甘粛省の省都・蘭州をプラプラ
甘粛省の省都、蘭州。
人口320万人を誇り、チベット自治区へと向かう青蔵鉄道の停車駅でもある。
旅人の間では、不名誉にも中国イチ何もない(!?)省都として有名。
そんな蘭州で過ごした週末。
まず、旅人にとって蘭州のイマイチなところは、安宿がないこと。
バックパッカーの味方YHはなく、駅前の招待所は外国人お断り。
しかも、招待所や住宿の料金をぱっと見たが、1泊30~50元とどこも高い。
鉄道のチケットの関係上、1泊せざるをえなかった僕は、
甘粛省を一緒に旅してきた旅友と、仕方なくトリプルの部屋を4人でシェア。
駅前のよさげなホテルだったので、4人でシェアしても45元となかなかのお値段だったが、
久々に綺麗なホテルに泊まれて、気分は上々^^
蘭州は省都だけあって、街並みは高層ビルもあって立派な街なんだけど・・・
特に変哲もない地方都市って感じ。

街の中心にあった大きな広場

共産党90周年記念碑
はっきり言って、街を歩いていても、そんなに魅力を感じられなかった。
もちろん“旅人としては”って意味でね。

花が多かった蘭州の沿道

お堀

この日は日曜日だったため親子連れがたくさんいた

中国の一家団欒といえば、マージャンでしょ

変わった形の椅子

蘭州は電気屋さんが多かった
そんな蘭州の一番の見所であろう場所に行ってみた。
ご存知、中国、いや世界にその名を轟かせる大河、『黄河』。

っても・・・
うん、普通の川(笑)
しかも、色的に『黄河』っていうより、『紅河』だよね・・・。

黄河でモーターボート・・・別に乗りたくないな。

黄河の隣には運動公園があり、市民が卓球や

バスケを興じていた

誇大広告(!?)な蘭州の看板
蘭州イチの見所があっという間に終わってしまい、途方に暮れるうちら。
それでも都市に来たからには、行きたい場所が他にもある。
それは・・・

『スーパー』(笑)
東チベットを旅してくると、こういう当たり前のものが見所になるんです。
食品売り場に着いたとき、不覚にもちょっと、いやだいぶワクワクしてしまった。

エスカレータにまで商品を陳列する商売っ気たっぷりの中国スーパー
はっきり言って、黄河を見たときより、みんなのテンション


このままだと、蘭州の一番の見所は『スーパー』・・・
いやいや、そんなんどこにでもあるしっ!!
蘭州の魅力を感じるため、もう少し街中をプラプラ。
この街特有の見所を見つけるまでは、街を出れないぞ・・・。
そして、ついに見つけました

蘭州特有の見所!!
それは・・・

蘭州大学@鉄道駅前の天水南路を北へ15分ほど
街中にあるとは思えない広大な敷地は、地元の人たちの憩いの場にもなっていた。


図書館にあった日本の本

構内にあった張り紙が、大学時代を思い出させる
ただ、もちろん大学自体が見所というわけではない。
旅人にとっての見所は、もちろん・・・

学食!!
蘭州大学の学食、マジレベル高しです。
学食の楼は3階建てで、1階は一般的な中華、2階はレストラン、3階は地方・韓国料理と分かれており、
食の種類もさることながら、ここの食事はほんと安くてウマイ!!

2階はちょっと良さげなレストラン

3階には近郊の地方料理や韓国料理が軒を連ねる

1階で頼んだセット。これだけのボリュームで6元(80円弱)。最安は3.5元からセットあり。

3階で頼んだ石鍋ビビンバ。コチュジャンの味が懐かしかった。これも6元。
今までいろんな国で学食に紛れ込んできたが、ここまでCPの高い学食はなかったぞ!!
世界に誇る学食を持つ大学、蘭州大学。
僕の独断と偏見で、蘭州イチの見所に認定です!!
みなさんも、蘭州に立ち寄る際にはぜひ行ってみてください^^

学食の営業時間

こんな感じで、蘭州観光終了~(笑)お次はシルクロードの起点の街です!!
≪夏河→蘭州≫
夏河から蘭州へのバスは、1日5便。
朝3便(6時半、7時半、8時半)、午後2便(14時半、14時55分)。
所要4時間強で、料金は朝便70.5元、午後便49.5元。
夏河からはその他、臨夏、合作、郎木寺などへのバスがある。
バスターミナルまでは、街中からならタクシーで1~2元/人(値段交渉次第)。
蘭州では、南バスターミナルに到着する。
ここから蘭州駅まではタクシーで所要15分、料金は15.5元(メーター使用)だった。

夏河のバスターミナルの時刻表

夏河のバスターミナルの料金表

蘭州の南バスターミナル
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