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キム次官「資金戻り次第、査察受け入れ」

 北朝鮮が核実験を行ってから、9日で半年を迎えます。こうしたなか、6か国協議の北朝鮮首席代表を務めるキム・ゲグァン外務次官が北朝鮮を訪問中のアメリカの超党派メンバーと会談し、「凍結されている資金が返還され次第、査察を受け入れる」と語りました。

 これは、キム・ゲグァン外務次官が、北朝鮮を訪問しているアメリカ・ニューメキシコ州のリチャードソン知事との会談で明らかにしたものです。

 会談に同席したプリンシピ前・退役軍人長官は、キム次官の話として、「マカオの銀行バンコ・デルタ・アジアに凍結されている北朝鮮資金が返還されれば、国連の査察官の入国を直ちに認めると語った」ということです。

 また、キム次官は、今月14日の期限までに核施設を停止させることは非常に難しいとの認識を示したということです。

 「明日はイースターの祝日明けで、マカオの銀行も開くので様子を見たい」(アメリカ ヒル次官補)

 一方、来日したアメリカのヒル国務次官補はこのように述べて、今週中にも凍結資金の返還問題が解決され、北朝鮮が初期段階措置の履行に向けて動き出すことに期待感を示しました。(09日17:02)

TBS News-i

増元さんらルーマニアから帰国 拉致家族会

 ルーマニアを訪れていた拉致被害者家族会の増元照明事務局長(51)と支援団体「救う会」の西岡力副会長は9日朝、帰国し、成田空港で記者会見した。曽我ひとみさん(47)がルーマニア人拉致被害者と証言した「ドイナさん」の弟と名乗り出たガブリエル・ブンベアさん、母ペトラさんと同国クライオバで会い、「拉致被害者のご家族と確認できたと思う」と語った。

 ガブリエルさんは22日に家族会・救う会が東京で開く集会出席のため来日予定で、新潟県佐渡市在住の曽我さん・ジェンキンスさん(67)夫妻との面会も希望したという。

 西岡さんが曽我さんから聞いた話として「ドイナさんは料理が上手でロールキャベツの作り方を教えてくれた。曽我さんや娘の服を縫ってくれた」と伝えると、ペトラさんは「私が教えたことを平壌でもやっていたんですね」と泣いたという。

asahi.com:増元さんらルーマニアから帰国 拉致家族会 - 社会

74年夏までに北朝鮮へ拉致  渡辺さん母子失跡事件

 1973年に渡辺秀子さん=当時(32)=と子ども2人が失跡した事件で、女工作員(59)らが74年5月から同年夏にかけて、福井県の海岸から工作船で子ども2人を北朝鮮に拉致したとみられることが9日、分かった。

 女工作員が勤めていた対日工作拠点の貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京、既に解散)の関係者が警察当局の調べに供述。警察当局は2人が拉致された経緯や時期について、裏付け捜査を進めている。

 これまでの調べなどでは、渡辺さんは夫が行方不明となり、73年9-10月、夫が社員として勤めていた同社周辺を捜していた。女工作員らは埼玉県内に住んでいた母子を誘い出し、東京都目黒区内のマンションに監禁。74年にいったん3人を北朝鮮に拉致しようとしたが失敗し、渡辺さんだけを殺害、子ども2人を福井県から連れ去った疑いが持たれている。

岩手日報ニュース