この記事は4432文字です。(読破予想時間:約10分33秒)
いきなり、青年の主張を彷彿とさせる様な、少し堅いタイトルがついてますが、わざとです、狙いです、大好きなんです。( ̄^ ̄)
こういうの。(*^▽^*)
バンドだ、ロックだ、ブルースだって感じと対極にありながら、使ってみると真面目に論じて良し!笑いに持っていっても良し!マニアックに意味不明でも良し!と、どんな雰囲気も受け入れてしまう究極のタイトルの付け方が、青年の主張風タイトルだと思うんです!ヾ(。`Д´。)ノ
そして、これほど中身が分かりやすいタイトルもなかなかない。(-""-;)ウ~ン
て事で、今日は、私とエレキギターについての話です。
よろしくお願いいたします。m(_ _ )mペコリ
今回は、誰得なのか分からない話題だが、僕の楽器演奏についてのマル秘裏話をしてみよう。( ̄^ ̄)
僕は、マルチプレイヤーを名乗りながら、ここまでの自分の音源の演奏は全て一人で演奏して録音するスタイルでやってきた音楽アーティストだ。
マルチに全パートを演奏出来ると言っても、当然、その中には得手不得手はある。
自分の中での得手不得手でありながら、その自分の中でどのくらいのランキングに位置してるのかさえ、いまいち把握出来ていない楽器が、エレキギターだ。
以前別の記事で、自分の経歴を少し語った事があって、そこでも話した事だが、僕はエレキギターを練習した事は1度もない。
と言うより、エレキギターを弾いてるトータル時間はけっこう長いと思うので、勝手にそれが練習にはなってる筈で、正しくは、練習しようとした事は1度もないと言う所だろうか。
エレキに興味がないと言う訳でもなければ、好きでないと言う訳でもない。
先にアコギが弾ける様になって、ベースも弾ける様になって、その応用で、ある程度はエレキも弾けたと言う流れから、自然とそうなってしまったのだ。
僕は、今までのバンド人生ではギターリストとの出会いには本当に恵まれてきた。
文章で書いても、余計にチープに聞こえそうな表現しか出てこないので、簡単な表現にとどめておくが、とにかく、一緒にバンドを組んだギターリストがことごとく凄い奴らだったのだ。
そんなギターを間近で見聴きしながら、その手法や技術を見よう見まねで盗ませて貰った事が、僕にとってはとても幸運な事だったし、大きな事だったと思える。
そうでなければ、歌う事をメインにしながら、アコギ、ベース、ドラムと、どんどん楽器を覚えていく中、エレキを持って本格的にギターリストとして活動する様な時間は到底取れなかったと思うし、本職のギターリスト達が通ってきた道なんてとてもじゃないけど、通る時間はなかった筈だ。
やはり、間近で凄いプレイをいつも見る事が出来る環境、しかも、一緒にプレイ出来る環境と言うものは、CDを何回も聴いてコピーしたり、ビデオを繰り返し観て研究するより、いろんな物を濃密に吸収出来るのだ。
同じバンドにいるからと言って、必ずしも、音楽的に同じ趣味だと言う訳ではない。
僕の場合、同じ趣味だったメンバーとバンドを組んだ記憶など、寧ろ、ない。
僕は、自分の通らなかったジャンルのスタンダードナンバーのイントロだとか、有名なフレーズをいくつも知ってるし、また、弾けるのだが、実は、原曲を一度も聴いた事がないなんて場合も珍しくない。
それは、お察しの通り、バンドのメンバーであるギターリスト達が何気に弾いたりしていたフレーズを勝手に覚えてしまっていたと言うものなのだ。
そして、自分でも気に入ったフレーズをテレビを観ながらとかCM曲をその場でコピーしたり、何となくかけてるCDやラジオの曲のフレーズをコピーしたりする事は多かった。
でも、普通にギターリストが絶対に通る道である、1曲全体を通してコピーした経験は皆無だ。
なので、エレキギターに関して、有名なフレーズを何小節か弾けると言うレパートリーはそこそこあるにはあるのだが、1曲全部完コピで弾けますよと言う様な曲は1曲もない。
僕は、遊びだとか本気だとか趣味だとか仕事だとか関係なく、バンドにギターリストと言う立場で参加した事は、1度もない。
エレキをバンドで弾くと言えば、それはギターボーカルと言うポジションでの事だ。
そして、思い出す限り、ステージでエレキでギターソロを弾いたのは、弱冠二十歳の時、コピーバンドで一曲弾いたのが、最初で最後かもしれない。
因みに、この時も、1曲全てのコピーはせず、目立つ部分以外はコピーせず、自分なりに適当に弾いただけである。(笑)
その他バンドで歌いながら弾くエレキも全部、簡単なストロークでコードを鳴らしている程度で、そんなテクニカルな弾き方はしていない。
別に弾けなかった訳でもないし、弾きたくなかった訳でもない。
その頃は、Stray Catsに憧れていた時代でもあるので、ブライアン・セッツァーの様に、歌もギターも超絶テクニックで披露出来れば格好いいだろうなと言うのはあったが、流石に、そこまでの腕は自分にはない。
ソロをほとんど弾かずに来たのは、歌の合間の感想で、リードまで弾くとなると、歌に集中出来なくなるので、それを避けたかったのと言うのが、おそらく1番の理由だ。
僕自身、自分のエレキの腕は大体把握しているが、一体、その腕で何が出来るのか、どこまで出来るのかは、未だにイマイチ分からない状態だ。
ここで「???」となった人はけっこう多いのではないかと推測するが、どうだろうか。
腕は把握していると言うのは、つまり、自分の技術面の話だ。
指はどれくらいの早さで動くのかだとか、どれくらのスパンで音の跳躍が出来るのかとか、どれだけの演奏のバリエーションを持っているのかなどがそれだ。
しかし、それらのテクニックを駆使して、どこまで表現出来るのかが未知数だと言う事だ。
それは何故かと言うと、本職のギターリストに比べて、経験値が圧倒的に足りないからに他ならないからなのだが、これがまた、悪い事ばかりではない。
言い換えれば、自分の限界を知らないと言う事であり、本来ならベテランの悪い癖で「やれる」「やれない」であっさりと割り切ってしまう所が、若手の様に、どんどん無謀なチャレンジをしていく事が出来るのだ。
実際にソロ活動を開始した時が、まさに、その状態のオンパレードだった。
曲作りをしながら、「こんな曲のギター、誰が弾くの!?」なんて思える様な曲も、「まぁ、取り敢えず作ってから考えよう!弾いてみれば何とかなるだろう」くらいの感覚でどんどん仕上げていって出来上がったのが、『解放』と言うアルバムだ。
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これは、完全にいい方向に作用した例だ。
他の楽器で、場数も踏んでいるパートの場合、自分が出来る範囲から外れていると感じる方向からは、その経験からとっさに当たり前の様に、避けようとしてしまう場合が多いが、このアルバム制作の場合、エレキギターを通してそのイケイケ感が全体に伝播して、あまり制限は儲けずに完成させる事が出来たと感じている。
昔、カセットテープのMTRがある頃にも、自分で宅録でエレキのレコーディングは何度もしているのだが、正直、音作りにまで気を配ってレコーディングした事は一度もない。
自分のMTRで録る場合、基本的には、ボーカルのトレーニングの為のオケ作りが主だ。
◇車の中がリハーサルスタジオだったあの頃
あとは、思いついた曲のイメージを記録しておく役割がほとんどだ。
なので、そこまで凝る必要はなかったのだ。
つまり、ライブにしろ、レコーディングにしろ、本格的にエレキを弾く場面と言うのが、ソロ活動を開始するまでほとんどなかったのが、僕なのだ。
だから、自分でどこまで出来るかも分からないと言う訳だ。
実際に、ソロでレコーディングが始まった時、自分でも驚く様なプレイが出来たと感じたものもあるし、その逆に、思った程は出来なかったと言うものもあった。
しかし、トータルでは、良い意味の驚きの数の方が断然多かったのが、ソロでのレコーディングだった。
エレキギターの場合、アコースティックギターとの違いは、たくさんあるが、特に違う点は、音作りがあるかないかと言う点だろう。
アコギの場合は、アンプを通す訳でもなく、エフェクターを繋ぐ訳でもないので、音作りと言う概念からは離れて、弾く事に専念出来る。
しかし、エレキの場合は、弾くだけではなく、アンプで音を作ったりエフェクターを繋いだりと、弾く以外の表現が何かと重要になってくる。
そして、エレキの場合、アコギと違って、その音作りが命に関わるのだ。
いくら上手くても、音作りがダメだと、せっかくの演奏が死んでしまう。
アマチュアの場合、せっかく上手いのに、音作りをなおざりにしていて台無しにしているパターンが目立つ。
僕もギターリストではないながらも、それには気付いていたし、それなりにエフェクトも研究したりはしたが、この音作りについては、まだまだ研究の余地が有り余る。
YouTubeやアルバムなどで、いくつもの楽曲のギターを弾いてはみたが、その中には、今聴くともう一度音作りをやり直したくなる楽曲もやはりある。
◇皆見つかさ・アルバム『解放』、発売中!
かと言って、あまりに完璧主義を発揮しすぎても、前へ進めなくなると言う話は、以前このブログでも書いた事がある通りなので、もうこれは、アーティストの宿命の様なものだと思って、過去は過去としてどんどん前へ進むしかないとは思っている。
◇こだわりが過ぎると障害になる場合もある
いかがでしたでしょうか?
要は、自分のエレキギターについて、何が出来るかもよく分かっていない域だと暴露しただけの記事です。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
書きながら、こんな事公表していいんだろうかと言う思いもチラついたのですが、誰かの勇気になったり、僕への興味になったり、何か、そんな風に僕も含めて誰かの為になればいいなって思いも込めて発信する事にしました。
弾いてる本人が、自分の実力すらよく分からない、そんな僕のエレキギターのプレイ、興味を持ったと言う方がいれば、以下↓この下に続く。(笑)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
もし、こんな僕に興味を持ったと言う方がいらっしゃったら、是非、この下のリンクをクリックしてみて下さい。
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