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米訪朝団が出発 核問題協議の可能性も

 【ワシントン7日共同】米メディアによると、ニューメキシコ州のリチャードソン知事(民主党)らの代表団が7日、北朝鮮訪問のため専用機で米国を出発した。8日午後に平壌に到着する。

 朝鮮戦争で行方不明となった米兵の遺骨収集が目的だが、6カ国協議の米次席代表を務める国家安全保障会議(NSC)のビクター・チャ・アジア部長ら政府当局者も同行しており、核問題や米朝関係などに関する協議が行われるかどうかが注目されている。

 知事は11日に韓国を訪問、同日午後にソウルで記者会見する予定。

 今回の訪問は北朝鮮側が招請。2008年の大統領選に出馬を表明している知事は5回の訪朝経験があり、北朝鮮と独自のパイプを持っている。知事は核問題に関する交渉はしないと言明しているが、北朝鮮の核放棄に向けた初期段階措置の履行期限が迫る中、何らかのメッセージを持ち帰る可能性もある。

東京新聞:米訪朝団が出発 核問題協議の可能性も:国際(TOKYO Web)

米、北朝鮮の武器輸出黙認 エチオピア購入と報道

【ニューヨーク7日共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は7日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議に反してエチオピアが北朝鮮から武器を購入したことを、米政府が黙認していたと報じた。複数の米高官の話として伝えた。

 昨年10月の北朝鮮による核実験を受け、米国は北朝鮮の武器禁輸を盛り込んだ安保理の制裁決議採択を主導。しかしエチオピアがソマリアで、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」の制圧作戦を展開、米政府のソマリア政策に貢献しているため、武器輸入を黙認したという。

 兵器売却を資金源とする北朝鮮の核開発阻止と、イスラム過激派を主な標的とする対テロ戦という2つの外交政策が矛盾を来し、米政府が妥協を迫られた格好だ。

 エチオピアは、旧ソ連時代の武器を安く入手しようと、以前から北朝鮮から購入を図っており、米国は中止を要請。米中央情報局(CIA)が、1月下旬に北朝鮮を出港したエチオピアの貨物船が戦車の部品などを積んでいる可能性を報告したが、米政府は、今回は黙認し、今後取引を行わないよう圧力をかけることに決めたという。



東京新聞:米、北朝鮮の武器輸出黙認 エチオピア購入と報道:国際(TOKYO Web)

「拉致進展」明確化を 米中首席代表が日本に

 北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議で議長を務める中国の武大偉外務次官と、米首席代表のヒル国務次官補が日本側にそれぞれ「拉致問題の進展」の定義を明確化するよう要請していたことが七日、分かった。日本は対北朝鮮エネルギー支援への参加条件として「進展」を求めているが、武氏は北朝鮮による拉致問題再調査実施を「進展」と受け止めることも提案していた。複数の協議関係筋が明らかにした。

 日本は、拉致問題の全面解決を求める立場から「進展」の明示をあえて避けている。しかし米中が明確化を求めたことで、日本の重視する拉致問題が六カ国協議全体の障害になることを両国が強く懸念している実態が浮き彫りになった。

 武氏は三月、日本政府関係者に「北朝鮮に対し、拉致問題の再調査に踏み切らせることができれば進展ではないか」との考えを伝達。同時に、日本が日朝国交正常化後に北朝鮮に対し実施する経済支援の規模などを具体的に示すことで日朝間の対話を促進すべきだと提案したという。

 これに対し日本側は「北朝鮮が『拉致問題は解決済み』との態度を改めるのが先決。再調査が進展と言えるかは中身次第だ」と述べるにとどめ、同意を避けた。

 ヒル氏も二月の日本政府関係者との会談で「拉致問題の解決と進展が違うことは理解するが、進展とは何を意味するのか」と説明を求めた。その上で全面解決を目指すロードマップ(行程表)策定の必要性を指摘した。

 日朝両国は六カ国協議の国交正常化作業部会を三月にハノイで開いたが、拉致問題解決を求める日本と「解決済み」とする北朝鮮が対立し、平行線のまま終了した。

中国新聞ニュース