この記事は3274文字です。(読破予想時間:約7分47秒)
もしかしてこれは、ミュージシャン共通の「レコーディングあるある」なのでしょうか?
それとも僕や一部の人達だけなのでしょうか?
それは分かりませんが、とにかく、ぼちぼち話を始めたいと思います。
今回は、レコーディングのやり直しと再リリースの衝動についてです。
僕がソロの音楽アーティスト1本に絞って活動していくと決めて、2012年の10月にスタートを切りなおして、それからここまでシングル2枚とアルバム1枚を出した。
◇皆見つかさ・ディスコグラフィー
スタートを切りなおすのには、当たり前の事だが、自分の曲のレパートリーを増やす事から始めなければならない。
僕は、一部、過去に作った曲でも100%自分のオリジナルであるほんの数曲を除いて、くだらない作り方をしてしまった曲を全て捨て去るつもりでソロでの再スタートを切ったので、とにかく曲をたくさん作らなければならなかった訳だが、思ったよりそこへ至る準備に相当な日数を費やす事となった。
◇自覚のないパクリとその衝動について
この記事は5050文字です。(読破予想時間:約12分1秒) どこまでがパクリでどこまでが影響かだとか、違う曲をモチーフに曲を作ると言う事について、何度もこのブ…
そこからいろいろ準備を始めて、曲作りを開始するまでにけっこう時間がかかってしまったのだ。
実際にファーストシングルをリリースするまでに2年以上かかった事になる。
◇皆見つかさ『Stranger In X'mas Town』好評配信中!
と言っても、アルバムの曲を作りながらなので、2014年の12月に『Stranger In X'mas Town』をリリースした時には、そこそこの曲数が完成していたので、2年以上かけてやっとこさ1曲を作ったと言う訳ではない。
とにかく、曲作り、演奏、歌い方、レコーディング、ミキシング、マスタリングに至るまで、全神経を集中して削りながら、細かい所までこだわりながら作業を前へ進める。
◇集中力は二種類ある?
そして、出来た曲はどんどん仮録音をしていく。
◇皆見つかさ的レコーディング行程解説
この記事は4769文字です。(読破予想時間:約11分21秒) 先月、写真入りでちょこっとだけ僕の曲作りの行程を紹介したけど、今度は、僕のレコーディング作業の流…
1stシングルに関しては、そんな作業の最中に特別に完成させてリリースした訳だが、アルバムに収録する為の曲に関しては、曲が出来たら取り敢えず全て仮録音を済ませ、全曲で揃ってからまとめてレコーディング本番に入るつもりでいたので、この段階では、レコーディングは何も進んでいなかったと言う事になる。
何故、一気にレコーディングを進めようかと思ったか。
その理由の1つは結構シンプルでちょっと恥ずかしい理由でもあり、大きくは2つの理由がある。
まず、ちょっと恥ずかしい理由と言うのは、ギターの弦の張り替えを出来るだけ減らして安くあげたかったからだ。
新しく張った弦でギターを弾いて、数日経つとレコーディングでは使えない程に音が劣化してくるので、シングル、アルバム合わせて14曲を、曲が出来上がる度にレコーディングしていたら、最低でも14回は弦を張り替えないといけない。
その経費を考えると、アルバムの収録曲13曲を全曲、一気に録り切ってしまうと、弦の張り替え回数は格段に減って、経費が相当押さえられる事になる。
ま、ちょっと恥ずかしくもあるが、ビジネスなら経費を考えてスケジュールを組む事も大事な事だと僕は考えている。
セコい訳ではない。( ̄^ ̄)ケチチャウシ!
そしてもう一つの理由は、セッティングを何度もやり直す手間を省く為だ。
手間がかかると当然時間もかかるし、経費もかさむ。
一つの楽器のパートを13曲立て続けに録る事でマイクのセッティングなど、やり直しの回数をグッと減らす事が出来る。
かと言って、全て同じセッティングで録る訳ではないので、実際には、どう言う順番で録れば効率がいいのか考えながら適宜セッティングを変えながら作業を進めていく事になる。
こう言う流れで作業をしているので、各パートの楽器をしっかり練習したり、歌を歌い込んだりする間はあまりなく、それまでの時間とレコーディング本番で、自分のイメージにいかに近付けるかを工夫する事になるのである。
それでもこの期間、集中だけは物凄くしてるので、かなりの力は発揮出来ている。
故に、シングル、アルバムが出来上がった時点では、作者である僕本人は、その出来にかなり満足しているのだ。
そして、レコーディングが終了して無事リリースされた後は、これでも僕のメインパートはボーカルなので、歌い手としての性なのか、ここから自分がリリースした曲をギター片手に歌い込んでいく事になる。
◇マルチプレイヤーやってますが自分のメインは歌う事です
◇歌い手・歌手・シンガー・ボーカリストと言う言葉
歌い込んでいくうちに、当たり前だが、どの曲もレコーディング時より上手くなっていくし、どんどんこなれていく。
歌い方だって変わるし、歌うタイミングやちょっとしたメロディーにも変化が出て来る。
自分が今歌っているスタイルが定着した頃に改めて、自分がリリースした音源を聴くと、物凄く下手に聴こえる部分もあったり、「もっとこうすれば良かった」だとか、「何故この時にこの歌い方が出来なかったのか」だとか、色々、感じる所が出て来るのだ。
最初は、「まあ、これがこの時の自分なのだからそれでいい」と思っているのだが、やはり、時間と共にもう一度録り直したいと言う衝動に駆られ始めるのである。
ちなみに、音源がリリースされた後に、ボーカル以外の各パートで、リリースされた曲の練習はしていない。
ライブで、思わぬパートを弾きながら歌う事にでもなれば別だが、基本的にボーカル以外のパートは録り終えたらそれっきりだ。
なのに、ボーカル以外でも、「こうすれば良かった」だとか「あ、ここちょっといまいち」だとか思い始めて、あちこち変えたくなってくるのだ。
今の方がこの頃よりもっと上手く歌える、表現出来る。
そう思えて、どんどん録り直したくなる衝動に駆られてくるのである。
これって、音楽アーティストのレコーディングあるあるですか?(・・;)
今、リリース停止で再リリースと言う衝動と戦っている最中です。ヽ(;´ω`)ノ
◇新曲をハイレゾ配信した理由
それをしだすとキリがないし、まさに時間も経費もかかるので、多分、やらないとは思いますが。( ̄ー ̄;
たぶん・・・。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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