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どれくらい前になるのかな?
はっきり覚えてないけど、携帯電話を止めて半年以上にはなる。
念の為言っておくが、止められたのではない。
自分の意志で止めたのだ。
携帯ショップで手続きする時も、そういう人はあまりいないと言っていた。
休止中であっても、自分の携帯番号とアドレスを維持する為に、毎月、400円は支払わなくてはならないのだが、電源を切ったまま基本料金を払い続けるよりはいい。
僕は、もともとスマホは使っていない。
僕は、パソコンの前にいる事が多いので、スマホの必要性を全く感じないからだ。
外へ出る時には、愛用のiPod classicがあればそれでいい。
僕はゲームはしないし、外へ出てまで、見たいサイトなど僕にはない。
そして、僕は、世の中の流行を追いかけるタイプでもない。
時折、皆がスマホなのに、ガラケー(フィーチャーフォン)だと格好悪いなどと言う声を聞く事もあるが、僕は、そんな事を気にした事は一度もないし、僕一人、ガラケーでも全然平気だ。
僕がいつまでもガラケーを使っているのを見て、機械音痴だと勘違いする人がたまにいるが、決してそうではない。
そのたぐいは、むしろ得意ジャンルだ。
某、超大手のパソコンの会社のサポートセンターにいた事もあるし、あちこちの企業のシステムを任されて、僕が一人で組み上げると言う仕事をしていた事もある。
自分にとってスマホは必要ない。
そう判断しただけだ。
僕は、携帯なんて世の中に出回ってない時代からちょっと電話恐怖症の気がある。
【追記】2018.4.20
あなたは「電話恐怖症」です | 【診断】7つの質問から「電話恐怖症」かわかる https://t.co/KBG7vEO3Wp
— 皆見つかさ (@minami_tsukasa) 2018年4月20日
はい、知ってました。(笑)
電話と言うものをかけるのも、かかってくるのもあまり好きじゃない。
なので、さっき話したサポセンは、今までで一番ストレスがたまった仕事だ。
昔からそうなのだが、まず、電話をかける前には何度もためらう。
番号を途中までプッシュしてすぐに切る、そして、しばらく休んでまたプッシュ。
電話くらいしか通信手段がない時代には、これを何度も繰り返す事も珍しくはなかった。
相手が何をしているのか分からない状態で、迷惑だったどうしようだとか、何て話そうだとか、考える事が多過ぎて、何度もためらってしまうのだ。
でもまあ、かける方は相手が誰か分かっているだけ、まだマシだ。
ナンバーディスプレイなどない頃の電話と言うと、電話のベルが鳴ると何故かビクつき、ドキドキしていたのを思い出す。
今でもそうなのだが、電話はゲリラ的で、そう言う意味でも時折迷惑だと感じる。
確かに、人の生死に関わる緊急事態などでは、電話は便利だ。
しかし、人が寝てようが、用事をしてようが、ぼんやりアイデアを練って様が、電話は、突然の着信音で強引に僕の日常に割り込んでくる。
それが電話だ。
ナンバーディスプレイが搭載される様になってからは、ほんの少しマシにはなったが、それでもやっぱり電話は好きじゃない。
特に営業マンとかしている人は、電話をかける事に対して慣れ過ぎと言っていいのか、麻痺し過ぎていると言っていいのか、まず、こっちの都合を考える様な人はほとんどいない。
そして、営業マンは、プライベートでも、メールなどより「面倒臭い」とか言う理由でちょっとした用事でもあれば、すぐに電話をかける。
勿論、営業マン全てと言う訳ではないが、僕の体験ではほとんどの営業マンがそうだった。
僕は、元々、やたら気を遣うタイプの人間なので、その電話を受けたからと言って、邪険にしたり鬱陶しそうにはしない。
そのせいもあってか、益々、電話が嫌いになってくる。
そうこうしてる内に、携帯のメールもちょっと面倒だと思える様になってきたのだ。
電話よりマシだが、例えメールであっても携帯のメールである限り、着信音が鳴って、自分の集中も何も蹴散らされると言う点では同じだ。
しかも、相手は携帯だから、大抵は、こっちがすぐに気付くと考えているだろう。
携帯メールを送り返すのにも、僕は、文章を物凄い集中力を発揮して考えてから送る。
なのに、一度返信すると、チャット状態になる事もある。
そう言う意味では、携帯メールも結局、ゲリラ的な事に変わりはないのだ。
僕は、世間から離れて一人になりたいと思って一人になろうとしてきた人間だが、いろんな人に絶縁状を叩き付けた訳ではない。
◇人はどこまで一人で生きていけるのか・検証と挑戦と証明
こちらから元々連絡をとるタイプではないが、それを更に強化すると同時に、引っ越しても誰にも知らせなかったり、自分から疎遠になる様な動きをとってきたので、ここ数年ではチャット状態になる事もなかったが、長年、番号もアドレスも一緒なので、やはりゲリラ的な着信はたまに入るのだ。
そして、去年のある時、「もう、携帯電話はいらない!」と突然思い立ったのだ。
そう思ってすぐに休止したので、今は、携帯が鳴る事はない。
でも、パソコンのメールもあるし、家の電話だってある。
これも、長年、ずっと同じ番号だ。
しかし、ここへ連絡をくれる人間で、何故だか、過去の友人・知人は皆無だ。
電話がかかってくるのは、僕と何らかの契約を交わしている業者さんくらいのものなので、本当に気楽だ。
何だ、この開放感は!
何て、自由なんだろう!!!
今は、本当に気が楽になった。
世間で、LINEが流行り主流になっているが、やれ未読だの既読スルーだのってやっているのを聞くだけでも疲れてくる。
僕には、あのLINEのやり取りは間違いなく不向きだ。
あんな相手に監視されている様なツールはまっぴらご免だ。
今なら、パソコンのメールやブログやSNSのメッセージを自分のペースでチェックするくらいなので、ストレスなど皆無に近い。
そして、特に不便も感じていない。
いずれまた状況が変わって、不便だと思える時がきたら、休止を解除して、携帯を叩き起こせばいいだけの話だ。
ただ、業者さんでも何でもそうなのだが、必要な連絡先を記録しておく事が出来ないのは、不便だと感じた。
そこで紙のページで出来たアドレス帳を買いに行ったのだが、文具屋や100円ショップなど、なかなか扱っている店が今はないのだ。
何軒か回って、ようやく見つけたのだが、その店でも選べる様な種類はなく、赤い表紙の手帳一択と言う状態だった。
そして、けっこう高い。(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)エッ!?
でも、必要なのでそれを買って今使っているのだが、昔の残りのテレホンカードとアドレス帳で十分、役に立っていて何も不自由はない。
◇公衆電話など、アナログ生活もなかなか良かったぞ!
昔は、何かの手続きをする時に、携帯の番号を書いたりすると、「一般電話でお願いします」だとか「一般電話がないと契約できません」だとか、よく言われたものだが、今は、それが逆転している。
スタジオの予約だとか、ちょっとした書類に書く時も、家の電話番号だと「携帯もお願いします」などと言われたりするのだ。
「持ってません」と答えても、特に、予約や契約を断られる事はないが、時代が変わったなぁ〜っとつくづく実感させられる。
この時代の逆行感。
そして、一人きり感。
たまらなく、満喫出来ている。
そういう経緯で僕は携帯を持たなくなった。
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【追記】
宇多田ヒカル、電話嫌いを告白「なぜにこんなに億劫なのか」|Abema TIMES https://t.co/SXjTuMxFoM #AbemaTV
— 皆見つかさ (@minami_tsukasa) 2017年6月23日
すげっ!
ヒッキーとネタ被った!
ヒッキーの記事の数時間前にあげた自分の記事。↓https://t.co/nTSfo1zZyy
ま、当然、内容は全然違うけど、「電話が苦手ネタ」って事でね。(*^o^*)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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