回族ストリートで食い倒れ!! ~絶品西安グルメ~
蘭州から西安へ向かう車中、一人の回族のおっちゃんに出会った。
僕が西安で美味しいものを食べたいといったら、城壁内に回族が住むエリアがあるからそこに行けと。
おススメの店を教えてもらっていたので、行くのを楽しみにしていた。
ただ、まさか西安滞在の3日間、毎日僕の胃袋がここで満たされることになるとは・・・。
城壁内の中心・鐘楼の近く、鼓楼から北へ延びる北院門街とその隣の北広済街。
ここは回坊(回族が暮らすエリア)となっており、回族料理やお土産物を扱うお店が連なる。
僕はこれまで回族が多く暮らす甘粛省の町を通り過ぎてきたものの、
チベットへの興味が強すぎて、あまり接してこなかったので、ここで満喫しようと考えた。
そして、ものの見事に回族の魅力にはまってしまった。



一般的な中国の街ではまず見ない、イスラム服

昼よりも、涼しくなる夜の方が活気があった

まず、このエリアの小道が面白い。
やや観光地化はしているものの、軒を連ねるお店からの活気、
昔から変わらないであろう地元民の姿、どこからともなく漂うスパイスや甘い香り。
数十メートル進むだけでも、気になるお店が次から次へと現れて、僕の興味を惹いていく。
いつもは買い食いをしない僕も、ついついあれこれと手が伸びてしまった。









そして、列車でおっちゃんに教えてもらったお店の数々。
どこもほんとうまいっ!!
最近、ある程度美味しいものはあっても、『これはうまい!!』というものに出会ってなかった。
この回坊では、何度『うまい』と言ったことか・・・。
いやぁ回族エリア、ほんと侮れないっす。

まずは、西安の回族名物といえばこのお店!!らしいです@北院門街と北広済街の間にある道の真ん中らへん

名物の羊肉泡馍を頼むと、出てきたのはこのパン。これをどうしろと??

周りの客を見てると、みんなちぎってる・・・

10分以上かけて、やっとこの姿に。これを店員に渡すと・・・

こうなって返ってきます。これで完成!!独特の味で、美味しかった@20元

お次は、日本人大好きの小龍包!!@北院門街の真ん中らへん

回族は羊と牛を使った料理が一般的。もちろん、小龍包も羊と牛を注文!!

見てください、この肉汁たっぷりの小龍包!!って、ちょっとわかりにくいか・・・@16元

そして、最後は一番のヒット、砂鍋屋さん@北院門街の北端

ダシ、具、量。全てにおいて完璧でした^^これは鳥の砂鍋@14元

牛の砂鍋@20元

羊肉泡馍につくにんにくの漬物が美味すぎて、別途注文@2元

あとデザート系も。西安名物・黄桂柿子餅のお店@北院門街の真ん中らへん

お餅は1個1元。中には柿のペーストが入っており、モチモチしてて美味しい^^

なつめと米をつかったお菓子。おはぎ的な感じ@羊肉泡馍屋さんのもっと西。北広済街とぶつかった場所。

甘酸っぱくて、ずっしりお腹に溜まります。3人くらいでシェアしてちょうど良い@5元
西安鐘楼国際青年旅舎に宿をとれば、徒歩圏内なので、
毎日3食ここで食い倒れ出来ちゃいます^^
西安では、ぜひ回族の魅力にどっぷりはまってみては??
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【リアルタイム速報】★☆祝☆★帰国!!
え~、いきなりの報告です。
実は私、本日7月3日に・・・
帰国しました~^^
イエーイ、パチパチパチッ!!
突然の報告でスイマセン。
実は2週間くらい前には決まってたんだけど、
前職の同僚へのサプライズをするため、報告できずにいました。
今頃、同僚たちを驚かしてる頃かな(笑)
気になる帰国した場所は・・・

With Miss OKINAWA!! てか、顔の大きさが違すぎる・・・
そう、日本の最南端沖縄(笑)
上海から飛んで、一気に南国へ。
羽田行きと間違えて、那覇行きに乗ってしまいました

沖縄で日本の雰囲気に馴染んでから地元に帰ります。
世界一周ブログはまだまだ続きますので、引き続きよろしくです^^
※もしかしたら、沖縄滞在中はブログを更新できないかもしれません。
家に帰ったらしっかり更新しますので、1週間ほどお待ちを!!
≪そんな沖縄滞在の時間を活かして・・・≫
世界一周を終えるにあたって、こんな情報を載せてほしい、
こんなジャンルのランキングを書いてほしいなど、要望ありましたらドシドシ送って下さい。
今のところ、日本にいる友人や出会った旅人から、
世界一周の国別費用や持ち物について、LCCの利用について、ガラパゴス・ギアナについて、
あと住んでみたい国、美人が多かった国、食事の美味しかった国ランキングの要望を頂いております。
情報系ブログとして、〆も頑張りますんで、知りたい情報ありましたら、お気軽にどうぞ!!
※ランキングに関しては、もちろん僕の独断と偏見です
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考古学史上での20世紀最大の発見!! ~兵馬俑~
中国に行くと決まってから、チベットと共に訪れたかった場所、『兵馬俑』。
秦の始皇帝稜を守るように佇む8,000体以上の兵士たち。
その顔は2つとして同じものはなく、髪、服装、仕草に至るまで、全て異なるという。
そんな壮観な景色を見に、西安からバスに揺られて行って来ました^^
西安からは、駅前東側のバス乗り場から游5(7元)、もしくは914路(8元)のバスで1時間ほど。

まずは、腹ごしらえに駅前のマックへ。久々の朝マック^^

游5のバスで行こうとしたら、この列・・・おとなしく1元多く払って914路のバスで兵馬俑へ
チケット売り場で券を買い、いざ中へ・・・
と思ったら、係員に止められた。
チケットを見せても、あっちに行けといわれる始末・・・。



よくよく見てみると、チケット売り場の横に『バスチケット』と書いてある。
えっ、ここからバスに乗らないかんの??
しかも、別途5元。
相変わらず、がめつい中国観光。

チケットは大人110元、学生55元
係員に『歩いてゲートまで行くにはどっちだ』と聞くと、顎であっちだと言われる。
チクショー

所詮、お金ですよね。
本来なら帰り道に通るであろうお土産ストリートを逆走して、10分後になんとかゲートへ。

お土産St.にあった馬の像

入口
ゲートを入ると、そこにはだだっ広い空間が・・・。
あ、暑い(><)
この日も35度の西安は、日陰のない道はほんと拷問。
ちょっと歩いて、ようやく兵馬俑の建物が!!

ゲートを入るとだだっ広い空間が・・・

兵馬俑1号坑の外観
そして、ついに・・・

ドーン!!ほんと壮大な風景。ちょっと体育館みたいだけど(笑)

微動だにせず、一点を見つめる兵士たち

一つ一つ顔が違う

なんとも凛々しい顔

最前列を守る勇敢な歩兵たち

馬も続く

1号坑の半分は発掘当時の状態で展示されている

後ろから見る兵士の姿もなかなか
いやぁ、素晴らしい!!
観光客が多かったのが難点だが、それでも素晴らしい!!
遠くから見ても分かる像の精巧さ、緻密さ。
屈強の兵士たちの自信に満ちた顔がなんとも精悍で、気持ちよかった。
欲を言えばもっと近くで見たかったが、それでもこれが2,200年も前のものだとは思えないほどの見事さ。
本来であったら像には色がついていたらしいので、その姿を一度でいいから見てみたいな。
久しぶりに、ため息がこぼれた人工物だった^^
坑は全部で3つあり、その他博物館も併設されている。

2号坑は、1号坑と比べると、光があまり届かずやや薄暗い。見える像も少なかった。

2号坑に展示されていた膝をつく兵士

3号坑の外観

兵俑66体、馬俑4体、戦車1台と兵馬俑の数は最も少ないが、軍幕(司令部)の役割を担っている

博物館の外観

出土された展示物

兵馬俑を近くで見ることが出来る

馬を用いた戦車
旅人の中にはイマイチって言ってた人もいたけど、僕的には大満足でした!!
考古学史上での20世紀最大の発見と呼ばれるにふさわしい、
秦の始皇帝の権力の大きさ、秦時代の職人の技術の高さを、まざまざと見せ付けられた遺跡だった。

現在、開催中の西安世界園芸博のモニュメント。マスコット・長安花のイメージは、ザクロ。

色とりどりの花が咲き誇っていた
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悠久の歴史を感じさせる街・西安
陝西省の省都、西安。
日本人には、昔の名である『長安』の方が、知られているかもしれない。
紀元前11世紀から約2,000年の間、歴代王朝の都として栄え、
秦の始皇帝、司馬遷、楊貴妃など、中国史に名を刻む数々の英雄がその足跡を残した。
まあ、日本でいう京都って感じかな。

西安駅前

鐘楼

鼓楼
現在の西安は、城壁に囲まれた区域が市街地観光のメインとなっており、
郊外には、兵馬俑や秦始皇稜、崋山などの観光スポットが点在している。

城壁を見ると、『西安に来た~』って感じ
西安市街の観光は、僕は城壁内の一部しかしてないが、
発展し続ける中国を象徴する表通りと下町風情の残る裏通りのギャップが面白かった。

南門

南の城壁

南門近くの書院門

書院門からの路地は、古い町並み&アクセの露店が並ぶ
表通りは東西南北の大街が貫かれており、
道は綺麗に整備され、沿道には大きなショッピングセンターが立ち並んでいた。
鐘楼近くには地下アーケードもあり、久々に都会へ来たと実感させられた。

表通りにはいくつもショッピングセンターがあった

連日35度超えの西安。ほんと暑すぎっ!!

久々のスタバさん

中国では初めて見た地下街

日系ブランドもありました
そんな表通りを一歩裏路地へと抜けると、そこには地元民たちの昔と変わらぬ生活があった。
井戸端会議をするおばちゃん、腹を出して寝そべるおっちゃん、元気に遊ぶ子供たち・・・。
おそらく何十年と変わっていないであろう風景が、裏路地には広がっていた。





中国の昔と今、そしてこれからを一度に味わえる街、西安。
暑すぎることを除いては、街歩きにもってこいの古都。

なんで中国人たちは列車の時間より相当前に駅へ来て、ひたすら待ってるんだろう・・・不思議。
≪蘭州→西安≫
鉄道は1日に30便以上あり、そのうち蘭州始発は10便(夜行3便)。
所要8~10時間で、料金は硬座94元、硬臥(中)169元。
蘭州発のチケットは、オンシーズンに入ったこの時期、非常に混み合っており、
本数の多い西安行きはまだ翌日で買えたが、敦煌などの西方面行きは2~4日待ち。
そのため、事前に購入しておくことを強くおススメする。
甘粛省のチベット圏から上がってくる人は、途中の合作のバスターミナルに、
鉄道の切符販売所があったので、ここで買っておくとよい。
ただし、営業時間は16時までだったので注意。
※鉄道検索はいつものこちらで。


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甘粛省の省都・蘭州をプラプラ
甘粛省の省都、蘭州。
人口320万人を誇り、チベット自治区へと向かう青蔵鉄道の停車駅でもある。
旅人の間では、不名誉にも中国イチ何もない(!?)省都として有名。
そんな蘭州で過ごした週末。
まず、旅人にとって蘭州のイマイチなところは、安宿がないこと。
バックパッカーの味方YHはなく、駅前の招待所は外国人お断り。
しかも、招待所や住宿の料金をぱっと見たが、1泊30~50元とどこも高い。
鉄道のチケットの関係上、1泊せざるをえなかった僕は、
甘粛省を一緒に旅してきた旅友と、仕方なくトリプルの部屋を4人でシェア。
駅前のよさげなホテルだったので、4人でシェアしても45元となかなかのお値段だったが、
久々に綺麗なホテルに泊まれて、気分は上々^^
蘭州は省都だけあって、街並みは高層ビルもあって立派な街なんだけど・・・
特に変哲もない地方都市って感じ。

街の中心にあった大きな広場

共産党90周年記念碑
はっきり言って、街を歩いていても、そんなに魅力を感じられなかった。
もちろん“旅人としては”って意味でね。

花が多かった蘭州の沿道

お堀

この日は日曜日だったため親子連れがたくさんいた

中国の一家団欒といえば、マージャンでしょ

変わった形の椅子

蘭州は電気屋さんが多かった
そんな蘭州の一番の見所であろう場所に行ってみた。
ご存知、中国、いや世界にその名を轟かせる大河、『黄河』。

っても・・・
うん、普通の川(笑)
しかも、色的に『黄河』っていうより、『紅河』だよね・・・。

黄河でモーターボート・・・別に乗りたくないな。

黄河の隣には運動公園があり、市民が卓球や

バスケを興じていた

誇大広告(!?)な蘭州の看板
蘭州イチの見所があっという間に終わってしまい、途方に暮れるうちら。
それでも都市に来たからには、行きたい場所が他にもある。
それは・・・

『スーパー』(笑)
東チベットを旅してくると、こういう当たり前のものが見所になるんです。
食品売り場に着いたとき、不覚にもちょっと、いやだいぶワクワクしてしまった。

エスカレータにまで商品を陳列する商売っ気たっぷりの中国スーパー
はっきり言って、黄河を見たときより、みんなのテンション


このままだと、蘭州の一番の見所は『スーパー』・・・
いやいや、そんなんどこにでもあるしっ!!
蘭州の魅力を感じるため、もう少し街中をプラプラ。
この街特有の見所を見つけるまでは、街を出れないぞ・・・。
そして、ついに見つけました

蘭州特有の見所!!
それは・・・

蘭州大学@鉄道駅前の天水南路を北へ15分ほど
街中にあるとは思えない広大な敷地は、地元の人たちの憩いの場にもなっていた。


図書館にあった日本の本

構内にあった張り紙が、大学時代を思い出させる
ただ、もちろん大学自体が見所というわけではない。
旅人にとっての見所は、もちろん・・・

学食!!
蘭州大学の学食、マジレベル高しです。
学食の楼は3階建てで、1階は一般的な中華、2階はレストラン、3階は地方・韓国料理と分かれており、
食の種類もさることながら、ここの食事はほんと安くてウマイ!!

2階はちょっと良さげなレストラン

3階には近郊の地方料理や韓国料理が軒を連ねる

1階で頼んだセット。これだけのボリュームで6元(80円弱)。最安は3.5元からセットあり。

3階で頼んだ石鍋ビビンバ。コチュジャンの味が懐かしかった。これも6元。
今までいろんな国で学食に紛れ込んできたが、ここまでCPの高い学食はなかったぞ!!
世界に誇る学食を持つ大学、蘭州大学。
僕の独断と偏見で、蘭州イチの見所に認定です!!
みなさんも、蘭州に立ち寄る際にはぜひ行ってみてください^^

学食の営業時間

こんな感じで、蘭州観光終了~(笑)お次はシルクロードの起点の街です!!
≪夏河→蘭州≫
夏河から蘭州へのバスは、1日5便。
朝3便(6時半、7時半、8時半)、午後2便(14時半、14時55分)。
所要4時間強で、料金は朝便70.5元、午後便49.5元。
夏河からはその他、臨夏、合作、郎木寺などへのバスがある。
バスターミナルまでは、街中からならタクシーで1~2元/人(値段交渉次第)。
蘭州では、南バスターミナルに到着する。
ここから蘭州駅まではタクシーで所要15分、料金は15.5元(メーター使用)だった。

夏河のバスターミナルの時刻表

夏河のバスターミナルの料金表

蘭州の南バスターミナル
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