悠久の歴史を感じさせる街・西安
陝西省の省都、西安。
日本人には、昔の名である『長安』の方が、知られているかもしれない。
紀元前11世紀から約2,000年の間、歴代王朝の都として栄え、
秦の始皇帝、司馬遷、楊貴妃など、中国史に名を刻む数々の英雄がその足跡を残した。
まあ、日本でいう京都って感じかな。

西安駅前

鐘楼

鼓楼
現在の西安は、城壁に囲まれた区域が市街地観光のメインとなっており、
郊外には、兵馬俑や秦始皇稜、崋山などの観光スポットが点在している。

城壁を見ると、『西安に来た~』って感じ
西安市街の観光は、僕は城壁内の一部しかしてないが、
発展し続ける中国を象徴する表通りと下町風情の残る裏通りのギャップが面白かった。

南門

南の城壁

南門近くの書院門

書院門からの路地は、古い町並み&アクセの露店が並ぶ
表通りは東西南北の大街が貫かれており、
道は綺麗に整備され、沿道には大きなショッピングセンターが立ち並んでいた。
鐘楼近くには地下アーケードもあり、久々に都会へ来たと実感させられた。

表通りにはいくつもショッピングセンターがあった

連日35度超えの西安。ほんと暑すぎっ!!

久々のスタバさん

中国では初めて見た地下街

日系ブランドもありました
そんな表通りを一歩裏路地へと抜けると、そこには地元民たちの昔と変わらぬ生活があった。
井戸端会議をするおばちゃん、腹を出して寝そべるおっちゃん、元気に遊ぶ子供たち・・・。
おそらく何十年と変わっていないであろう風景が、裏路地には広がっていた。





中国の昔と今、そしてこれからを一度に味わえる街、西安。
暑すぎることを除いては、街歩きにもってこいの古都。

なんで中国人たちは列車の時間より相当前に駅へ来て、ひたすら待ってるんだろう・・・不思議。
≪蘭州→西安≫
鉄道は1日に30便以上あり、そのうち蘭州始発は10便(夜行3便)。
所要8~10時間で、料金は硬座94元、硬臥(中)169元。
蘭州発のチケットは、オンシーズンに入ったこの時期、非常に混み合っており、
本数の多い西安行きはまだ翌日で買えたが、敦煌などの西方面行きは2~4日待ち。
そのため、事前に購入しておくことを強くおススメする。
甘粛省のチベット圏から上がってくる人は、途中の合作のバスターミナルに、
鉄道の切符販売所があったので、ここで買っておくとよい。
ただし、営業時間は16時までだったので注意。
※鉄道検索はいつものこちらで。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
ランキング参戦中!!
一日一回、ポチっとしてもらえると嬉しいです。

にほんブログ村
携帯の方は、↓をクリック!!
にほんブログ村 世界一周