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北朝鮮のミサイル発射について小泉総理はいかなる意図であっても北朝鮮にプラスにならないとする一方、「対話の余地は常に残しておかなければならない」と述べました。
「(ロシアのインタファックス通信によると、合計10発発射したということですが?)それはわかりません。(今後も打ち続けてくる可能性は?)可能性としては否定できないでしょうね」
「(度重なる国際社会の批判に対して、北朝鮮が打ち続けることについては?)どういう意図があるにせよ、北朝鮮にとってプラスはありません。(日本への揺さ振りだと受け止めますか?)日本に対してだけか、どういう思惑かっていうのはなかなかわかりませんが、日本に対してもアメリカに対しても他の国に対してもプラスはないと思うんですけどね」
「(この件で日朝平壌宣言の有効性については?)これは政治宣言ですから、この方向を尊重して、お互い正常化に努力しようということですから、そのような働きかけを北朝鮮側も誠実に順守していくのがいいと思います。(今回の行動は日朝平壌宣言を一方的に破棄してきたと捉えることは?)破棄というよりも極めて遺憾な事態だから、自らの国の利益をよく考えて、日朝平壌宣言を尊重していこうという働きかけを我々もしていかなきゃいけない」
「(日本側から破棄という可能性は?)破棄とかはともかく、こういうことを守っていくのが両国にとって望ましいなという努力は続けていかなきゃいけないと思っています。(宣言に違反しているという認識は?)違反しないようにしなさいという働きかけが必要なんです」
「(これまでは対話と圧力でやってきたが、今後はどのような対応を?)対話と圧力は必要なんです。対話なしには解決できないんです。(まだ対話の余地は残っている?)対話の余地は常に残していかなければいけないんです」
「(圧力をより強めるという考えは?)官房長官の声明でもあったように、これも一つの圧力なんです。(送金停止などの金融措置については?)どういう圧力があるか言うべきじゃないです。いろんな問題を検討していかなきゃいけない」
小泉総理は日朝平壌宣言を守って国交正常化に努力することが北朝鮮にとっても良いことだとして、今後も働きかける考えを示しました。一方で、改正外為法による送金停止などの新たな措置については、「どういう圧力があるか言うべきではない」と述べて、明言を避けました。(05日18:25)
TBS News-i 北朝鮮が5日未明から早朝にかけて、弾道ミサイルとみられる6発のミサイルを発射、午後5時過ぎには7発目のミサイルを発射しました。政府は万景峰号の入港禁止などの制裁措置を決め、国際社会との連携により、北朝鮮への圧力を強める方針です。
アメリカがスペースシャトルの打ち上げに成功した日本時間の午前3時半頃、北朝鮮は最初のミサイルを発射。午前4時頃に2発目。午前5時頃に長距離弾道ミサイル「テポドン2」とみられる3発目が発射され、いずれも日本海に落下したとみられています。
午前6時半頃、小泉総理が官邸へ、記者団の質問には答えませんでした。午前7時過ぎにはシーファー米駐日大使が総理官邸で安倍官房長官らと会談。この後、北朝鮮は4発目、5発目、6発目のミサイルを発射しました。
「我が国が行うことができるすべての制裁措置について検討していきたい」(安倍官房長官)
「ミサイル発射は我が国の問題ですから」(北朝鮮外務省 リ・ビョンドク氏)
そして、午前10時半過ぎ、日本政府は万景峰号の入港を半年間禁止する制裁措置を決定しました。麻生外務大臣はアメリカのライス国務長官と電話会談し、この問題の国連安全保障理事会での対応も含め、今後、緊密に協議していくことで一致しました。
今回のミサイル発射を受けて、朝鮮総連の本部前は物々しい雰囲気に包まれました。また、万景峰号にいた在日の学生ら200人の下船が例外的に認められました。一方、アメリカのブッシュ大統領は予定通り独立記念日を軍の基地で祝い、自身の誕生日を前に祝福を受けました。
ところで、今回発射された「ノドン」と「テポドン2」はどのような脅威の違いを持つミサイルなのでしょうか。
「ノドンミサイルは射的(距離)が1300キロ。1300キロの中に、ほとんど日本の大都市は入っていますから。テポドンは射程が6000キロから8000キロ、9000キロ。アメリカを恐怖心に落とし入れて、アメリカと北朝鮮は戦争する関係ではなくなったんだということを訴えるための手段」(防衛庁・防衛研究所 武貞秀士主席研究員)
今回発射されたミサイルは計6発。発射場所も種類も違う理由について、武貞氏は「テポドン2のテストが本命であって、失敗か成功か自信がなかった。それをカモフラージュするために複数、別々のところから発射をした」と解説します。
日本政府が今回のミサイル発射準備の兆候を発表したのは約1ヶ月半前。その後、日米両政府はミサイルの発射基地を撮影し、写真の変化から燃料注入などの動きを読み取っていました。北朝鮮は現在、アメリカの首都ワシントンも射程に入る「テポドンX」の開発に着手していると言われ、今回の発射はアメリカに向けた北朝鮮の政治的なメッセージが込められていたといいます。
「今回のテポドンミサイル、そしてこれから先のテポドンミサイルの射程の延長というものが、日本の防衛そのものに大きな影響を与えるということではないと思います。アメリカ、そして日米関係に大きな影響を与える」(武貞氏)
(05日17:51)
TBS News-i 【モスクワ=古本朗】ロシア軍参謀総長のユーリー・バルエフスキー上級大将は5日、北朝鮮による日本時間同日未明から早朝にかけてのミサイル発射について、日本政府発表の6発ではなく、「10発だったとのデータもある」と明らかにした。
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シベリア南東部チタ州での記者会見で語ったもので、インターファクス通信が伝えた。
バルエフスキー氏は、露軍がミサイル追跡システムにより発射を監視していた、と説明。発射されたミサイルの飛距離性能については「露軍の監視システムのデータを入手しなければ言えない」としながらも、「すべて大陸間弾道弾(ICBM)級だったとのデータもある」と述べた。
(2006年7月5日19時36分 読売新聞)
北ミサイル、発射はICBM級10発か…露軍参謀総長 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
