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<拉致問題>「国際社会が注目」国連の北朝鮮報告者

 北朝鮮の人権に関する国連特別報告者を務めるウィティット・チュラロンコン大学(タイ)教授が13日、東京都内の国連大学で毎日新聞と会見した。同教授は北朝鮮による拉致問題について「国際社会が注目する問題になった」と指摘、「(18日に再開される)6カ国協議で前進があれば北朝鮮の厳しい人権状況も改善が望める」と協議進展に期待を表明した。
 同教授は同日、拉致被害者家族と面会したことに触れ、「国連が直接この問題に関与していると伝えることが大切だ。お年寄りの家族が『子どもに会いたい。事実を知りたい』と話す声に、成果で応えたい」と話した。
 北朝鮮の国内事情について同教授は「今夏の洪水で食糧不足が深刻だ。核実験後の制裁で国際機関などの支援が難しくなり、状況はさらに悪化した。軍事に無駄な金を費やす北朝鮮(指導部)の責任は重大だ」と批判した。
 同教授は04年7月、国連人権委員会から北朝鮮に関する特別報告者に任命され、今年新設された国連人権理事会で1年間の任務延長が決まった。【中尾卓司】
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<拉致国際会議>日韓タイの被害者家族ら参加

 北朝鮮による拉致問題を考える国際会議が13日、東京都内のホテルで開かれ、日本、韓国、タイの被害者家族や米国の市民団体関係者ら約200人が参加した。北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントで、家族会や支援団体・救う会の主催。参加者らは解決に向け結束を強化していくことを確認した。
 各国から拉致被害者についての報告があり、78年に拉致され、86年に米国に亡命した韓国人女優の崔銀姫(チェウニ)さんもスライド出演。フランス人の女性教授が結婚名目に拉致されたと聞いたなどと証言した。
 拉致被害者の曽我ひとみさん(47)の夫ジェンキンスさん(66)はビデオで登場。各国の被害者の身元について、北朝鮮で聞いた話を振り返った。曽我さんからは「(今月)28日は母(ミヨシさん)の75歳の誕生日です。心配です。もう一度親孝行をさせてください」とのメッセージが寄せられた。【工藤哲】
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6カ国協議で「拉致」議論可能・国連人権理の関係者

 国連の委託を受けて北朝鮮の人権状況を調査しているウィティット・ムンタボーン氏(タイ・チュラロンコン大教授)は13日、都内の国連大学で記者会見し、「拉致問題は6カ国協議で取り上げることができる」と語った。18日からの6カ国協議を踏まえ、核問題と合わせ拉致問題も協議の対象になりうるとの立場を示した。

 同氏の来日は、来年初めをメドに国連人権理事会へ提出する報告書の情報収集が目的。「拉致された何人もの日本人が北朝鮮で生存している」と日本側の主張を取り上げた。その上で北朝鮮に「積極的な対話を通じ、迅速で具体的な成果を出すよう呼び掛ける」と述べた。 (23:00)
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