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ノルウェーで開かれている国際会議で、斎賀人権担当大使が北朝鮮による拉致事件について講演し、拉致被害者の松木薫さんの姉も解決を訴えました。
「北朝鮮側は『松木薫さんは96年に交通事故で死亡』と伝えてきた。きょうの会議には姉の斉藤文代さんも出席しています。ご家族にとって、どんなに恐ろしい事件でしょうか」
北朝鮮による拉致事件について講演したのは斎賀富美子人権担当大使です。斎賀大使は北朝鮮側が「拉致被害者、松木薫さんのもの」と提出した遺骨が別人の物だったことや拉致の被害は世界12ヶ国に及び、国際的な人権問題だなどと訴えました。
今回の国際会議には80年にスペインから北朝鮮に拉致された松木薫さんの姉、斉藤文代さんも参加。斉藤さんは会場に弟の薫さんの写真を持参し、拉致問題の解決を訴えました。(11日01:32)
拉致は国際的問題、斎賀大使らが訴えアメリカ政府高官は10日、議会での証言で、中国は北朝鮮の体制の崩壊をおそれるあまり、現状維持を図ろうとしていると指摘し、北朝鮮の変革に、中国もより積極的に関与すべきだという考えを示しました。
アメリカの対中国政策の中心的な存在であるゼーリック国務副長官は10日、議会下院の公聴会で証言し、まず、北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議について、「去年9月の共同声明は、朝鮮半島の非核化にとどまらず、北朝鮮が平和で開かれた体制となる選択肢を示したものだ」と述べました。そのうえで、ゼーリック副長官は中国の一連の対応について、「協力的な態度だ」と評価する一方、「ちゅうちょが見られるのも事実だ。もし北朝鮮の体制が崩壊したら、どのような影響が降りかかるかを心配するあまり、その影響力を十分行使しないでいる」と指摘しました。さらに、「中国は、北朝鮮が現体制を維持できると見ているようだが、それはまちがっている」と述べ、北朝鮮の変革に、中国もより積極的に関与すべきだという考えを示しました。
NHKニュース北朝鮮の人権問題について話し合う国際会議が北欧のノルウェーで開かれ、日本の齋賀人権担当大使や拉致被害者の家族も出席して、ヨーロッパでも拉致問題への関心が高まるよう働きかけました。
この国際会議は、北朝鮮による人権侵害や難民問題について話し合うため、韓国とノルウェーのNGOが主催して、ノルウェー南西部のベルゲンで9日から開かれています。10日の分科会では、日本の在ノルウェー大使で、人権担当大使も務める齋賀富美子大使が講演し、「日本が北朝鮮との関係を正常化するには、拉致問題の解決が不可欠だ。拉致の被害は日本だけでなく国際社会全体の問題だ」と訴えました。また、熊本県出身でスペインで北朝鮮に拉致された松木薫さんの姉の斉藤文代さんも会場を訪れ、「少しでも多くの国の人に問題を知ってもらうことで、弟たちの帰還が1日でも早まるよう期待しています」と話していました。ヨーロッパは、松木さんをはじめ複数の日本人が拉致された舞台とみられていますが、これらの事件が地元で十分に知られているわけではありません。日本政府や被害者の家族は、アメリカのブッシュ大統領が、先月、拉致被害者の家族との面会に応じたのをきっかけに、北朝鮮と国交を持つ国が多いヨーロッパでも拉致問題への関心を高め、北朝鮮への圧力を強めていきたいとしています。
NHKニュース
