(No.ym-059)
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本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
今回は第二部第4幕「堕テンシ、目覚める!」を第9回めをお送りします。
そして、これで第4幕はラストです。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
★第二部★
<とりあえず一言>
今回もテンポよく!、ってことで三連続でマンガ記事の更新ができましたが、不甲斐ないことに、これで完成原稿のストックが打ち止めです。
サブタイトル「堕テンシ、目覚める!」でしたが、やっと目覚めました。
そして、これが第四幕「堕テンシ、目覚める!」のラストです。
と言っても、インターミッションを挟んで、第五幕ですぐに伏線回収に入ります。
これじゃ、ヨシノについても松井中尉についても何が起こったかわかりませんものね?
ヨシノの身に何が起こったか?ってことについては「カナエとムジャ子」からご覧になってくださってる方は、ああ「あれ」ですね、と思って頂ける(といいな)と思うんですが、インターミッションで触れる予定です。
それにしても、ヨシノは散々な目に会いましたね。
以前も書いたかもしれませんけど、ヨシノは僕のキャラの中で「ただの人間」としては最強です。
こういう子だったのか・・・
<1月30日追記>
「ノモンハン事件」
今回、ノモンハンというワードが出てきました。
これについては解説しようと思います。
ここでいうノモンハンとは昭和14年(1939年)の5月~8月に起こった「ノモンハン事件」を指します。
ノモンハンは、当時の満州国とモンゴルとの国境に位置する地域です。
この地域で日本陸軍の「関東軍」とソ連軍との間で満州国とモンゴルの国境を争って戦闘が行われました。
ノモンハン事件は「事件」と呼ばれてこそいますが、双方とも3万人規模の兵員を動員した大規模な戦闘で、「戦争」といって差し支えない出来事でした。
歴史の教科書によれば日本軍はソ連軍に敗北しています。
僕が学校で習った当時は、日本軍は一方的に先進的なソ連軍に惨敗をしたという説でしたが、最近の説ではソ連軍側の損害も大きく、戦死者数で言えばソ連の方が多かったという説明もあります。
それでもソ連は勝利宣言をし、日本は撤退をしました。
つまり日本側の主張した満州国の国境を認めさせることはできなかったため、この戦闘行為の目的を果たせなかったことから、日本の敗北ということには違いないと思います。
もっとも、この作品での要点はソ連軍との戦いに勝ったか負けたかという議論ではありません。
両軍ともにおびただしい犠牲を出した地獄の戦場があったということです(ただ、この辺りは僕の感じたノモンハン事件の印象ですが)。
ノモンハン事件については、作品中でも多少取り上げることを考えていますし、改めてブログでも記事を起こすことも検討しています。
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