『見えない星に 耳を澄ませて』香月夕花さんの本。植松しんこさんの絵が素敵。 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



『自分の人生のどこかに、
見えない星が光っているって
思いたいんです。

それはいつも私を見ている。
そっちに視線を向けさえすれば、
きっと明るい気持ちになれる。
そういうものがあるって、思っていたいんです』
 
『雲の向こうでもいいから、
なにかが光っていてくれれば、
それで生きられると思いませんか』


.....表紙の絵に 心惹かれて  読んでみた本。
販売中です。(2020年12月初版)






ぜひ、表紙カバーを外して
広げて見てほしいですね!








すばらしい。

(この素敵な絵を描かれたのは
植松しんこさん。)@shincouematsu




音楽療法士を志す、音大生の
真尋の物語。

冒頭に引用したセリフの他、
私の好きな部分は─

『悲しいことを
誰も代わりに背負ってはくれないけど、
でもちょっとでも 分かってもらえたら、
目の前が明るくなるでしょう?

音楽はそのための道具になると思うの』


『同じことの繰り返しに見えても、
多分そうじゃないんだね。

コップに一滴ずつ水を注ぐように、
あるとき突然あふれ出す瞬間がある。
その時をじっと待つ。

これは、そんな瞬間を待ち続ける仕事なんだ』

『』内
香月夕花 @katsuki_yuka 
『見えない星に耳を澄ませて』
(角川書店)より




....以前に紹介した、ヘッセの
『どこかに』という詩を思い出しました。

『人生の砂漠を私は焼けながらさまよう、
そして自分の重荷の下でうめく。
だが、どこかに、ほとんど忘れられて
花咲く涼しい日かげの庭のあるのを
私は知っている。

だが、どこか、
夢のように遠いところに、
憩い場が待っているのを、
私は知っている

魂が再び故郷を持ち、
まどろみと 夜と 星が待っているところを。』 

by  ヘルマン・ヘッセ

『ヘッセ詩集』より



『見えない星に耳を澄ませて』は
帯も付いていて、
古本だけどキレイな状態です。
値下げして、800円。
(郵送の場合は850円+送料🙏)






何もかも値上げの時代に、
逆に値下げしてばかりの古本屋です。
100円の本も色々。
近くの方はお越し下さい🙇


....私も、日々コツコツやっていて
ある時ふっと 
うれしいことが起きてくれる瞬間があります。

《緑の小道》を続けるには、
私1人の力では不可能で─、
いろいろな人たちに助けられてるお店です🥺
(母の他界後は とくに─)



★店舗存続のための
募金のお呼びかけもしておりますが、
皆さんの思う以上に、私はもう崖っぷちです💦😅
でも、信念だけを持ち続け、
なんとか、もっと根本的な良い変化を
望んでいるところです。

信念、信念─。

よろしくお願いいたします🙇
11月分の集計はしばらくお待ち願います🙏


高橋幸子さんの木版画絵ハガキの
《緑の小道お助け企画》も よろしくお願いいたします🙇




更新急いでます
(インスタのほうを先にどんどん更新してます)
1つ前の記事も、本好きな人
孤独を感じる人にはおすすめ。


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