http://www.village-v.co.jp/diner/


言わずと知れた、「ヴィレッジヴァンガード」プロデュースのお店です。

本屋がやってるゴハン屋かぁ、とあなどるなかれ。

どっしりジューシーなハンバーガーと、

アメリカンなメニューが美味しくいただける

本格派のダイナーなのです。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらは「アボカドレイバーバーガー」1100円ナリ。


なんと、アボカドを1/2個も大胆に使用したこのバーガー。

溢れんばかりのボリュームですが、わさび醤油のソースが

いい感じの隠し味になっていて、不思議としつこくなく、

ペロリといただけてしまいます。


温かみあるアメリカンでウッディな内装もお気に入り。

ファンキーな格好の店員さんが、

とっても丁寧で腰の低い接客をしてくださるのもポイントです。

とにかく心地よく過ごせます。

リピーター率、すごく高いんだろうなあ。


そしてなにより、

このお店がつる丸のココロを鷲掴みにして離さないのは、

世界各国の瓶ビールの品揃えがハンパじゃない!!!!!


つる丸、海外のビールが大好きなのです。

日本のこっくりしたビールも美味しいけれど、

ちょっと脂の強いお料理には、

海外のライトな飲み口のビールがどうしても欲しくなります。

(ちなみにわたくし、五反田のWIRED CAFEで

コロナビール+チキンバスケットをつまみに

今の職場に出すエントリーシートを書いてました・笑)

あとは中華料理に青島ビールとか、生春巻にベトナムビールとか、

もう最強の組み合わせですね。


↓この夏いちばんの個人的ヒットだった、

アメリカ・アンカー社の「サマービール」。

さっぱり、レモンのような風味で飲み心地抜群でした。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

ハンバーガーもドリンクもやや高め

(ビールは800円~1000円の価格帯だったかな)なので、

手のかかる仕事をやり遂げたときや、

すんごーくお腹が空いてクタクタなときに立ち寄る、

パワーチャージ用の特別なお店です。



お次は最寄駅の千歳烏山から、


「地鶏酒肴庵 ハナタレ」。

http://r.gnavi.co.jp/e156600/


「ハナタレ」という店名は、


“焼酎を蒸留した時に初めに垂れてくる、

度数も香りも高く希少な部分”


の名称から取った店名だそうで。


その名の通り、メインのお料理は焼き鳥ながらも、

ここのお店は焼酎が充実。

カウンターの奥にいろんな銘柄の焼酎が並んでいます。

カウンター越しに焼酎のビンのラベルを眺めるのが、

ここのお店での楽しみのひとつです。



・・・といいつつ、つる丸は基本「焼き鳥にはビール」派なので

ここで焼酎をいただいたことはまだないのですが(笑)



そして座るのがいつもカウンター席ゆえ、

撮った写真がありません。。。すいません。


いつ来てもプリップリの焼き鳥がいただけます。

店員さんのニュートラルな接客も、ひとり酒には好適です。

隣のカップルやおじさんたちの会話に耳を傾けて楽しんだり、

ひとりでtwitterでくだ巻いたり

(悪態ついてるわけじゃないですよ、断じて!(汗))、

思い思いの過ごし方をさせていただいてます。



最後に。

千歳烏山のお隣、仙川駅近くにある

美味しい焼酎とお魚がいただけるお店、「たかぼ」。

http://r.gnavi.co.jp/b156400/


三鷹で仕事があった日の帰りには、

駅前からバスで一路、仙川へ向かいます。

余力があれば我が家まで歩いて帰りますが、

仙川からの道はちょっと暗いので、

怖がりのつる丸、たいてい烏山まで出て帰ります。


途中の道に、謎の標識とか、剣道着をマネキンにして置いてる家とか、

ちょっとした恐怖スポットが点在してるんだよなぁ・・・・・・・・・



ここは地元っ子の友人に教わったお店です。

長崎直送のお魚の美味しいこと、美味しいこと。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


この日のお通し:あいなめのこぶ〆と小松菜の白和え。

つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


暑かったのでさっぱりと。ゴーヤと茄子の煮びたし。

つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


本日のお目当て!五島あじのお刺身。甘い!ぷりぷり!

そしてお店のお兄さんにおすすめの焼酎を聞いたら

裏メニューから登場、鹿児島の焼酎「七窪」。

つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

〆は「五島うどん」。

見た目はひやむぎのような細い麺。

食感はちゃんと、うどん。


店員さんとあれこれお話するのも楽しいお店です。

いつ行ってもお客さんの明るい地元トークが聞こえてきます。

仙川っ子たちに愛されている感じがひしひしと伝わります。



雨の日だけを狙って行くので、まだまだ開拓は発展途上。

みなさまのおすすめの「ひとり飲み」スポットがありましたら、

ぜひぜひ、つる丸に教えてやってください!

よろしくお願いしますニコニコ





つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

写真は新潟みやげでいただいた「越乃寒梅」。

大好きな銘柄のひとつです。



さてさて。今日の話題は「家飲み」です。


転職前は毎晩帰りが遅く、

外食&飲み会もしょっちゅうのつる丸でしたが、

今では遅くとも9時には帰宅できる生活になったので、

毎晩ちゃんと夜ごはんを(あと、以前は手抜きしてた朝ごはんも)

作れるようになりました。


そして、先述の通り、外飲みの機会が減ったので、

お酒を飲む場所は、もっぱら自宅になりました。


家飲みを始めて気がついたのですが。。。


実は、美味しいお酒が入手できるお店が自宅界隈にいくつもあることが発覚ラブラブ!

なんともありがたい環境だったことに、いまさらながら感謝です。


そんなわけで、まずはつる丸がよくお酒を買うお店の話。


いちばんよく寄るのは、千歳烏山駅前のスーパー「シミズヤ」さん。

http://www.food-shimizuya.co.jp/

庶民派スーパー風の店構えですが、実はココ、

紀ノ国屋や成城石井やイカリスーパーに比肩するほどの「高級スーパー」。

数千円のお野菜やお肉が平気な顔をして売場に並んでいるお店なんです。


千歳烏山ユーザーになってはや6年目のわたくしですが、

かつてはとても足を運ぶことのできない、敷居の高いお店でした。


しかし、あるとき、仕事の帰りに無性にお魚が食べたくなりまして、

よく行く庶民派スーパーでピンと来るお魚がなく、

たまたま「シミズヤ」さんに寄ってみたところ

お魚のラインナップと、そして、お酒のラインナップの充実ぶりにビックリ!!


つる丸は特に日本酒が大好きなのですが、ここでは新潟の日本酒を中心に

スタンダードな銘柄から個性的な銘柄まで、幅広く揃っております。

小さいボトルの商品が数多く揃っているのも便利です。


辛口のお酒をよく買って帰ります。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

定番の「一ノ蔵」。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

新潟「よしかわ杜氏」さんの「大辛口」。

インパクトのあるネーミングですが、実際はフルーティで飲みやすいお酒でした。


日本酒のアテには、やっぱりお魚




鯛のお刺身。

白身魚のほか、海老、鰺も大好き。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらもシミズヤさんで入手した、「ほうぼう」のお刺身。

ダイビングをやっている友人に聞いたところ、

伊豆近海ではメジャーなお魚だそうです。


「シミズヤ」さんのお魚コーナーには、

「偶然、網に引っかかったんじゃ・・・w」とおぼしきレアなお魚が

たまーにさりげなく並んでいたりするので、こまめにチェックしてます。



そして、お魚と同じくらい日本酒のアテとして楽しむのが、





うどん。



大のうどん好きです。うどんなら毎日食べてても平気です。


私の麺好きは小学校時代まで遡ります。


あれは小学校6年生の夏。

家族でそうめんの産地として知られる

「播磨の小京都」兵庫県は龍野(現:たつの市)の町を訪れたときのこと。


龍野城跡の近くにそうめん料理のお店がありまして、

そこでいただいたおそうめんの美味しいこと、美味しいことラブラブ!


地元特産のうすくち醤油ベースの、ほんのり甘いおつゆもたまらなく美味でした。


以後、わたくしは大のそうめん好き、ひやむぎ好きとなり、

ここから派生するようなかたちで(笑)稲庭うどんのような柔らかいおうどんも好きになりました。


しかし。

大学の山仲間と愛媛の石鎚山に登りに行く前に立ち寄った香川県で、

製麺所の讃岐うどんを食べて以来、コシのあるおうどんのうまさに開眼。

硬いおうどんも大好きになってしまいました。


ということで、お酒のアテにも欠かせないおうどん。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらは水沢うどん。ちょっと平べったいのが特徴です。

群馬で働いてる友人のおうちで食べて、大ファンになりました。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こっちは稲庭うどん・・・だったかな?


おつまみもよく作ります。

が、うちのだんなちゃんは残念ながら下戸。

ということで、「ごはん兼おつまみ」的なおかずを作るようにしてます。


まずはサラダから。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


コンビーフ入りポテトサラダに、水菜・かいわれ大根・ミニトマトのサラダ。
なんてことない野菜に、お茶漬けの素(梅がベター)を掛けていただきます。

野菜の水分がいい感じにしみ出して、丁度良い塩加減になるのです。

新宿三丁目の居酒屋「西尾さん」でいただいたお通しサラダに感激して、

我が家でもレシピを拝借。すっかり定番になっちゃいました。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらは、かいわれ大根+貝柱+油揚げを味ぽんで和えたもの。

日本酒や焼酎のときは、さっぱり系のサラダがいいですね。



それから。


焼き納豆。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

油揚げに、醤油で味付けした納豆と刻みネギを詰めて焼いたもの。

新潟の郷土料理ですね。


納豆は夫婦ともども大好きで、毎日食べてます。


だんなちゃんがお肉好きなので、こんな料理も。


牛タタキにルッコラを添えて。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


自宅のグリルだと焼き加減がいまいち。

(表面が硬くなっちゃうのなあ)

ま、美味しかったから、よしとしよう。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


同じくグリルで。

手羽先を味付けして焼いただけのシンプルな肴。


ビールのときは、炒め物がデフォルトです。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


牛肉とアスパラの炒め物、煎り卵和え。



エリンギとベーコンのバター炒め。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

居酒屋の定番ですな。




つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


ジャーマンポテト。パセリは抜きで(だんなが苦手なので)。


そのほか、よくおつまみで作るのは



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


アボカドと鮪と長芋の和え物。

味付けは和風ドレッシング+ごまだれ+わさび醤油で。
アボカドが熟しすぎてて見た目が悪いけど、ウマイ!




・・・と、だいぶおつまみの話に偏ってしまいましたがあせる


もひとつお気に入りのお店の話。


成城学園前駅すぐの「宮崎家球三郎商店」さんは、

日本酒と焼酎、ワインの品揃えが素晴らしいお店です。

http://www.miyazakiya.co.jp/


お店の外観。ここから階段を降りると、地下の売場です。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


定期的に試飲会もやっているそうです。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

この間行った時はワインの試飲会の日でした。

今度は日本酒のイベントを狙って行くぞー。


お酒の品揃えも素晴らしいばかりか、なんと


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

ご当地の「酒の肴」も取り揃えているというたまらないお店です。


ここも小さいボトルのお酒が豊富でありがたかったです。

わたくし、一晩で飲みきるタイプなので。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

この日は梅酒が飲みたくて、熊本県は球磨産の梅酒を購入。


熊本と言えば球磨焼酎!

昔から親戚一同の酒盛りで相当飲んできたのでなじみがありますw

でも、熊本のお酒で一番好きなのは、おとそでいただく「赤酒」です。

http://www.akazake.com/


ちなみに・・・つる丸、日本酒好きが高じて

ついに「お取り寄せ」を始めてしまいましたw


伊勢丹立川店の「こだわりグルメクラブ」↓

http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/tachikawa/event/gourmet_club/menu.jsp?id=27


毎月1回、バイヤーこだわりの銘柄が2本ずつ届く・・・というモノ。

今月は新潟県・白龍酒造の「白龍 純米吟醸(720ml)」と

奈良県は五條酒造の「五神「酒蔵」純米吟醸(720ml)」が届くそうです。

うっひゃー、楽しみ!


三十路を手前に、ここ最近、もっぱら「ひとり飲み」の楽しさを開拓中のつる丸です。


本格的に「ひとり飲み」を始めたのは、昨年夏の転職がきっかけでした。


つる丸は大学卒業以来、都心の会社で、営業職として働いていました。


当時のお酒の飲み方といえば、

仕事帰りに同僚や先輩と、職場近くの飲み屋さんで、

ビール片手に上司や会社や仕事そのもののグチに花を咲かせる・・・といった

まんまサラリーマンのおっさん的飲み方がデフォルト(笑)でした。


営業職が仕事で抱える悩みというのは、似たようなものです。

ある時期に、また、ある業務や役職に就いた段階で、

通過する苦労体験というのも、みな似たようなものです。

それゆえ、かつて自分の働いてきた職場では、おのずと

「仕事帰りに飲み屋で語る」文化が醸成されていたのかもしれません。


ところが今の職場では、ひとりの担当が特定の企画や業務を丸抱えしていること、

また、社会人相手の部署ゆえ、勤務時間も休日もシフト制でバラバラなことから、

年末年始のイベントや歓送迎会以外に、仕事帰りに同僚や先輩たちと

飲みに行く機会はほとんどありません。


私自身、通勤手段を電車から自転車に切り替えたため、

仕事帰りの時間を同僚や先輩、上司と過ごすことがなくなりました。


働き始めて最初のうちは、仕事の悩みやグチを吐き出す機会がなくなり、

かといって機会ができたところで、業務が違う他の人に悩みを打ち明けたって

共感してくれる人は誰もいないだろうと、何かと自分でストレスを貯め込んでは、

クヨクヨしていました。


また、営業職という、エネルギーとパワーがものを言う、

逆に言えばエネルギーとパワーさえありゃなんとかなる(笑)職種から、

大学の事務職員というまったくの異職種へと転職したことに加え、

当時は職場でいちばん年齢が若かったこともあり、

「なるべくおとなしくしていないと・・・」

「常に平静を保って、冷静に動かないと・・・」などと、

みずから変なプレッシャーを与えてぎこちない動き方をしていました。


そんなわけで、たまに職場の飲み会があると、

日頃の心労にアルコールが過剰に作用してしまい、

少量のお酒で歩けなくなるくらい悪酔いしてしまう、という有様でした。


おそらく今までの自分は、ストレスの解消法といえば、

「周囲に吐き出す」方法しか知らなかったのだと思います。


グチを言うことだけを、ストレス発散の手段としてあてにしていたのです。


仲間や先輩にグチを言って共有することが習慣化していたために、

「グチを聞いてくれる相手がいるから・・・」と思い込むことが甘えになって、

自分の中で「ストレスとうまく付き合う」「ストレスを消化する」方法を

確立できていなかったんですね。


グチを聞いてくれる相手がいると、話しているうちにだんだん

「そうだ!自分は悪くない!」「そうだ!悪いのはあっちなんだ!」

などと、勝手に思い込むようになります。

だから、ものごとは何も解決しちゃいないけど、

ストレスの原因や対象を誰かになすりつけて、

なんとなく、それで気が済んでしまう。

「グチによるストレス発散」って、まさに、そういうメカニズムなのでしょう。


営業職をそこそこの年数やっていたので、

自分のことを「ストレス耐性」のある人間だととらえていたのですが、

当時の自分は、ガミガミ怒られたり売上数字のプレッシャーに耐えることだけを

「ストレス耐性」として考えていただけなんです。


“まずい。。。。このままではストレスがたまってゆく一方だ!”


「グチらずにストレス解消できる方法」を確立しようと決めたつる丸、

結果的に行き着いたのが、「ひとり飲み」でした。


お酒のおともは、自分自身。

ワーワー文句を言える相手がいないから、

自分の中で自分に問うたり、話しかけたりしないといけません。


「まあ、しょうがないな」

「誰しも、完璧になんてこなせないものだ」

「あの人も、悪気があってやったわけじゃないさ」


そうこうしているうちに、だんだんと、

自分のことも相手のことも、「許せる」ようになってくるのです。


ひとり飲みによる「自問自答」を楽しめるようになったことにより、

「グチを言う」ことは、私のストレス発散方法における選択肢から

外れてゆきました。


「グチを言う」のをグッと我慢せざるを得ない環境に置かれたことで、

つる丸の仕事におけるコミュニケーションも、以前より改善された気がします。


悪いことがあった原因を、すぐに相手のせいにせず、

自分の行動や言動を振り返る習慣がつくようになったので、


「あ、いいですよ」

「大丈夫ですよ」

「私が代わりにやりますよ」

「すみません。私が○○したことが原因でした」


そんな言葉が、素直に言えるようになりました。



他人に「寛容」になること。

30を前に、つる丸が新たに身につけた、心の持ち方です。



こうして、転職後1年余りが経った今では、

おかげさまで毎日リラックスして働いています。



次の日記では、そんなつる丸の日々の心の健康を支える(笑)

我が家での「ひとり飲み」の楽しみ方と、

近くのお店での「ひとり飲み」の楽しみ方について

綴ってゆきたいと思います^^

ブログを更新する際はコーヒーのおかわりが欠かせないつる丸です。

休日はコーヒーの傍らにおやつを並べることが多いです。

個人的に成城石井の自家製スイーツのラインナップは

小売業界最強だと勝手に思ってます。

ちなみに今日のおともはコーヒーゼリーです。

http://seijoishiiblog.com/?eid=11003


そんなつる丸、お気に入りの文具店「subro」さんが

最近、吉祥寺東急の近くに引越しされたので、

ここのところ足繁く通っております。

http://www.sublo.net/

お取り扱いされている文具はこちら

http://sublo.ocnk.net/


以前のお店は西荻窪寄りの五日市街道からちょっと入った、

ヨドバシカメラの裏手エリアにありました。

世田谷区民のつる丸が通勤帰りに寄り道するにはやや不便だったんですが

今の場所だと遠回りせずに寄れるので、とっても便利になりました。

ありがたやありがたや。


そもそも「subro」さんに通うようになったのは、

「東京に“神戸ノート”を取り扱っているお店があるらしい」

との情報を聞きつけたのがきっかけ。

こちらがそのときの感動を綴った日記↓

http://ameblo.jp/tsurumaroom/entry-10633894308.html


つる丸、昔から文具が好きです。

高校時代&浪人時代は、神戸の栄町通・海岸通界隈や

高架下の雑貨屋さんをいつもうろちょろしては

文具を買い集めておりました。


当時からお気に入りだったのが、栄町通にある

「パラマウント・オン・パレード」というお店。

国内のアンティーク雑貨や海外の雑貨をこまごまと集めた

隠れ家的な雰囲気のお店です。


オーナーさんご夫妻の物静かで奥ゆかしい感じや、

いつも丁寧で繊細なラッピング(ドライフラワーを添えてくださったりするんです)が

大好きで、今でも里帰りするとのぞいています。

(土日のみの営業なので、たまたまお休みの場合もありますが;;)


高校時代のつる丸は、昔の缶詰のラベルや切手を買い集めては

ノートにデコレーションしていました。

↓こんな感じのラベルです。1枚50円~200円くらいだったかなあ。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

そういえば当時のつる丸、背伸びをして勉強の難しい高校に入学したため、

学校の授業のレベルについてゆけていませんでした。

文具に凝り始めたのは、少しでも机まわりを楽しくして、

自分のやる気を高めたかったせいでしょうね・・・orz


あと、オーナーさんがたまに買い付けてくるベトナムの雑貨も大好きで、

大学時代に購入したベトナムの小学生用のノートは、

卒論のフィールドワークの記録ノートとして愛用していました。



そして!

当時のつる丸が愛してやまなかったお店が、

今はなき「ecru」。


もともとは西宮にあったインテリア&雑貨のショップで、

高校生&浪人生だったつる丸は、神戸阪急にあった店舗に

週1くらいのペースで通いつめておりました。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

この間たまたま自宅で発掘したecruのフライヤー。

12、3年前のですね。

アイテムひとつひとつに添えられたちょっと毒っ気のあるコメントも

大好きでした。


10代のつる丸はこのお店に通いながら、

将来働き始めて自分のお金を自由に使えるようになったら

「ecru」の家具をちょっとずつ集めてオシャレな部屋を作るぞ!

などと夢見ていたものです。


しかし・・・あるとき突然全店舗が閉鎖してしまって

(あとで知ったのですが、一時は東京進出もしてたようす)

それはそれは悲しみにくれたものでした。

今あるショップで近い雰囲気のお店というと、強いて言うならアクタスでしょうか。

ただ、アクタスよりスパイスが効いていて、商品の価格帯のレンジも広かったので、

10代のつる丸でも、おこづかいの範囲で文具や雑貨やアクセサリーを

買い集めることができていたのですが。

お店がなくなって、もう、10年になろうとしているのでしょうか。

いやはや、残念です。


・・・少し文具から話題が外れちゃいましたね^^;


つる丸はビビッドな色合いの文具や絵柄のかわいい文具に弱いです。

「subro」さんではここんとこ2回連続でチェコの文具を買っています。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらはチェコのラッピングペーパーを利用したレターセット。

大切な人にお手紙を書きたくなります。

10代のつる丸だったら、こういうレターセットでラブレターを書いたことでしょうw


そして、


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらもチェコの文具。色合いと絵柄に惹かれて買ったノートです。

PENCOのBicボールペンもいいですよね。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/htdd/127219.html


ワンポイント入れたくなってカスタマイズ



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

オランダの使用済み切手(ディック・ブルーナのイラストが可愛い!)をペタッと。

画像の具合でずいぶん汚れて見えますが、左側に消印がついてるだけです^^;



珍しいエリアの文具もついチェック。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらは湯島の雑貨屋さん「nico」

http://shopnico2.blog.shinobi.jp/ )で購入した

ブラジルのノート。つるつるの分厚い表紙がいい感じです。

アルゼンチン製の水玉のノートが欲しかったんですが、

1冊1200円もするので、ちょいと手が出ず。


nicoさんにはつる丸の大好きなテイストの雑貨がてんこ盛り。

都内では珍しく、ロシアの雑貨のラインナップが充実しているのがうれしい!

近くにあったら毎日でも通い詰めるのになぁ・・・orz


古いラベルや切手ももちろんですが、シールにも弱いですね。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

こちらのシールは、谷中の「プフレーゲライヒト」

http://m-rai.com/about.htm )という雑貨屋さんで購入したシール。

元バイオリン職人のオーナーさんが、手作業でひとつひとつ、つくっているそうです。


自称山ガール的には左のシールがツボ。

(※注:仕事でお洋服を扱う我がだんなちゃんに確認したところ、

広義の「山ガール」とは、アウトドアブランドにオシャレに身を包んで

高尾山あたりのライトな山にハイクに繰り出す女子たちを指すそうなので、

私のような20キロのザックを背負ってガシガシ登るようなのは

ホントは該当しないそうです。残念ながら。)


ちなみに、右のシールはおまけでいただきました。金と銀の○シールがポイント!



それにしても、ステキな文具を手にすると、仕事や勉強に臨む戦闘能力が

ぐんとアップするような気がしちゃうのは、不思議な効果ですよね。


時間をみつけては過去の訪問記録もアップしております、つる丸です。

本日は08年秋のさとがえりの際に訪れた、

神戸市北区の「弓削牧場」(http://yugefarm.com/ )のようすを

綴ってみたいと思います。


まだまだ暑い日が続きますが、

風が冷たくなってきてあったかいごはんが恋しくなったら、

ぜひ寄ってみてくださいね。


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2008年、秋。


当時のつる丸は、それはそれは多忙な日々を送っておりました。


転職後、初めて迎えた繁忙期。

小さな会社で、営業として新規顧客の開拓をしつつ、

受注したプロジェクトの運営も同時に行っていました。


この頃のつる丸。

夜通し仕事して、他の社員さんが出社してくる前に一時帰宅。

入浴&仮眠を取って昼過ぎからまた出社・・・という日々を

10月、11月と、数週間続けておりました。


そして、ようやくプロジェクトが山場を越えた11月下旬。

晴れて3連休が取れたつる丸は、地元の友達の結婚式に出席するため、

神戸の実家に里帰りしました。


実家に帰る前に、こちらへ寄り道↓

http://ameblo.jp/tsurumaroom/entry-10640821105.html

古都の風景に癒されたのち、神戸へと戻りました。



よっぽど忙しかったのか、珍しく「顔がやつれてるね~(笑)」などと両親に言われる始末。

ちょっと寒くなってきた時期でもあったので、母の提案で、

あったかくて美味しいものを食べに行くことに。


どうやら我が母、ここしばらく、

北区界隈の隠れ家的ランチスポットを開拓するのに凝っているようです。


この日のお目当ては、自宅から車で1時間ほど山側に向かったところにある、

「弓削牧場」。

閑静な住宅街の奥の奥にある、小さな牧場です。


そして、牧場内にある「チーズハウス ヤルゴイ」というレストランが

休日は超満員の大盛況だそう。

なんでも、牧場で取れた新鮮なミルクやチーズを使ったお料理が

楽しめるお店だそうです。


こちらがお店の入口。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

3連休とあってか、けっこうな混雑ぶり。

ランチは1時間待ち?だったでしょうか。



ぶらぶら牧場内を散歩しながら待つことにします。



外のデッキでは、なにやら珍しいお野菜を販売中。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

♪ゆっ、ほっ(ピンクレディーの振り付けで)。



普段はあまり見かけることがない植物も目にすることができます。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

いたるところにハーブがたくさん植えられていて、安らぎます。



「牧場」ですので、もちろん動物も住んでいます。

牛舎のほかにも、こんな仲間たちが。


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

おじいさんみたいなヒゲをはやしたヤギさん。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

そしてこちらは、ひつじさん。顔だけ出して、かわいいの。



つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

ミツバチも育てているんですね。

このハチさんの表情ときたら、もう!愛嬌たっぷりです。

よろしくね!ってね。


さてさて。ぶらぶら歩くうち、ようやく順番が回ってきました。


こちらがお目当てのお料理です!


つる丸の抜き足差し足千鳥足日記。

「ホエーシチューのランチセット」。


牛のホエー(乳清)とカマンベールチーズをじっくりと煮込んだ特製シチューです。


まろやかなミルクの味わいと、ほんのり酸味、そしてハーブの香り。
ここだけで味わえる、とびっきりのシチューです。
一緒に出てくる黒パンとの相性も抜群です!



街中だけじゃない、こんなところにもステキな場所がありました。

激務でクタクタだったつる丸も、キレイな緑の空気とおいしいごはんで

心身ともに癒されて、東京に帰ることができました。。。


大学時代の山仲間がこの夏、だんな様の転勤で、北海道から東京に戻ってきました。
我が家と同じく京王線沿線の世田谷区民になったとのことで、下北沢で待ち合わせして、「まるさんカフェ」でランチしてきました。
http://www.marusan-web.jp/about/index.html


あっさりヘルシーな定食と
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ここの名物、お酢を使ったドリンクにも初トライ。
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わたくしはざくろ酢のソーダ割りをセレクト。甘酸っぱくて美味!


いつ来ても居心地の良いお店です。
私はたいてい、親しい友達と2人でおしゃべりするときに訪れていますが、ひとりでくつろぐのも◎です。


のんびりしゃべった後は彼女の新居へ。
彼女のだんな様はカメラマンなのですが、なんでも、幼少期から猛烈な「撮り鉄」さんだそうで。


そういえば、4年前の夏に彼女のもとを訪ねに、東京から鈍行で北海道へ行った時のこと。

そのとき、当時は彼女の「彼氏」だった、だんな様に初めてお会いしたのですが、

「鈍行で来ました!」って言ったら、

「えっ!北海道&東日本パスで??

はまなす乗った?新札幌⇔厚別間ショートカットした??(以下略」…と、

一発で打ち解けたんだったな(笑)


自宅に入ったら、玄関口にいきなり鉄道関連の書棚がどどーん。
昭和○○年の時刻表とか、ディアゴスティー二の週刊○○鉄道シリーズとか…おそるべし。

どうやらだんな様は「貨物列車」などの業務用車両がお好きなようで、

マニアックな本が大量にありました。


そして、ここのおうち。2羽のインコを飼っているのです。


ももちゃん(メス)
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紙をちぎって切って尾っぽにくっつける習性があるんだって。
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部屋中を飛び回っていたももちゃん。なぜか火災報知機にもじゃれついていました。
思わずこのCMを思い出してしまったわたくし↓
http://www.youtube.com/watch?v=IA25Jk_oRoM&NR=1


ももちゃんの動きに合わせて私がアテレコをしていたら、友達がその日のブログのネタにしようとゲラゲラ笑いながら一生懸命デジタル一眼レフでももちゃんを撮ってました。


こちらはふくちゃん(オス)
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ふくちゃんは、ちょっとしゃべれる。「コンニチワ」とか。
だんな様はふくちゃんに「鉄道唱歌」を暗記させようと、もっぱら毎日口笛を吹いて教育中だそうです(笑)


わたくしもふくちゃん教育にチャレンジ!

彼女が東京に引っ越す際、行きつけの楽器屋さんに餞別でもらったという「オタマトーン」で
かえるの歌とか、ドレミの歌とか、ヨドバシカメラの歌とか、適当に弾いてみたのですが
http://www.maywadenki.com/otamatone/
…うーむ、初回ではいまいち音階が狂うな。もちょい使いこなせるよう頑張ろう…



ひたすら2羽とじゃれていたわたくし。
こんなにお初のお客さんになつくのは初めてだとのこと。
同類だと思われたのかしら。。。

■8月12日(木)

朝の6時にチェックアウトを済ませ、豊岡駅へ向かいます。


すると、外は雨…


なんと!
台風が山陰沖を通過中とのことげっそり


どうしてこんな時に…げっそりげっそりげっそり

晴れオンナ効力も台風の前には無力でした…バッド(下向き矢印)

これでは白砂青松の日本海があなたを追って出雲崎悲しみの日本海に変身してしまうではないですか……霧


それでも仕方がないので始発電車に乗り込みます。
傘を実家から持ってきておいて正解でした。



豊岡を過ぎて数駅。冬場はカニで有名な香住駅から、にわかに車内が混雑しはじめました。
私の向かいにも、ひとり、お兄さんが乗り込んで何やらスタンバっている模様です。


…むむ?
今日はこの界隈で何かがあるのか……???


そしてお隣の城崎温泉駅に着いたとき。。。


乗り込んできたのは、ダンガリーシャツ&ウエストポーチ&プロ仕様のカメラと三脚を抱えた
「撮り鉄」さんたちがいっぱい!!!!!

うおおおおお!!!壮観!!!


「鉄」なイベントがこの辺で確かに起こる!!!


車窓を見まわしたその時、ホームに1枚のポスターが掲げられているのを発見↓

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これかーーーー!!!!!



そう。わたくしが乗っていたのはまさにメモリアルな始発電車。
余部鉄橋の架け替え工事で昨日まで電車が止まってたのね…



※詳細はこちら↓
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20100812-664970.html

イベントのあった駅で撮り鉄さんたちが大挙して降りていく姿はまさに奇跡。

貧血持ちの女性20名くらいは救えるんじゃないかと思うくらい、鉄分の高い空間でございました。




そうこうしている間に、終点の浜坂駅に到着。
ここから15分くらい歩くと、日本海の砂浜に出られるのですが…



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ざっぱーん



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ざざーん



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どばーん





消防団の警備の車も走っていたので、すごすごとあきらめて帰りました。




やれやれ。撮り鉄さんに囲まれたり、台風に遭ったり、なんだかすごい朝です。

息抜きに、県境の温泉郷として知られる湯村温泉まで足を伸ばすことにしました。

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閑静な温泉街。立派な旅館がいくつもありました。


ここの源泉は98℃もあり、日本一熱いことで知られているそうです。
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荒湯界隈では、ゆでたまごをゆでる人たちが。
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足湯。今日はあいにくの天気で、座っているひとはさすがに少ない。
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普通の川かと思いきや
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町中をてくてく、ぶらぶら。
かつて吉永小百合さんの朝ドラの舞台にもなったそうで、
ドラマのタイトル「夢千代日記」をフィーチャーした仕掛けがあちこちにありました。

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夜はライトアップされるそうです。夢…


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ここがドラマのセットなどを収録した「夢千代館」。
昭和の町並みやお茶の間の風景なども再現されています。
「三丁目の夕日」で1・2とも号泣してしまったほどのつる丸なので
(BOSSのCMでも今使われていますが、あのテーマソングが流れてくるだけで泣けるほど威力抜群です)

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こういうノスタルジックな風景にはとことん、弱いです。

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1年後の自分に手紙を出せるなんて企画もあったので、トライしてみました。
ちゃんと届いてくれるとよいなあ。1年後、私は何をしてるのでしょうね。


せっかくなので、温泉に入っていきましょう!
日帰り温泉の「薬師湯」へ。
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暴風雨を眺めつつ温泉に浸かり、雨がひと止みしたら露天風呂へ出て、の繰り返し。
なかなか珍しい体験をさせていただきました。


ひと風呂浴びてさっぱりしたところで、いよいよ神戸に帰ります。

さきほど大変な騒ぎのあった「余部鉄橋」をふたたび通過。
撮り鉄さんの群れもだいぶ落ち着いたせいか、地元の人たちがしきりに写メを撮っていました。
便乗して、わたくしも。
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すっかり現代的な橋になったなあ。何年か前に鳥取に行く途中で通った時は、けっこう怖かったけど。



豊岡まで引き返し、さらに和田山駅まで向かったあと、姫路へと続くローカルライン、播但線でひたすら南下。
姫路駅の直前で大きな虹を見ました。


ここから新快速に乗れば、1時間で三宮です。
友達に待ち合わせ場所の件でメールしたところ


「じゃあ、5時に“パイ山”にしよっかわーい(嬉しい顔)


との返信。


パ…パイ山!!!ひさかたぶりのこの言葉!!!


「パイ山」というのは、阪急三宮駅前のオブジェのある一角のことで、東京でいうところの「ハチ公前」のような待ち合わせのメッカなのですが…

その名前は、このオブジェ群の「形」に由来しています。
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しかも「パイ」だけじゃなく、その背後にけっこうカゲキな彫刻があるのよなあ。


この日も待ち合わせの最中には、ちびっこたちがパイの上でチャンバラごっこをしていたり、わざとフレームアウトさせましたが若いカップルが寝っ転がってひたすらディープキスをしていたり、怪しいオジサンやお兄さんが独り言を言いながらうろうろしていたりと、とてもカオスな光景が繰り広げられておりました。

いかがわしい光景に包まれつつ(笑)、無事、友人たちと再会を果たすことができました。

それにしても、かつての友人たちと再会するたび、みんな大人になってゆくのだなあ…と、あれこれ、しみじみ感じてしまいます。

8月11日(水)。つる丸の里帰りも、今日で5日目。

この日には帰京する予定でしたが、12日の夜に地元の友達の結婚祝いをすることになったので、もう1日ステイ。
しかし、例の18きっぷ(米原→須磨間をだんなと2人でシェア + 帰京用の1回)が2日分余ってしまうので、小さな旅に出ることにしました。
明日の夜までの間、しばし神戸を離れます。

まだ今年は花火もお祭りも行っていなくて、夏らしいことをせずにお休みを終えるのも勿体ないので、キレイな海でも見に行くか!と、日本海側まで出ることにしました。

いつも使っている実家の最寄駅は、改札を出るとすぐビーチ、という関西の海水浴のメッカなのですが、お世辞にもキレイとはいえないので(笑)、たびたび白砂青松の海岸に憧れては日本海側に赴いてしまいます。
冬場に行くとド演歌ですが、夏の日本海はホントに美しいんですよね。

時刻表を調べたところ、なにやら11日まで山陰線が工事のため代替バス運行になっているもよう。
この日は京都から丹後方面を抜けて、兵庫県の日本海側の街・豊岡で一泊し、翌朝からの運転再開を待つことにしました。

まずは京都へ。
里帰りのたびに少しずつ攻略している京都の街ですが、今回は、いつも憧れつつ足を伸ばせずにいた北山・一乗寺界隈を攻めてみることにします。

京都駅まではJRで、そのあとは京阪電車で出町柳駅まで出ます。
えっ、京阪、初乗り運賃210円ですか?!
私鉄なのに高い…我が家の沿線、京王線は120円なのに…(T_T)

出町柳駅前のレンタサイクル屋さんでこの日の足、自転車をゲット。
2年前に訪れたかつての店舗は「通勤・通学用専門店」になっていて、
別の場所にとんでもない量の観光用貸自転車をストックした大きなお店ができていました。
自転車ブームのせいかしら?


それでは、京都北部サイクリングスタート。
自転車の名義はなぜか「ホソ」さんになっている。
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まずは出町柳駅からほど近い下鴨神社へ。縁結びの神社として有名ですね。

TVのロケでもよく使われるという「糺の森」。最近はパワースポットとしても人気だそうで。
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この日は古本市で大賑わいでした。
ここを抜けて、神社の本殿に向かいます。

ここからが本殿。

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帰りに「縁結びの御神木」にもお参りしてきました。
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2つの木が、あら不思議、途中から1本にくっついているんですね。


既婚者のつる丸に恋愛成就の祈願は無用ですので(笑)、家族円満をお祈りしてきました。



つづいては、賀茂川を北上して北山方面へ。
暑いけれど、河原沿いを走るのは気持ちが良いものです。
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北山エリアに差し掛かると、垢ぬけしたカフェや洋服屋さんやインテリアショップがあちこちで見受けられます。


しばらく走ると、上賀茂神社到着。
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境内に川が流れていて、とても涼しい。しばしクールダウン。
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おみくじが可愛い!
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神社のシンボル、葵の葉が描かれているのがポイントです。
ちなみに「中吉」でした。


(後日談)
以前、奈良の春日大社で引いた「鹿みくじ」のシカちゃんと並べてみました。
どっちも愛嬌あるなぁ。。。
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お次は一乗寺方面へ。なぜか、ラーメン屋さんがいっぱいあります。


念願の「けいぶん社」を訪問!
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本のセレクトショップの先駆けとしてあまりにも有名なお店です。
そしてステキな雑貨やアクセサリー、ステーショナリーも扱っています。


哲学書からサブカル本、児童書から旅行ガイド、写真集まで、もう、気になる本がてんこ盛り。本好きの方にはぜひ行っていただきたい!何時間でも過ごせちゃうはずです。


普通の書店じゃちょっとお目にかかれないような本もあって、思わず衝動買いゴゴロに火が付きそうでしたが、帰りの荷物のことも考えて、今日のおみやげは1冊のみに。

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奈良の「カナカナ」というカフェ(ここも居心地よくておすすめですよ)のオーナーさんが書いたロシアの雑貨の本。
ロシアの食事事情や治安、旅行するにあたってのおよその予算、現地で使える日常会話まで網羅されていて、ガイドブックとしても大いに活用できること請け合いです。
いつか極東方面に旅に出てみたいなあ…


うちの母も京都大好きで、おまけに図書館に勤めているので、一緒に来られたらベストだったのですが、この日もあいにく仕事。
本を買って帰ろうかどうしようかと迷いに迷ったのですが、本は次回にお預けにして、こちらの手ぬぐいを買って帰りました。
http://www.keibunsha-books.com/cgibin/hotcake03.pl?Category=%8a%fa%8a%d4%8c%c0%92%e8&Genre=%89%c4%82%cc%82%b5%82%bd%82%ad&ViewCnt=1



炎天下の中だいぶチャリを走らせたので近辺で一休みしたかったのですが、お店界隈のカフェには森ガールな文科系女子たち(おそらく愛読雑誌は「クウネル」「Spoon」といったところか)が大行列…
ロングスカート&白ブラウスorボーダー&麦わら帽子率高し!
そして外で並んでる女子たちがいるけど中の女子たちはおかまいなく店内で本読んでまったりしてる!
完敗じゃ、、、、、、、

あきらめて、出町柳へ戻ります。

自転車を返し、乗り換え駅の三条で降りてスタバで一休み&荷物整理して、今度は地下鉄でJRの駅がある二条へ。

ここから今日の宿泊地・豊岡まで、片道約4時間の長旅が始まります。


途中、隣に乗り合わせた部活帰りの女子高生が、私の肩を枕に眠り込んでしまいました。
それを見てずっとニコニコしている向かいの席のオバサマ方やおばあちゃま方。ちょっぴり照れました。


のどかな車窓風景を楽しんだり、本を読んだり、うたた寝したりしながら4時間が経過。
豊岡駅到着です。


高校1年、2年と部活の合宿で夏休みに訪れて以来の豊岡。
山奥の民宿に5日間泊まって、朝は5時起きでカロリーメイトとバナナ食べて早朝練習に出かけて、その後、昼から豊岡の競技場で夕方まで練習、という日々でした。
この昼練がツラかった!!
神戸より涼しい土地かと思いきや、昼間の豊岡は日本海側のフェーン現象で連日35、6度。
おまけに競技場のタータン(ゴム製の地面)はものすごく熱くなるので、実質、体感温度40度くらいの中で練習してたんでしょうか…


しんどい思い出が蘇ったところで、時刻は夕方の6時前。
もうすっかり日も暮れてしまいましたが、ここから、本日の最後の目的地へとバスに乗り込みます。


バスに揺られること30分。
やってきたのは兵庫の小京都、出石(いずし)です。

出石城跡の周辺には風鈴がたくさん飾られ、涼しげな音色を奏でていました。情緒あるなあ。
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まだちょっと蒸しますが、美しい町並みを眺めて歩いているだけで気持ちが涼んできます。
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出石のシンボル、辰鼓楼。
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おやこれどこかで見たことある…?
(参考)川越市「時の鐘」
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…そんなに似てないか。


とっても遅くなりましたが、ここでようやくランチ(兼早めの夕ごはん)。
出石名物「皿そば」をいただきます。

こちらの「天通」さんは、5時にはお店を閉めてしまうそば屋さんが多い中、夜の8時まで営業しているというありがたいお店。
夕飯には少し早い時間帯でしたが、家族連れがひっきりなしに訪れていました。

「今日は東京のお客さんもいたし、福岡からひとりで来た女性の方もいたよ~」とお店のおかみさん。
普段は大のうどん党を自称するわたくしですが、この日ばかりはそば党に転んじゃおうかと思ったほど、コシのある美味しいおそばをいただきました。

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1人前が5皿に分けてあるんですよ。(決して5人前ではありませぬぞ。あしからず…)



明日は夕方には三宮で友達と合流することになっているので、始発列車で豊岡を出なくてはなりません。
早めに寝ることにします。


西の旅、もうちょいつづきます。むふっ