「めぐみ」上映権を購入 政府、学校にDVD貸与も
政府の拉致問題対策本部は26日、北朝鮮拉致問題に対する理解促進につなげようと、横田めぐみさん拉致事件を描いたドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の上映権を米国の制作会社から5万ドル(約570万円)で購入したことを明らかにした。
上映は、政府が主催・共催する場合に限ることなどが条件。同本部は、映画を収録したDVDを希望する学校に無料で貸し出すほか、在外公館で上映する考えで「問題解決に向けた機運の醸成に役立てたい」としている。
映画は、1977年に新潟市でめぐみさん=当時(13)=が拉致された後、救出運動に奔走する父滋さん、母早紀江さんの努力や苦悩などを克明に描いた。政府は従来、同制作会社に1回600ドルを支払って在外公館などで上映してきたが、国内外で鑑賞の機会を増やすことを狙い10月に上映権を購入した。
(共同)
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北朝鮮の核申告、越年の公算――「第2段階」完了ずれ込み
【北京=佐藤賢】北朝鮮の核放棄の第2段階の柱である「すべての核計画の申告」の履行が年明けとなる公算が大きくなった。中国外務省スポークスマンが25日、第2段階の一部措置が実施期限である年末からずれ込むとの認識を示した。北朝鮮が見返りに求める「米国によるテロ支援国家指定の解除」を巡る調整も来年に持ち越される方向だ。
中国外務省の秦剛副報道局長は25日の記者会見で、第2段階の進ちょく状況について「核施設の無能力化の大部分は年末までに完了する。その他も次第に前に進んでいる」と説明した。第2段階のもう一つの柱である「無能力化」については既に、技術的な面からも年内完了が不可能との認識で関係国が一致している。秦副局長の発言は核計画の申告も年内実施が困難との見通しを示唆したものだ。
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核施設無能力化も越年へ 北朝鮮、重油提供遅れで
【平壌、北京26日共同】北朝鮮の玄鶴峰(ヒョン・ハクボン)・外務省米州局副局長は26日、6カ国協議で合意した非核化措置に対応した重油などの提供が遅れていることを理由に、寧辺で行われている核施設無能力化の作業速度を「やむを得ず調整する措置を講じる」と述べ、作業の越年が不可避になったことを示唆した。
平壌で同日まで2日間行われた「経済・エネルギー」作業部会の北朝鮮、韓国、中国の3カ国による実務協議後に、共同通信などに語った。
同協議で北朝鮮代表を務める玄副局長は無能力化作業の中断などの事態は起きないことを示唆。実験用黒鉛減速炉(5000キロワット)からの燃料棒抜き取りは、安全上の理由から来年3月ごろまでかかるものの、再処理施設などの無能力化は年内に完了できるとみられていた。
無能力化とともに年内履行で合意していた「すべての核計画申告」も越年が確実になっている。
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中日新聞:核施設無能力化も越年へ 北朝鮮、重油提供遅れで:国際(CHUNICHI Web)