From:ななころ
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【第13話】関わってはいけない!ヤバい不動産業者の特徴
日々お宝物件探しをしていると、いろいろな不動産業者と出会いますよね!?
資料を請求しただけなのに、いきなり携帯に電話をかけてくる業者。やたらと愛想の良い業者。言葉巧みに買わせようとしてくる業者。問い合わせしてもなかなか返事をくれない業者。
真っ当にやっている不動産業者もいる中で、不誠実な不動産業者もいます。「あなたのために」とは口だけで、あなたからいくらお金を奪えるかしか考えていない不動産業者もいます。
悪徳業者に騙されたら最後、物件を高値掴みさせられるだけでなく、物件を手放したくても手放せず、収支改善したくてもできず、儲からないどころか赤字を垂れ流し続けて、破産するのを待つだけといった状態にもなりかねません。絶対に関わってはいけません。
そんな悪徳不動産業者にはどんな特徴があるのでしょうか?悪徳不動産業者と関わらないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
<ヤバい業者の特徴①>
まず関わってはいけない不動産業者に共通する特徴の1つ目は、「東京(大阪)の不動産業者」です。
東京(大阪)の不動産業者ってだけで、まずは警戒した方が良いです。さらに某ポータルサイトに売り物件をたくさん掲載している業者は警戒レベルが上がります。
もちろん神奈川や埼玉にも悪い業者はいます。それでも、普通は不動産の世界って狭い世界ですので、悪い業者はすぐに噂になります。ところが、東京(大阪)は数が多すぎて判別が不能なのです。もちろん真っ当にやっている東京の不動産業者もいる一方で、隠れやすいのです。
さらに、事務所所在地が、東京(大阪)の超一等地の場合は一層警戒してください。東京でしたら港区、渋谷区、新宿区といった立地。「彼らは一等地の高額な事務所家賃をどこから稼いでいるか?」を考えれば、自ずと答えは出てきます。
かぼちゃの馬車を販売していたスマートデイズ社は、銀座の一等地のビルに素晴らしい事務所を構えていました。「1階に都銀が入っているビルをあえて選んだ」と、実質的経営者は述懐しています。
<ヤバい業者の特徴②>
そして、特徴の2つ目は、東京(大阪)の不動産業者で、「社名がカタカナ文字」だった場合、警戒レベルが上がります。社名に「アセット◯◯◯」「トラスト△△△」「リッチ□□□」といった、信頼やお金を連想させるような社名を使っているのも特徴です。
さらに、免許番号が国交省ではなく「知事免許(1)」だった場合は、警戒レベルを一段と上げてください。特に地方物件にも関わらず、東京(大阪)の「社名がカタカナ文字」不動産業者が物件情報を掲載していたら要注意です。たとえば、群馬県の売り物件を、東京の不動産業者がポータルサイト等に掲載しているケースです。
また、宅建業免許番号は、不動産会社が宅地建物取引業の免許を受けたときに割り振りされる番号です。カッコ内の数字は免許の更新回数を表し、数字が大きいほど歴史ある業者であることが分かります。免許更新は5年に一度です。開業6年目の場合は(2)、11年目の場合は(3)という感じです。悪さをしては新しい会社を立ち上げたりするため、免許番号が新しいままなのです。
また、某ポータルサイトに物件を頻繁に掲載していたり、無料セミナーを頻繁に開催していたら、警戒度をMAXとしてください。無料セミナーからの囲い込み営業は王道パターンです。「あなただけに非公開物件を紹介します」などと甘い言葉で誘ってきたら、さっさっと退出して身を守りましょう。
(もちろんカタカナ社名でも誠実な東京の不動産業者もたくさんあります。)
<ヤバい業者の特徴③>
続いて特徴の3つ目は、不動産業者のホームページをチェックして、「代表者が顔出ししていない」場合は要注意となります。
会社の売上も規模もそれなりにありそうなのに、代表者が顔出ししていないということは、顔出しできない事情がある可能性があります。自らは会長職に退いて、社長職に別の人間を立てている場合もあります。(堂々と代表者が顔出ししてい危険な不動産業者もあるのですが・・・)
さらに、代表者が女性だった場合は、警戒レベルMAXとなります。過去に悪さをして表に出てこれなくなった代表に変わって、奥さんや愛人を代表に置くケースがとても多いのです。
たとえば、神奈川や東京西部でこのエリアではありえない高利回り新築アパートを販売し、階段崩落事故を起こした則武地所は典型的なこのパターンでした。過去に何度も行政指導を受けているため、代表者が表に出ないようにしているのです。
<ヤバい業者の特徴④>
続いて4つ目特徴は、「Googleクチコミが著しく悪い」といった特徴があります。
その不動産業者から物件を購入する前に一度はGoogleで「会社名」を検索してみましょう。☆評価が著しく低かったり、クレームに近い口コミが多数寄せられていたら、その業者はヤバいです。要注意どころか関わらない方がいいです。
たとえば、この業者は著しく評価が低いです。一時期かぼちゃの馬車も売っていましたが、今もしたたかに生き残っていますので、関わらない方が良いでしょう。
<ヤバい業者の特徴⑤>
そして最後に決定的な5つ目の共通点です。「ネガティブ情報等検索サイトに掲載されている業者」
です。
以下のサイトには、過去処分を受けた業者が掲載されているのですが、ここに社名が掲載されていたらもう絶対に関わらない方が良いです。東京都で処分を受けた業者を見て頂くと分かると思いますが、ものの見事にカタカナ社名です。
(かぼちゃの馬車を販売した業者も軒並み処分されているのが分かります。)
・国交省免許・・・ネガティブ情報等検索サイト(https://www.mlit.go.jp/nega-inf/)
・東京都・・・知事による宅地建物取引業者への監督処分情報
<まとめ>
以上、関わってはいけない!ヤバい業者の共通点についてお伝えしてきました。
不動産投資は取引額が大きいだけに、一度大きな損失を被ると立ち直れません。悪い業者に捕まると骨の髄までしゃぶられてしまう可能性もあります。
一方で、心から信頼できる業者を見つけることで、あなたの成功に導いてくれることもあります。僕も信頼できる不動産業者に出会ったからこそ、高利回りで条件の良い物件を手に入れることができました。
付き合う不動産業者によって、あなたのその後の人生が大きく変わると言っても過言ではありません。買いたい病にかかり、甘い言葉に誘われて、その後の人生を狂わすことのように、慎重に不動産業者を見極めていく必要があるのです。
(つづく)
【不動産投資で毎月100万円の安定収入を稼き出す方法を実践的解説!】
第1話 不動産投資に興味を持った方へ
第2話 不動産投資の本当のメリット
第3話 不動産投資の本当のデメリット
第4話 不動産投資の稼ぎ方・儲け方(1)
第5話 不動産投資の稼ぎ方・儲け方(2)
第8話 まず何から始める?
第10話 短期脱サラを目指すには、どんな物件を買うべきか?(2)
第11話 お宝物件はどこに眠る?(1)
第12話 お宝物件はどこに眠る?(2)
◆編集後記
これまで私は実にさまざまな不動産業者の悪行を見聞きしてきましたが、信頼できるはずの銀行や弁護士とグルになって騙すケースまでありました。本当に恐ろしい世界です。
このような不動産投資業界の中で自分の身を守るためには、もう「知識武装」しかありません。日々学び、情報収集を怠らず、いつでも相談できる人を見つけることです。そして、最も大切なのは、あなた自身の物件購入軸を明確にして、ブラさないということです。
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