trycomp2のブログ -2187ページ目
北朝鮮による拉致をはじめとする人権侵害に対する厳しい措置を定めた、与党の「北朝鮮人権侵害問題対処法案」(人権対処法案)の国会審議が近く始まる。北朝鮮の人権侵害への国際的な圧力が強まる中、「人権問題は北朝鮮の弱点。ダメージがあるはず」(外務省筋)と期待されている。ただ脱北者の受け入れ・支援を法案に盛り込むことは見送られた。テロリストの侵入防止策などが解決しなかったためで、課題を残した「見切り発車」となった。
「米国と横並びに脱北者の受け入れを入れるべきだとの議論は最近まであったが、そこまで踏み込むと面倒なことにもなりかねない」
与党幹部は、国会提出した人権対処法案に脱北者支援を盛り込むかどうかを最後まで検討していたことを打ち明ける。
国連が昨年十二月の総会で北朝鮮による外国人拉致を非難する決議を採択。米国も拉致問題に強い関心を示す一方、今月五日、脱北者六人を難民として初めて受け入れるなど「人権圧力」を強めている。
こうした国際情勢の変化を追い風に、対北朝鮮圧力を支援する同法案への期待も高まった。与党内には「脱北者支援は北朝鮮の人権侵害状況をアピールする有効な手段」として経済制裁と並ぶ法案の柱とする動きが強まっていた。
しかし、国内の受け入れ態勢には問題が多いのも事実だ。
脱北者は現行法では難民として扱われるケースが多いとみられる。日本の難民受け入れは、昭和五十七年から昨年までで三百七十六人で、他国に比べて難民認定が厳しい。テロリストやスパイが紛れ込む可能性があるため、厳格な審査を課しているためだ。
法案づくりの過程では「脱北者の場合はなおさら、その可能性が高いのではないか」「受け入れた後に当局が監視を続けるわけにはいかない」などの声が出たという。
「脱北者が日本の在外公館に駆け込んでも保護、収容する施設とスタッフが十分でない」(脱北者支援組織)という事情もある。
政府は「これまで数十人を受け入れている」(外務省筋)と強調するが、いわゆる「日本人妻」など日本国籍を持つ人や戦後の集団帰国で北朝鮮に渡った人ばかり。
結局、「脱北者を出さないように北朝鮮の人権状況を改善させることが主眼」(与党関係者)とし、経済制裁のみの法案となった。
一方、民主党が二月に国会提出した北朝鮮人権侵害救済法案は脱北者を「難民に準じた扱いをする」ことで、日本の定住資格を与える条項を盛り込んだ。
衆院拉致問題特別委員会での審議では、脱北者支援が大きな争点になりそうだ。
(産経新聞) - 5月14日2時59分更新
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 与党の対北人権法案「脱北者支援除外」 危険人物侵入?懸念強く見送る横田めぐみさんの両親ら拉致被害者の家族が、来日中のタイのカンタティ外相と面会し、北朝鮮に拉致された可能性があるタイ人女性について、情報を交換するとともに、問題解決に向けた協力を要請しました。
面会は、タイ側の希望で行われたもので、13日午後東京都内のホテルで、めぐみさんの両親ら拉致被害者の家族4人が、来日中のタイのカンタティ外相と面会しました。この中でカンタティ外相は、曽我ひとみさんの夫のジェンキンスさんの証言で、北朝鮮に拉致された可能性があることがわかった、タイ人女性のアノーチェ・パンジョイさんについて、「タイの家族の話と一致する点が多く、同一人物だと考えている」と述べたということです。また家族側が「北朝鮮と国交があるタイが、北朝鮮に問題の解決を迫ってほしい」と求めたのに対して、カンタティ外相は「現時点ではアノーチェさんは、行方不明者として扱っている。今後さらに情報を集めて、対応していきたい」と答えたということです。面会のあとカンタティ外相は「日本の家族と意見交換ができ、理解が深まった。この情報をもとに北朝鮮にも協力を求めていきたい」と話しました。また、増元照明さんは「タイの外相と家族が面会したという事実は、北朝鮮への大きな圧力になると思う」と話していました。アノーチェさんをめぐっては、北朝鮮が拉致を否定していることから、家族会は今後もタイとの連携を強めて、問題解決を目指していくことにしています。
NHKニュース 北朝鮮による拉致被害者の支援団体「新潟救出の会」(小島晴則会長)は13日、新潟市の古町十字路で被害者の救出を求める署名活動を行った。福井県小浜市から地村保志さんの父、保さん(79)も駆け付けた。
15 日から横田めぐみさんの父、滋さん(73)が訪韓し、めぐみさんの夫の可能性が高い金英男(キムヨンナム)さんの母らに面会する。同会のメンバー10人と街頭に立った地村さんは「(金さんの母らは)同じように家族が北朝鮮に拉致された同胞。『家族』として付き合いを深めてほしい」とエールを送った。
[新潟日報 05月13日(土)]
( 2006-05-13-17:46 )
新潟日報 NIIGATA NIPPO NEWS
