『好き＝好みのタイプ』と言う訳ではない

この記事は1651文字です。（読破予想時間：約3分55秒）

女性アスリートや女優さんや女性アーティストの事を好きと言うと、勝手にそれが僕の『女性の好み』と受け取る人がいるが、一体何なんだろう？

単に誰々のファンだとか誰々が好きだと言うと、そういう風に受け取る人は必ずいる。

時には「ああいうのが好みなんだ。意外」って事を言われたりもする。

けど、特にスポーツなんかの場合、そのほとんどはアイドル的に応援してる訳ではない。

もし仮に、応援している選手がびっくりする程ブサイクな選手だったとしも、いいプレイをする限り、僕の目を釘付けにする選手である事は変わらない。

と言うか、しつこい様だが、奇麗だとかブサイクだとかそんな目線では見ていないので、正直、そこはどうでもいいし、そこへはあまり気が行かない。

どのスポーツでも一緒だが、例えば、フィギュアスケートの場合、トリプルアクセルを飛ぶ瞬間に「可愛いなぁ〜」なんて思いながら見てる人なんてほとんどいないだろう。

バレーのスパイクを打つ瞬間だって、ソフトボールのファインプレイの瞬間だって。

その瞬間には皆、そのプレイを手に汗握って食い入る様に見てる筈だ。

可愛いとかブサイク以前に、そんな時には、性別すら忘れているのが普通だ。

それに好みの話をしているのなら好みだとハッキリ言う。

スポーツ選手に関しては、アスリートとして大好きになる方が基本的には先だ。

アスリートとして好きになると、何でも良く見えると言うのは確かにある。

順番で言うと、「凄い選手だ→その選手が好き→よく見ると可愛いと思う」と言う流れがほとんどだ。

それが、特に奇麗でも可愛くなくてもよく知らなかった頃より、ルックスも何割増しかになるのは確かだ。

でも、いざ試合となるとルックスなんて関係なく熱く応援してしまう。

アスリートや役者やアーティストなどを好きになるのに性別は関係ない。

スポーツに限らず、作品だったり、演技だったり、戦いっぷりだったり、その才能や結果や過程だったり、理屈抜きにリスペクトしてしまうそんなものを持ってる人なら、男女関係なくハマる。

今でも世界の本塁打王の王さんや、ミスター・オリンピック、カール・ルイスをリスペクトしてるが、別に抱かれたいと思ってる訳ではない。(￣_￣ i)

当時の熱狂と興奮を今でも忘れられずにいるだけだ。

何の話をしようと、相手が異性だと言うだけで、男女の色恋に変換してしまう価値観の人って一体何なんだろ？

思春期の少女でもあるまいし。

ここまでの話は、相手が大人だからいいけど、今の世の中、子役の女の子の事なんて下手に「可愛い」とか「好き」だなんて言ったらえらい目に遭う。

「ロリコンか！」とか「変態か！」なんて普通に言われたりする。

その発想が湧く奴の方が、寧ろ、危ない奴なんじゃないのかって思うのだが、そっちには誰も突っ込まない。

小さな子供が一生懸命演技して、それが上手に出来てたら、「可愛い！」ってなるのが、同種人間の大人としての本能だろ。

冗談であれ、そんな子を女として見てる発想でなきゃ生まれない様なツッコミを入れる奴の方が絶対におかしい。

こっちも注意してその手の発言はやめる様にしてるけどね。

触らぬ神に祟りなしで、他人の子供に関わる事もホント減った。

何か、やりにくい世の中だ。

まぁ、別にいいんだけどね。

文章にするとキツく感じるかもしれんけど、そんな大した感情の動きは実際にはないので。

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