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拉致被害者早く救出を あす苫小牧などで日米一斉集会

【苫小牧】北朝鮮に拉致された日本人の救出を求める「拉致救出・日米同時集会」が十六日午前十時から、苫小牧市旭町の市科学センターで開かれる。集会は米国ワシントンDCや東京、大阪など約四十会場で一斉に行われる予定で、全世界に向けて被害者の救出を呼び掛ける。

 国が今年初めて定めた北朝鮮人権侵害問題啓発週間(十-十六日)に合わせ、米国在住の拉致被害者親族らでつくる「ワシントンDCらち連絡会」が初企画。口コミで全国の参加者を募集しており、拉致問題に関心を寄せる市議会議員のつながりで道内では苫小牧だけで開催される。

 市科学センターでは、拉致被害者の写真パネルを掲示。また、ホワイトハウス前で集会を開く連絡会メンバーと携帯電話で話し合い、「北朝鮮による拉致被害者を全員救出する」などのメッセージを発信する。連絡会事務局の前嶋明美さんは「日本政府に拉致被害者として認定されていない被害者も大勢いる。多くの市民に知ってもらいたい」と話している。

北海道新聞 社会

拉致50人以上、脱北者130人

「北朝鮮人権侵害問題啓発週間国際シンポジウム」での報告

【ライブドア・ニュース 12月12日】- 拉致や強制収容所など北朝鮮の人権侵害問題について話す「北朝鮮人権侵害問題啓発週間国際シンポジウム」が12日、東京都新宿区の国際協力機構(JICA)国際協力総合研修所で開かれ、日本からの拉致被害者は50人以上、北朝鮮を脱出して日本に滞在している脱北者の数は130人程度いることが報告により明らかにされた。

 同シンポジウムで基調講演した斎賀富美子・人権担当大使は「12件17人が政府に拉致被害者として認定されているが、そのほかにも30数人の方が北朝鮮に拉致された可能性が高い」と、認定した拉致被害者以外の存在に公式の場で初めて言及。また、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は「30数人とは、日朝政府間協議(今年2月)で外務省が調査を要求した特定失踪者など36人のことと思われる」と話し、すでに認定されている拉致被害者とあわせると、合計53人に上ることになる。

 さらに、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明代表など複数の出席者が、日本に到達した脱北者数について言及。山田代表が130人と報告したほか、脱北者支援民団センターの呂健二代表は「推定104人とされているが、偽造パスポートを使って中国の朝鮮族などになりすまして入国している者もおり、日本政府は把握しきれていないだろう」と述べた。【了】
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都が拉致被害者の認定調査を

都知事、拉致被害に関する写真・パネル展を視察

【ライブドア・ニュース 12月12日】- 東京都が主催する「拉致被害者、特定失踪者、救出運動」写真・パネル展が12日、東京都新宿区の都庁南展望室で始まった。拉致問題に対する理解と関心を深めてもらおうと、拉致被害者の家族や救出運動に関する写真・パネル約200点を展示している。18日まで。

 同写真・パネル展を視察した石原慎太郎都知事(74)は「国から拉致被害者として認定されていない都内で起きた事件に関して、都としてもう一度洗い直し、認定できる被害者については国に伝えたい。それが都の責任でもある」と決意を述べた。同展を見た感想について「写真の中の拉致被害者の両親と今日説明して頂いた現在の姿を比べて、時間の長さをしみじみと感じた」と語った。

 拉致費被害者の家族の一人、横田滋さんは「拉致被害者の家族の時間は写真の中で止まってしまっているが、生きているのであれば、その写真の続きを家族と一緒に続けたい」と思いを述べた。別の拉致被害者の家族である有本明弘さんは「長年の間、拉致事件の現実を話してきたが、政府もメディアも真剣に取り上げてくれなかった。今度の安部首相はこれまでの政治家とは違うようだ」と安部政権の対応に大きな期待を寄せている。

 同写真・パネル展は、◆拉致被害者は生きている◆被害者の思い出◆北朝鮮に拉致された人々◆救出運動の軌跡──の4部構成で展示。【了】
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