北朝鮮の初期段階措置履行 米、期限延長に含み | trycomp2のブログ

北朝鮮の初期段階措置履行 米、期限延長に含み

 【ワシントン=立尾良二】北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補は十三日、訪問先の北京で、核放棄に向けた「初期段階措置」の履行期限の十四日を前に「日時を設定するつもりはないが、あと一カ月も待つ考えはない」と述べ、若干の期限延長を認める方針を繰り返した。ロイター通信などが伝えた。

 ヒル氏は、六カ国協議休会の要因となったマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)にある北朝鮮資金の凍結解除問題について、完全に解決したと強調。「率直に言って、次は北朝鮮が非核化に向けて動きだすしかない」と述べ、北朝鮮が寧辺の核施設の活動停止など初期段階措置を履行するよう求めた。

 また、米国務省のケーシー副報道官は十三日、記者団に対し、十四日の履行期限について「期限内にすべてが片付くことが望ましいが、初期段階や次の段階を完遂するだけではなく、二〇〇五年九月十九日の共同声明を完全履行することがより重要だ」と述べ、北朝鮮の完全核放棄や、核拡散防止条約(NPT)への復帰などを盛り込んだ共同声明の実施が目標と指摘した。

 さらに「BDA問題の解決に予想以上の時間がかかった。初期段階措置以上に、どう(北朝鮮の非核化を)進めるかをみて判断すべきだ」として、初期段階措置の履行期限にこだわらない姿勢を示した。

東京新聞:北朝鮮の初期段階措置履行 米、期限延長に含み:国際(TOKYO Web)