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安倍総理大臣は、東京都内で開かれた拉致問題を考える国民の集いに出席し、「北朝鮮による拉致被害者のご家族も年を重ねており、一日も早く解決しなければならない」と述べ、拉致問題の早期解決に政府一体となって取り組む決意を示しました。
この中で、安倍総理大臣は「北朝鮮による拉致は、未曽有の国家的犯罪だ。国民の生命財産を守ることは、総理大臣の最も重要な責務であり、拉致問題で譲ることはできない。拉致問題の解決なくして国交正常化なしという原則は、わたしが総理大臣であるかぎり必ず守っていくことを約束したい」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「すべての拉致被害者が帰国して初めて拉致問題は解決したと言える。ご家族も年を重ねており、一日も早く解決しなければならない」と述べ、拉致問題の早期解決に政府一体となって取り組む決意を示しました。また、安倍総理大臣に先立ってあいさつした中山総理大臣補佐官は、「拉致は犯罪であり、明白な人権侵害だ。すべての拉致被害者を直ちに家族の下に戻すよう、北朝鮮にメッセージを伝え続けたい」と述べました。
NHKニュース麻生外務大臣は、14日開かれた参議院の外交防衛委員会で、北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議に関連し、仮に北朝鮮の核とミサイルの問題が解決したとしても、日本政府としては拉致問題が解決しなければ北朝鮮に対する経済援助には応じられないという考えを示しました。
この中で、麻生外務大臣は、18日から始まる6か国協議に関連し「議長国中国の努力によって仮に核とミサイルの問題が解決したとしても、日本には拉致問題がある。さきの日中外相会談でも、この問題が解決しなければ北朝鮮への負担金などと言って奉加帳を回されたとしても応じることはできないと伝えてある」と述べ、日本政府としては拉致問題が解決しなければ北朝鮮に対する経済援助には応じられないという考えを示しました。そのうえで、麻生外務大臣は「拉致問題を6か国協議で取り上げることにしており、日朝の2国間交渉が行われる可能性が高い」と述べました。さらに、麻生外務大臣は、今後の6か国協議の進め方について「中国から5つの作業部会を設置するという提案があるが、北朝鮮には責任者が少なく同時並行的に5つの作業部会を進められるのか疑問に思う」と述べました。
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