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拉致被害者や、拉致の疑いが濃厚などとされる「特定失踪(しっそう)者」の家族らが16日、鹿児島市内のホテルに集まり、鹿児島県日置市の海岸で拉致された市川修一さん=失踪当時(23)=や増元るみ子さん=同(24)=らの写真パネルを前に、早期の帰国を訴えた。
約15人の参加者は、米ワシントンや横浜などの支援者、家族らと携帯電話で話し、増元さんの姉の平野フミ子さん(56)が「全員を取り戻すまで一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。
集会後、市川修一さんの兄の健一さん(61)は「世論が高まって政府も力を入れてくれている。今後も協力をお願いしたい」と話した。
[拉致被害者帰国 鹿児島でも訴え 米や横浜と結び] / 社会 / 西日本新聞初めての「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」最終日の16日、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区)の広報センターで北朝鮮向け短波ラジオ放送「しおかぜ」の公開収録があり、拉致被害者家族会代表の横田滋さん(74)が「日本中の人が帰国を待っています」と長女めぐみさん=失跡当時(13)=らに呼び掛けた。
田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会副代表の飯塚繁雄さん(68)や松本京子さん=同(29)=の兄孟さん(59)、らも出席し「日本を信じて元気でいて」「もうすぐだから頑張れよ」と拉致された肉親に語りかけたほか、北朝鮮国民らに「どんな小さなことでも情報を寄せて」と呼び掛けた。
週末を楽しむ親子連れら約100人も参加。埼玉県の上田清司知事も駆け付け、最後に全員でしおかぜのテーマ曲でもある「故郷」などを合唱、録音した。
しおかぜは、北朝鮮による拉致問題に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が昨年10月から運営。拉致被害者家族らのメッセージを流したり、被害者や拉致の疑いのある失跡者に関する情報提供を呼び掛けている。公開収録分は年末年始に放送予定。
横田さんメッセージ要旨
横田滋さんが16日、公開収録しためぐみさんあてのメッセージ要旨は次の通り。
めぐみちゃん、お父さんです。しばらく会わないうちに随分、白髪になりましたけど元気に暮らしていますから安心してください。私たちは新潟を離れて、川崎に住んでいます。めぐみちゃんが学園(幼稚園)に通っていたころに住んでいた(勤務先の)寮からは電車で2つ、横浜方向に行ったところです。家の中からは富士山が見えますよ。拓也、哲也(めぐみさんの双子の弟)も結婚してそれぞれ男の子がいます。とてもかわいいんですよ。この前、テレビでウンギョンさん(めぐみさんの娘)を見ました。とてもかわいいし賢そうな子で、立派に育っています。安心しました。早く会いたいです。めぐみちゃんのことは前に漫画の本になったけど、その後も写真展が全国で開かれこれまでに20万人の人が見てくれました。11月25日からは映画が公開され、これも大勢の方が見てくださっています。めぐみちゃんが帰ってくるのを日本中の人が待っています。元気で帰ってきてください。
(2006/12/16 15:12)
「帰国待っています」横田滋さん、北朝鮮向けラジオで呼び掛け|拉致|社会|Sankei WEB 外務省首脳は15日、今後の6カ国協議で北朝鮮の核問題が具体的に進展した場合の対応について「日本としてゼロ回答というわけにはいかない。人道的な支援くらいはあり得る」と述べた。
麻生太郎外相は14日の参院外交防衛委員会で「話がついて負担金の奉加帳を回されても(拉致問題で進展がなければ)日本は応じる気はない」と答弁したが、外務省首脳発言は核問題での北朝鮮の対応次第では限定的な援助はあり得るとの見通しを示したものだ。
一方、安倍晋三首相は15日夜、官邸で記者団に対し6カ国協議について「すべての核兵器、既存の核計画の廃棄に向けて、北朝鮮が具体的にどのようなことを行うかを示すことが重要だ」と重ねて表明した。
(2006/12/16 01:52)
「核で進展あれば限定支援も」6カ国協議で外務省首脳|政策|政治|Sankei WEB
