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北朝鮮の初期段階措置履行 米、期限延長に含み

 【ワシントン=立尾良二】北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補は十三日、訪問先の北京で、核放棄に向けた「初期段階措置」の履行期限の十四日を前に「日時を設定するつもりはないが、あと一カ月も待つ考えはない」と述べ、若干の期限延長を認める方針を繰り返した。ロイター通信などが伝えた。

 ヒル氏は、六カ国協議休会の要因となったマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)にある北朝鮮資金の凍結解除問題について、完全に解決したと強調。「率直に言って、次は北朝鮮が非核化に向けて動きだすしかない」と述べ、北朝鮮が寧辺の核施設の活動停止など初期段階措置を履行するよう求めた。

 また、米国務省のケーシー副報道官は十三日、記者団に対し、十四日の履行期限について「期限内にすべてが片付くことが望ましいが、初期段階や次の段階を完遂するだけではなく、二〇〇五年九月十九日の共同声明を完全履行することがより重要だ」と述べ、北朝鮮の完全核放棄や、核拡散防止条約(NPT)への復帰などを盛り込んだ共同声明の実施が目標と指摘した。

 さらに「BDA問題の解決に予想以上の時間がかかった。初期段階措置以上に、どう(北朝鮮の非核化を)進めるかをみて判断すべきだ」として、初期段階措置の履行期限にこだわらない姿勢を示した。

東京新聞:北朝鮮の初期段階措置履行 米、期限延長に含み:国際(TOKYO Web)

2児拉致 現場の小浜海岸、地村さん現場の西5キロ /福井

 ◇工作員上陸に目印の地形--警視庁が現場調べる

 北海道出身の主婦、渡辺秀子さん(不明時32歳)の子ども2人が北朝鮮に拉致された事件で、警察当局が連れ去り現場として断定した福井県小浜市岡津の海岸は、北朝鮮から帰国した同市の地村保志さん(51)、富貴恵さん(51)夫妻が拉致された小浜公園から、西にわずか5~6キロの場所。リアス式海岸が広がる小浜湾の複雑な地形が、北朝鮮工作員にとって格好の上陸地点だったことをうかがわせる。

 岡津集落は38世帯、148人で、水田を囲むように各戸が並び、集落の突き当たりに左右を突き出た山に挟まれた砂浜がある。

 砂浜は長さ350メートルほどで、最寄りの民家から約100メートル、国道27号からは1キロ弱。海岸から約1・5キロ沖合には面積約2ヘクタールの無人島「蒼島(あおしま)」がある。蒼島や海岸周辺の特徴的な地形が、工作員が夜間、海から上陸する際の目印に適していたようだ。

 住民によると、警視庁の捜査員が10~12日に訪れ、砂浜や集落のはずれにある南宮神社を調べていったという。神社の社務所は現在は鍵がかけられているが、当時は無施錠で、工作員が使用したことも考えられる。

 74年8月に小浜漁港で行方不明になった特定失踪(しっそう)者、山下春夫さん(当時28)の兄寛久さん(86)は13日、岡津の海岸を訪れた。渡辺さんの子ども2人の拉致は74年6月と時期が近く、寛久さんは「渡辺さんの捜査が進んで、春夫の話も出てくればありがたい」と期待を寄せている。【川口裕之】

毎日新聞 2007年4月14日

北朝鮮・拉致問題:2児拉致 現場の小浜海岸、地村さん現場の西5キロ /福井:MSN毎日インタラクティブ

拉致実行の女工作員、北朝鮮で一時同居か・捜査本部事情聴取へ

 埼玉県の主婦、渡辺秀子さん(失跡当時32)の子供2人の拉致事件で、犯行を主導したとされる女工作員(59)の部下の女(55)が「北朝鮮に渡り、しばらく子供2人と同居した」「親と間違えられた」と周囲に話していたことが13日、警視庁と兵庫県警の共同捜査本部の調べで分かった。同本部は女の関与を示す証言とみて、近く女から事情を聴く方針。

 調べによると、渡辺さんと長女の敬美ちゃん(同6)、長男の剛ちゃん(同3)の親子3人は1973年10月下旬?11月上旬ごろから監禁。子供2人は74年6月中旬、福井県小浜市の海岸から工作船で北朝鮮に拉致されたとみられる。

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