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全国の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)会館の固定資産税が公益性が高いなどとされて減免されている問題に絡み、「北朝鮮に拉致された日本人を救出する秋田の会」(救う会秋田)は十日、佐竹敬久秋田市長に対し、同市中通の朝鮮総連会館への固定資産税の減免割合と減免開始時期、拉致問題などに関する四項目の質問状を提出した。これに対し、市資産税課は減免は全額と明らかにした上で「開始時期は会館の建設当初からと思われるが、資料が残っていないので具体的には不明」としている。
同会のメンバーはこの日、市役所を訪れ、同市内の朝鮮総連会館の減免は全額か一部か、またいつからか▽今後も減免するのか▽北朝鮮による拉致犯罪についてどう思うか▽市長として北朝鮮による拉致犯罪について具体的にどういう取り組みをするのか-の四項目にわたる質問状を提出した。二週間以内の回答を求めている。
同課によると、朝鮮総連会館の集会所の敷地と建物については、公益性が高いとされて全額減免されているが、減免の開始時期については、平成七年以前の課税資料が残っていないために特定できないという。同課では「今後、新たに申請がきた場合は、年間の利用状況などを厳正に調査して判断したい」としている。
Sankei Web 地方版 || 秋田
北朝鮮向け放送でメッセージ
「この思いが息子に届くと信じている」。1981年に行方不明になり、北朝鮮に拉致された疑いがぬぐえないとして「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(東京)のリストに入っている安達俊之さん(当時18歳)の母道子さん(72)(白山市)が、拉致被害者に聞いてもらうための北朝鮮向けラジオ短波放送「しおかぜ」で俊之さんへのメッセージを流すことになった。
道子さんは10日、白山市役所鶴来支所で原稿を作成した。俊之さんが行方不明になってからの25年間を振り返りながら、「手取川も家も電話番号も昔のままで、俊之が一日も早く帰ってくるのを待っています」などと思いをつづった。道子さんは、「今までは思い出すのがつらくて原稿を書けなかったが、周りの支援があって踏み切れた。放送が俊之に届くと信じている」と涙ながらに語った。
金沢市内のホテル従業員だった俊之さんは、81年6月、同僚女性と旧鶴来町の友人宅を訪ね、女性を「自宅まで送る」と言って友人宅を出たのを最後に、2人とも行方不明になった。2003年、同調査会の特定失踪者リストに入った。
道子さんは、04年の小泉首相2度目の訪朝を機に、「拉致認定されていない多くの失踪者の問題をもっと深刻に考えてほしい」と思い、俊之さんの同級生らとともに真相究明を訴える活動を行っている。俊之さんの中学時代の同級生、東芳治さん(43)(金沢市)は「この放送が俊之君が帰ってくる糸口になれば」と話していた。
「しおかぜ」の放送は毎日午後11時半から30分間。道子さんのメッセージ(代読)は今月中にも4、5日に1回のペースで流されるという。
(2006年5月11日 読売新聞)
写真:息子への思いを込めた原稿を書く道子さん(右)
石川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)25年前、北朝鮮に拉致された疑いがあるとされる白山市の旧鶴来町出身の安達 俊之さんの母、道子さんが、10日、北朝鮮に向けたラジオ放送で読まれる手紙をしたためました。
安達俊之さんは、25年前の6月交際中の女性とともに失踪しました。
当時18歳でした。
安達さんは3年前、特定失踪者問題調査会により「拉致の疑いが否定できない特定失踪者」として公表されています。
去年10月、調査会では北朝鮮向けの短波ラジオ放送「しおかぜ」を立ち上げましたが、今回、道子さんは、電波に乗せ息子にメッセージを届けようと決心し、手紙を書きました。
手紙には、俊之さんが行方不明となった当時、そのままに部屋をしてあることや白山市の自然の風景について、母の切実な思いが記されています。
母道子さんのメッセージはおよそ2週間後に北朝鮮に向けて放送されるということです。
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