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北朝鮮への食糧支援再開 WFP、2年計画で (共同通信)

 【北京11日共同】世界食糧計画(WFP)は11日、支援方式の転換をめぐる北朝鮮との協議が10日までにまとまり、今年から2年間、約190万人を対象に総額1億200万ドル(約113億円)相当、約15万トンの食糧支援を再開することで合意したと明らかにした。9、10の両日、訪朝していたWFPアジア担当幹部が11日、北京で会見し、述べた。

 北朝鮮は昨年、食糧事情の好転などを理由に、WFPや人道支援団体に対し、単年度計画の支援形式を中長期的な開発支援型に転換するよう要求、食糧支援は昨年末で打ち切られていた。

 今回の支援再開は、今年に入り、食糧配給が中断するなど再び悪化しているとされる北朝鮮の食糧事情を背景に、支援期間を2年としながら開発支援への転換を準備する暫定的な措置とみられる。


[ 2006年5月11日13時3分 ]
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金前大統領、「北朝鮮に譲歩」発言に慎重

【ソウル10日聯合】モンゴル訪問中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が金大中(キム・デジュン)前大統領の訪朝計画に触れ「(北朝鮮に)多くの譲歩をしようとしている」と発言したことについて、金前大統領は慎重な反応を見せている。

 崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官は10日、聯合ニュースの電話インタビューに対し、「現職大統領の発言を論評する立場にはない」と述べた。盧大統領が金前大統領の訪朝に多大な期待を示している点についても、以前にも同様の言葉を述べたことがあるとし、拡大解釈を警戒した。

 金前大統領が反応を控えているのは、来月の訪朝を控え政界を中心に不必要な論争が起こるのを防ぐためとみられる。政界の一部では訪朝が戦略的に利用されるとの指摘もあるほか、「大統領特使」論も出ているためだ。

 金前大統領は先ごろ統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官と会った席で、訪朝は個人的なもので過度に取り上げられるのは望ましくないと述べている。
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【社説】韓総連の実態を見て見ぬふりする統一部

 10日の今日から2日間、金剛山で「南北大学生代表者会議」という行事が開かれる。韓国大学総学生会連合(韓総連)を中心とする韓国側の大学生357人と北朝鮮側の120人あまりが集まり、「6・15共同宣言を固守し、反統一の好戦勢力を清算しよう」という共同決議文を発表するという。1996年以来、 10年にわたって利敵団体とみなされてきた韓総連が、堂々と統一部から北朝鮮訪問の許可をもらい、こんな危なっかしい行事を行えるようになったとは、時代も変わったものだ。

 最高裁判所も1988年、2003年と今年初めの3回に渡り、韓総連が利敵団体であると認定している。統一部が、多くを韓総連のメンバーが占める北朝鮮訪問申請者の357人に北朝鮮訪問許可を出した理由として、「行事の推進団体は韓総連ではなく『6・15大学生運動本部』であるため、問題はない」との判断を示した。統一部の判断力がもとものこの程度なのか、あるいは何か魂胆があって見て見ぬふりをしているのか、何とも理解に苦しむ。

 統一部は昨年5月には、南北大学生会議を準備するために北朝鮮訪問を申請した韓総連議長にもあっさり許可を与えた。この際も「議長としてではなく、個人として許可したもの」とし、「南北関係の円満な進展に寄与するだろう」との解説まで付け加えた。7月には親北朝鮮統一団体である祖国統一汎民族連合(汎民連)のメンバーが計画した「金剛山統一紀行」を許可し、韓国戦争(朝鮮戦争)の勃発時に韓国軍を5人殺害した元パルチザンや元スパイら5人の北朝鮮訪問も承認した。この時は「人権の面からも金剛山への観光を制限する理由はない」と説明した。最高裁の判決も、政府の政策も、統一部の目には入らないようだ。

 韓総連の実態を見るがいい。全国で200以上ある大学のうち、韓総連に所属している大学は今や36大学しかない。「大学生代表者会議」という名称は誇張もいいところだ。共同決議文だか声明文だか知らないが、彼らの叫ぶ、「外国勢力と野合し、民族の頭上に核戦争の脅威をもたらそうという反統一の好戦勢力」「同じ民族同士、主張を高く掲げ」「祖国統一を推進する強い意志」などといった20年前を思わせるスローガンは、北朝鮮の台詞をそのまま書き写したかのような印象さえ受ける。今の韓総連は頭も心も空っぽだという証拠だ。所属する学生たちには、こんな風に青春を無駄に過ごしてよいのか、一度考えてみて欲しいものだ。
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)