~風の吹くまま、自由気ままな旅を~ -12ページ目

もうマジ勘弁。今は雨季なのか?? ~黄龍国家級風景区~



九寨溝と並ぶ四川北部の景勝地、『黄龍』。



標高3,200~3,700mの高所に作り出された棚田が有名。



『九寨溝とどっちがよかった?』などと聞かれるように、人気を2分している。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-入口
入場料は200元(学生150元)と利用する人はロープウェー代(上り80元)









人気の理由は、もちろん酸化カルシウムによって形成された棚田。



棚の深さや天候によって、水は青、黄、オレンジなど、様々な色に変化するため、



もちろん、光の多い晴れた日が観光にはおススメである。






で、この日の天気はというと・・・



もちろん、雨雨雨



ほんと勘弁してください・・・。



中国に入ってから、雨の日が多すぎっ(><)







園内で一番綺麗だといわれる五彩池も、この通り。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-綺麗じゃない五彩池
青い五彩池はどこに・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-遠くからの五彩池
遠くから見ると、かろうじて青い




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-青い五彩池
それでも写真で知ってる青さとは、雲泥の差









クロアチアのプリトヴィッツェ以来の、雨の景勝地観光・・・。



あぁ、無念。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ロープウェー乗り場
標高3,700mの五彩池へは、ロープウェーを利用するのが便利




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ロープウェー
1kmの距離を一気に駆け上がります




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ロープウェーから 雲と山
ロープウェーから見えた景色。雲が厚い・・・





~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ロープウェー行きバス
風景区のゲートからロープウェー乗り場までは、無料バスが運行している




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-遊歩道
ロープウェーを降りてから、五彩池へと続く登山道までは遊歩道を20分ほど




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-遊歩道から見えた湖
遊歩道から見えた玉翠彩池









雲が厚く、光の届かない棚田にすっかり落胆し、時間もないので渋々下山開始。



ただ、ここからの黄龍は、意外に面白かった。



よく写真に使われる五彩池しか、僕の黄龍のイメージはなかったが、



五彩池からの下り500mは、棚田の中に遊歩道があり、色々な顔を見せてくれた。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-1 くだりの遊歩道




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-3




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-4




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-5 石灰棚のふち




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-高山植物1




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-高山植物2




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-6 沈丁花




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-7 コケの生えた木




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-黄龍洞




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-2 チベット寺院




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-雨林の木




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-8.5 休憩所




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-8 池の上を通る遊歩道




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-9 池に生える木




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-10 綺麗な棚









正直、不完全燃焼感は否めないが、それでも後半部分は意外性があり、楽しむ事が出来た。



でもやっぱりここも、次回は紅葉の時期の晴れた日に、また来たいな。



てか中国の西南部(雲南、四川)は、今雨季なの??




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-日本語間違ってる
中国の看板の日本語訳って、間違ってること多いけど、これは酷いだろ・・・










≪黄龍の周り方≫


ロープウェーを使うか使わないかは、時間と体力次第。


ゲートから頂上の五彩池までは標高差500m、時間にして上り2.5時間、下り1.5時間。


九寨溝から日帰りで来た人は、園内で過ごせる時間は約4時間ほどなので、


徒歩で周るとゆっくり観光出来ないため、ロープウェー利用が便利。


僕は上りをロープウェー利用で、ゆっくり周って所要3.5時間だった。








≪九寨溝→黄龍≫


九寨溝発のバスは所要3時間、朝7時と7時半の2便のみ。


僕の滞在中、当日では満席で券が買えなかった為、前日までの購入をおススメ。


片道40元で、復路分は往路の道中で予約する。




僕は7時発のバスを利用し、10時に黄龍着、黄龍発は15時で、九寨溝着は18時。


九寨溝ではバスターミナル発着、黄龍では風景区のメインゲート発着。


九寨溝の宿がバスターミナルより手前にある場合、途中下車可能。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-黄龍への道
道中はチベット文化圏らしい風景が広がる




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-もやの中のバス
夏は靄に包まれることが多いという、黄龍周辺













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やっぱりここは凄かった!! 世界に誇る絶景スポット・九寨溝



もう最初に言わせてください。



『九寨溝』



めっちゃ良かった!!






中国の自然系では、一番楽しみにしていたところなんだけど、その期待に見事応えてくれました^^



予想以上に園内が広くて、かなり歩いたけど、疲れも吹き飛ぶ絶景の数々。



ほんとに、真っ青でした(笑)






まあ、口でいくら言っても伝わらないと思うので、今回は写真を中心にどうぞ!!






~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-1 入口へ
朝7時の開門に合わせ、眠い目を擦りながら、ゲートへ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-2 チケットオフィス
チケットオフィス@成人220元、学生160元+バス代90元




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-3 ゲート
そして、いよいよ園内へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-4 原始森林
まずはバスに乗り、Y字型に広がる園内の右側の一番上、原始森林へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-5 朝にしか見れない雲と山
朝にしか見れない雲と山の風景




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-6 緑豊かな森
原始森林は、その名の通り、緑豊かな森




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-7 高山植物
6月ということで、高山植物の花もたくさん咲いていた




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-8 遊歩道と雲 力強さ
力強さのある雲




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-9 水の透明さ
水の透明度が半端なかった




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-10 湖面から立ち込める靄
湖面から立ち込める靄




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-11 遊歩道と湖
遊歩道と湖




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-12 湖底に沈む木
湖底に沈む木。これでも水深2mはあると思う。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-13 スワン海
スワン海




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-14 滝
園内にはいくつもの滝がある




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-15 葉っぱの隙間から見えた透明な水
ほんと綺麗・・・表現力が乏しくて、申し訳ない




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-16 木と滝
でも、この風景には言葉なんて要らないか




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-17 いよいよ青の世界
そして、いよいよ青の世界へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-18 緑と青




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-19




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-20 湖底の木




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-21




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-22




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-23




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-25




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-26 瀑布




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-27 バス
Y字の右側部分を堪能したら、今度はバスに乗って、左側部分へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-28 長海
標高3100mにある長海




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-29 ランチ
ここいらでランチタイム。宿で作ってもらったツナサンド(23元)




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-30 五彩池
規模は小さいが、色鮮やかだった五彩池




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-31 五花海
午後、晴れ間も見えたので、再度一番綺麗だった、Y字の右側にある五花海へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-32
何度見てもほんとに綺麗




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-33




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-34




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-35 ビレッジ
帰り道に、ビレッジと書かれた場所に行ってみたが、なんのことはない、ただのお土産屋さん




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-マニ車
マニ車を逆に回す中国人グループ・・・












というわけで、朝7時から8時間かけて思いっきり満喫しちゃいました^^



この日は曇りで青空はほとんど見れなかったけど、晴れたらもっと色鮮やかなんだそう。



次回は、紅葉の時期の晴れた日に、ぜひとも再訪したいな。









≪九寨溝の周り方≫


九寨溝は広く、ゆっくり周ったら1日では見切れない規模。


そのため、園内バスをうまく使いながら、効率よく周りたい。


メジャーなスポットが集まっているのは、Y字型に広がる園内の右側部分。


正直、左側は長海と五彩池があるだけなので、時間がない人は行かなくていいかも。




僕個人としては、ぜひ原始森林からスワン海に続く遊歩道に行ってもらいたい。


青い湖はないけど、人も少なく、ゆっくり自然を満喫できます。




青い湖で一番綺麗だったのは、五花海。


ここの青さを見てしまったら、もう他の湖では物足りないと思う。






≪成都→九寨溝≫


成都(新南門バスターミナル)から九寨溝までのバスは、1日4便(全て朝便)。


8時までの3便は安く141元で、9時の便は182元。


混みやすいので、前日までの購入が望ましい。




成都から九寨溝まで所要9時間。


九寨溝ではバスターミナルに止まり、宿の客引きがたくさんいる。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-高速道路建設中
成都から九寨溝までは、ただいま高速道路を建設中。完成すれば5時間で行けるらしい。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-村
途中見えた村




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-何かの像
途中の町にあった何かの像









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駆け足・成都 ~パンダ、四川料理、日系デパートに・・・素敵宿~



中国の旅をはじめに考えた時、成都にはたぶん長期で滞在するだろうと思っていた。



四川省の省都である成都は、僕らがイメージする中国の故郷だ。



パンダや三国志の舞台として有名であり、麻婆豆腐や坦々麺などの生まれ故郷である。



そんな、成都をたった1日で駆け巡ることになった。






理由は、チベット文化圏に再上陸するため。



これから進む九寨溝の後に、四川省から甘粛省に渡って広がるチベット圏に行こうと考えている。



そのため、よく旅人が沈没するという成都を、1日で巡らなければならない。








ただ、そんな短い滞在となった成都も、僕にとっては問題なし。



まず、パンダに興味なし(笑)



次に、三国志には興味があるが、過去のものが展示されてるだけの博物館には興味なし(笑笑)



四川料理で興味あるのは、麻婆豆腐だけ(笑笑笑)










はい。



ということで、行くべきところは、麻婆豆腐の老舗・陳麻婆豆腐さんのみでした(笑)






さっそく九寨溝行きのバスチケットを新南門バスターミナルに買いに行った後、行ってきました。



旅人たちの噂では、ただ辛いだけ、イマイチとの声もある元祖、陳麻婆豆腐さん。



お味はいかに・・・。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-陳 外観
陳婆さんが作った辛い豆腐料理で、麻婆豆腐。本場のは山椒が凄いらしい。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-陳 麻婆豆腐
本場の麻婆豆腐は・・・豆腐のラー油煮、山椒ソースがけって感じ。舌が麻痺したあせる









舌とお腹に痺れを感じながらも、お腹を満たし、その後は街中をプラプラ。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-摩天楼
久々の都会!!成都の人口は1100万人。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-毛さん
偉大なるあのお方の銅像。祝、共産党90周年!!




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-バーバリー
ブランド店なんて、ほんと久しぶり




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-DIOR
つくりも凝ってた









歩行者天国の続く中心部を歩いていたら、見つけてしまった日系デパート。



もうね、見つけた瞬間から、気分はウキウキです^^




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-伊勢丹
伊勢丹




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-イトーヨーカドー
このアングルで見てたら、ボキャ天の『伊藤、よー加藤』を思い出して、不覚にも一人で笑ってしまった




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ウーロン茶
イトーヨーカドーで思わず衝動買いをしてしまったウーロン茶




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-お寿司
お寿司も売ってました




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-パンダ屋
ホコ天にあったパンダ屋、HGガールと共に・・・









ということで、あっという間に終わった成都観光。



でも、ちょっと町をプラプラして思ったけど、成都の一番の見所はここだと思う。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ 外観
世界中の旅人に有名なSim's Cozy GH









旅人が沈没する理由はいろいろあるが、一番多いパターンは宿の居心地がいいとき。



そういった意味では、ここのGHは最強だと思う。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ 庭
GH内には大きな庭があり、魚が泳いでいたり、鳥が遊びにきたり・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ くつろぎスペース
広々としたくつろぎスペース




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ BAR
BARでは飲み物はもちろん、四川料理、西洋料理、日本料理もあり、和洋中全てが揃ってる




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ 卓球
いきなり始まった卓球大会




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シムズ 映画
映画観賞会










ほんと旅人に必要なものが全て揃ってる。



このGHを作ったSimさんとMakiさんの旅人への愛が感じられる素敵な宿。






成都にきたら、ぜひSim'sへ。



最新のチベット情報も揃ってますよ~^^











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宿情報・中国② ~稲城、理塘、康定~


≪稲城≫

『稲城媽媽国際青年旅舎』
住所:バスターミナル前の道を南方向(出て右)へ5分。横に走る大通りを越えて左側。
料金:8人ドミ 15元
ネット環境:フリーWifi
備考:共同温シャワー・トイレ
おススメ度:★★★★☆ Good!


稲城にある唯一のYH。
1号店と2号店があり、ここは2号店。
日本語を少し話せるスタッフがおり、何かと対応してくれる。

8人ドミの部屋は安いものの、6/8の確率で敷布団の下は直板。
けっこう硬いため、苦手な人はマットのある手前の2つのベッドへ。

Wifiやアクティビティ情報など、
必要なものは一通り揃っているが、唯一残念なのがシャワー。
まず使えるシャワーが一つしかなく、さらにトイレと兼用&物置くとこない。
温かいお湯はでるものの、使い勝手悪すぎ。
水周りを気にする人は、プライベートルームへ。

商店や食堂は徒歩数分、中心の広場は徒歩3分。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-稲城 外観




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-稲城 談話室




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-稲城 客室棟




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-稲城 部屋






≪理塘≫

『Potala INN』
住所:バスターミナルから出て左へ行き、すぐ右に曲がる。徒歩2分。
料金:8人ドミ 25元
ネット環境:フリーWifi
備考:共同温シャワー・トイレ
おススメ度:★★★★☆ Good!


理塘にある、有名宿。
他にどんな宿があるのか分からんが、海外からのバックパッカーは、みんなここにいた。

立地もよく、部屋内も不満はなかったが、ここもシャワーはイマイチ。
トイレの洗面台の蛇口を改造して作ったシャワーで、男性用は扉の鍵がかからなかった。
まあ、このあたりでは、お湯が出るだけで、ありがたいと思わなければいけないのかな。

宿からメインストリートのレストランが集まるとこまで徒歩5分、ゴンパへは徒歩30分。
街中情報や乗馬、鳥葬などの情報は、スタッフまで。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-理塘 外観




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-理塘 部屋内







≪康定≫

『康定貢嘎国際青年旅舎』
住所:バスターミナルを出て左の後、橋の手前を左手へ。徒歩1分。
料金:6人ドミ 30元(会員25元)
ネット環境:フリーWifi
備考:共同温シャワー・トイレ、個人ロッカー付き
おススメ度:★★★★★ Great!!


文句なしの快適宿。
部屋、設備、雰囲気、立地、どれをとっても◎。
まだできて間もないのか、どこも綺麗だった。
水周りも快適で、洋式トイレを初めて見た。

康定に見所があれば、何泊でもしたい宿。
ちなみに康定の近くには、7000m級の山があり、欧米人はトレッキングに行くといっていた。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-康定 フロント




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-康定 部屋




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-康定 廊下









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最後の国にして最大の苦行 ~耐え忍んだ2日間 理塘→成都~



まずは、最初にお悔やみから。



僕の大好きなおバカ番組、MTV系の『jackass』の不動のメンバー、ライアン・ダンが20日亡くなった。



jackassでは、不死身っぷりを見せ付けていたライアンだったが、さすがに飲酒運転には勝てず・・・。






って、飲酒運転はダメだろパー






今後、スティーヴォーとの絡みが見れないと思うと、残念でならない(><)



お悔やみ申し上げます。









さて、『鳥葬』を自粛し、理塘を後にした僕の次なる目的地は、省都・成都。



理塘から成都へは、直通バスが出ていないため、康定を経由して2日がかりの移動となる。



成都までは何度も峠を越えるため、道中はもちろん山道。



それに加え、今回は様々なアクシデントも重なり、本当につらい移動となった。






まさか最後の国、帰国まで1ヶ月を切って、こんな苦行に立ち向かうことになるとは・・・



『まだまだ旅をしてるんだぞ』



改めてそう感じさせてくれた移動であった。











≪1日目の行程≫

理塘(4014m)→卡子拉山(4718m)→剪子弯山(4659m)→雅江(2700m)→

             高尓寺山(4412m)→新都桥(3350m)→折多山(4200m)→康定(2616m)



理塘発康定行きのバスの時間を、はじめ6時半と聞いていたが、



出発の前日にバスターミナルへ行くと、9時しかないと言われる。



※康定の宿で聞いたらやっぱり6時半発のバスはあったらしい






しかも、当日でしか変えないシステムのため、前日にはチケットが買えず・・・。






でた~、またこのパターンや。



絶対明日行っても、『メイヨー』と言われる・・・。



前回の教訓を生かし、最初から乗り合いバスで行くつもりで、前日から客引きと交渉した。









客引きが言うには、康定まで一人100元(バスは86元)、所要6時間(バスの場合は10時間)だという。



えっ!?6時間!!



事前情報で10時間と聞いていたが、6時間で着くなら、康定14時発の成都行きに乗れるんじゃね??



康定でやりたいこともなかったので、ここは一気に成都まで行きたいところ。



客引きのおっちゃんと7時半出発を約束し、その日は就寝。






次の日。



客引きのおっちゃんは、ちゃんと7時半に待っていてくれて、



早朝のため、乗り合いバスも8時前には出発した。



ちょっと時間が微妙になったが、運ちゃんが『任せろ、6時間以内だ!!』と意気込む。



その言葉を迂闊にも信じ込み、今日中に成都へ行ける嬉しさで、気分はアップアップだった^^






って、もう皆さんはこの結果が分かってると思いますが・・・



先に結果から言ってしまうと、かかった時間は10時間半。



6時間どころか、バスの所要時間よりかかってるしむかっ






遅れた要因は・・・たくさん(笑)



まず予想以上の未舗装道、いや未舗装というよりダートコースって感じだったな、あれは。



その他、雅江でなぜか乗換えを強いられたり、車の上に詰まれた荷物がずれて落ちそうになったり・・・。






そして何より、一番の誤算だったのが軍のトラックの行列。



軍のトラックが通り過ぎるまでの時間・・・



なんと1時間!!



いくらなんでも道路閉鎖しすぎです。



ほんとこれだから共産主義は・・・。






ってことで、もちろん成都へのバスの同日乗り継ぎは無理。



おとなしく康定で一泊しました。




$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-理塘の町
スタート直後、理塘の町。ここまでは順調だった。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-未舗装の道
1日目はずっとこんな感じの道




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ずれる荷物台
どれくらいの凸凹道かというと、荷物を載せる台が15分おきにズレ落ち、




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-落ちた荷物
衝撃で後ろのトランクが空き、荷物が落ちちゃうくらい・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-軍隊のため1時間待ち
そして、これが問題の軍による通行止め




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-目線の先の雲
ただ、さすがに4000m近い山々の景色は圧巻




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-晴れた空
途中から空も晴れ渡り、高山らしい風景が・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-山文字
途中、山文字もあった




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ヤク 放牧
平和なヤクの放牧風景




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-野からのバイク
颯爽と野からあらわれたチベタンバイク




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-雅江
中間点・雅江では、なぜか僕だけ降ろされ、違う車へ・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-子供がひざに
次の車では親子の間に座らされ、僕の膝に子供が寝始める始末・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ビラまき
そんな中、貴重な経験も。同乗したチベット僧による、五色の紙を撒く儀式。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-康定 新市街
10時間以上かかり、やっと康定へ




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-康定 市街
康定の町は川沿いにあり、日本の温泉場のような雰囲気









≪2日目の行程≫

康定(2616m)→泸定(1310m)→二郎山(3200m)→雅安(1507m)→成都(500m)



康定から成都へのバスは、バスターミナル毎に毎日数便出ているため便利^^



着いた時に買ったバスチケットを持って、朝7時の便でいざ成都へ。






康定からの道は、未舗装の部分は少なかったものの、ここでも問題発生。



康定-雅安の道で、道路工事しすぎだよ(><)



おかげで数回片側車線の通行待ちをし、かかった待ち時間の合計、2時間以上・・・。






ほんとどういうこと??






いくら、工事中だからって、片側の車線を1回に30分以上止める意味が分からない。



ほんと、勘弁してって感じ。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-道路工事
至る所で行われていた道路工事




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-通行止め
長時間過ぎる通行止めに、運ちゃん寝てたし(笑)









しかも、この工事。



僕はてっきり四川大震災の影響でやってるのかと思ったら、どうやら違うらしい。



というのも詳しい人の話では、この区間の工事は大震災前からずっとやっていたという。






理由は2つ。



まずは、どの国でもある、道路の公共事業による政治家と地元、企業の癒着。



何度も掘り返して、道路事業費を搾取しているらしい。






そして2つ目は、この地域特有の理由。



そう、チベット文化圏への漢民族の移住が目的。



道路工事をするために安い賃金で田舎の漢人を雇い、工事現場近くに住まわせているらしく、



そうすることによって、その地域の漢民族の人口比率を上げようという魂胆。



なかなかやりますね、中国政府。









まあ、理由はどうあれ、そういうことで、かかった時間はトータルで9時間。



道路工事の障害さえなれば、7時間以内に着いたと思われる。






ちなみに、雅安から成都は高速道路。



久々の100kmオーバーのスピードに、ちょっとテンション上がった(笑)




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-成都行きバス
成都行きのバス(121元)




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-今日も山
今日も山道




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-迫ってくる雲
迫り来る雲




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-雲の中へ
そして、雲の中へ・・・




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-チャリダー
成都-理塘間は多くの中国人チャリダーがいた。ラサまで行く人も多いとか。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-天山
途中の休憩所




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-水没した家
工事現場付近で見た、水没した家。どうしちゃったんだろう。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-成都
そして9時間後、ようやく成都に到着










≪理塘からのバス≫


康定、巴塘、郷城、稲城へのバスが一応あるが、これらは不便のため、乗り合いタクシー(バス)がおススメ。


料金もバスと比べ、同じか、ちょっと高いくらいなので、利便性大。


乗り合いの客引きは、バスターミナル付近におり、朝から夕方まで終日いた。






≪康定からのバス≫


康定のバスターミナルはしっかりしており、当日のしか買えないということもない。


行き先は成都や理塘方面はもちろん、楽山、丹巴、甘孜、白玉などへのバスがある。


成都へは各ターミナルへのバスが出ており、早朝から午前中に集中している。












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