trycomp2のブログ -2403ページ目

6カ国協議で前進なし 米朝接触も物別れ

 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の各国首席代表らが国際会議に合わせ東京に集まったが、11日で会議の日程は終了、同協議に向けた大きな前進はなかった。会議場内で同日、米首席代表のヒル国務次官補と北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官が短時間接触したものの、従来の主張を繰り返して物別れに終わり、昨年11月以降中断している6カ国協議再開の行方はさらに不透明になった。
 11日の中朝協議も不調に終わり、6カ国協議の議長役である中国首席代表の武大偉外務次官は同日、記者団に対し、東京では米朝の正式な2国間協議は開かれないとの見通しを示した。
 この日の米朝接触で、ヒル次官補は「荷造りして会議に来るべきだ」と述べ、無条件で6カ国協議の早期再開に応じるよう北朝鮮側に呼び掛けた。これに対し、金次官は「まず石をどけるべきだ」と語り、米国による金融制裁解除が復帰の条件とする従来の立場を繰り返した。(共同)
デーリー東北新聞:FLASH24:国際

北朝鮮工作員による拉致、韓国では異例

 横田めぐみさんの夫とされる人物である可能性が高いとされた金英南(キム・ヨンナム)さんは、78年8月、韓国西部の全羅北道沖の仙遊島(ソニュド)で拉致された。韓国政府が認める、北朝鮮による韓国人拉致被害者は485人。拿捕(だほ)されるなどした漁民が大半だが、金さんら5人は北朝鮮工作員らによって拉致されたとみられる韓国では異例の被害者とされる。

 韓国情報機関の国家安全企画部(現・国家情報院)の発表によると、対南工作を担当する北朝鮮・作戦部の工作員3人が78年8月5日夜、金さんを拉致。全羅南道・紅島(ホンド)では同月10日に2人を連れ去った。その後、紅島では77年8月12日にも2人が拉致されていたことが発覚した。5人はすべて男子高校生だった。

 日本でも、めぐみさんが77年、地村保志さん夫妻、蓮池薫さん夫妻、曽我ひとみさんらは78年に拉致された。5人の高校生は北朝鮮工作員に韓国事情を教えさせられていたといわれる。

 安企部は97年の捜査報告で、「朝鮮戦争時に北に渡った『越北者』が年を取ったので、新たに南の人間を拉致して工作に利用しろ」という金正日(キム・ジョンイル)総書記(当時は書記)の指示を受け、5人を拉致したと明らかにした。だが、直接の指示の有無は不明との指摘もある。

 金さんを含む5人は、韓国の拉致被害者の中でも特異なケースといわれている。韓国統一省によると、朝鮮戦争(50~53年)以降の韓国人拉致被害者485人の約9割は漁民。約3700人の漁民が拉致され、3250人余りは釈放されて帰還したが、一部は北朝鮮に取り残されたままだ。

 南北朝鮮は互いに長く相手の存在自体を否定、自国体制の優位性を激しく競い合ってプロパガンダを繰り返してきた経緯があり、韓国国内でも拉致問題が大きく取り上げられてこなかった。

 金さんらも、当初は行方不明として処理されたが、97年に安企部が北朝鮮工作員を逮捕。「5人は北で生存している」と自供したため発覚した。

 ただ、北朝鮮は韓国人拉致被害者について、自らの意思で北朝鮮にわたったなどとして一貫して「存在しない」との立場を崩さず、朝鮮戦争時に発生した捕虜とともに韓国政府の送還要求に応じていない。
asahi.com:北朝鮮工作員による拉致、韓国では異例?-?社会

拉致問題 韓国に連携呼びかけ

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫とされる男性が、韓国から拉致されたキム・ヨンナム氏である可能性が高いとするDNA鑑定の結果が出たことを受けて、政府は、韓国政府に連携を強めるよう働きかけ、足並みをそろえて、北朝鮮に対し問題の解決を迫っていきたいとしています。
横田めぐみさんの夫とされる男性をめぐって、政府は11日、1978年に韓国で拉致された韓国人のキム・ヨンナム氏である可能性が高いとするDNA鑑定の結果を発表しました。政府が依頼した2つの検査機関は、めぐみさんの娘のキム・ヘギョンさんとキム・ヨンナム氏の家族の間に血縁関係が存在する確率は、それぞれ99.5%と97.5%と鑑定しました。政府は、この結果をめぐみさんの家族に説明するとともに、来日している韓国や北朝鮮の政府関係者にも伝えました。韓国政府は、北朝鮮に対して対話と交流を活発化し、融和を図る方針を重視していますが、政府は、この鑑定結果によって、韓国の拉致被害者が北朝鮮で生存している可能性が高まったとしています。そして、韓国政府がこの問題で、DNA鑑定を独自に行いたいとしていることから、キム・ヘギョンさんの血液を提供するなどの協力を行って、拉致問題で連携を強め、両国が足並みをそろえて、北朝鮮に問題の解決を迫っていきたいとしています。一方、政府は今回の鑑定結果で、北朝鮮がこれまでめぐみさんの夫は「キム・チョルジュン」という男性だと説明してきたこととつじつまが合わないことや、この男性がDNA鑑定に協力する姿勢を示していないことなどを指摘し、引き続き北朝鮮に対して、誠意ある対応を求めることにしています。
NHKニュース