(No.ym-053)
本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
今回は第二部第4幕「堕テンシ、目覚める!」を第3回めをお送りします。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
★第二部★
とりあえず一言・・・
この時代のズック靴って、とてつもなく貴重品です。
考えようによっては、ショッキングな出来事だ!・・・と思って頂けますでしょうか?
<追加記事を後日アップしたいとは思ってます・・・>
<12月6日:追記>
(上は今回の追記の参考資料(?)です。GIFアニメです。
動いてない場合はこの記事のラストで"全コマ表示"の固定版も挙げてますのでご覧くださいませ。
古い作品ですが、ポンポンポン!っと各コマごとにストーリーが表現される感じが出てますでしょうか?)
~アクションとストーリーの時間軸~
このところのヨシノとミコトは
・・・8コマかけて靴をぶん投げただけ・・・
という、
なんですか、これ?
アニメのドラ◯ンボールZですか!?(笑)
4コママンガとしてはあるまじきテンポの悪さですね。
(今更ですが、4コマのコマ割りを採用した、ストーリーマンガです、これ)
そもそも「起承転結」で4コマだ!(実はそれだけじゃないという説もあります)と言われるくらいですから、一コマ毎にお話が進んでいかないと・・・
ただ、その一方で絵としての見どころ!
「アクションシーン」にはチャレンジしたいと思ってました。
なので、靴を投げた→当たった→中尉殿が怒る・・・というアクション重視の時間軸になります。
僕の場合、計算してるわけじゃなくて(そんな計算はできないので)自ずとこんな感じになります。
おかげでストーリー重視の時間軸の視点で見ればテンポが酷い・・・って自分で見ててわかります。
ところで、今年の大河ドラマ「真田丸」のこと。
僕は毎週楽しみにしています。
真田丸の魅力は「絵的に凝れない事情を逆手に取って、ストーリー重視のテンポ感を心地よく演出している」点にもあると思います。
(ネットでの論評の受け売りなんですけどね)
「絵的に凝れない」ってのは、予算がなくてセットが組めないとかです。
だから先週のお話では(大坂冬の陣の後で)しびれを切らした豊臣方の一部が「埋められた大坂城の堀を掘り返してしまう」のですが「大坂城の堀」の映像は出てきません。
代わりに「城内で『堀を掘り返すんだ!と息巻いてる連中』と『それを止めようとする連中』の押し問答が描かれる」、つまり劇仕立てになってるんです。
劇仕立て・・・つまりストーリー重視な演出だと思うんですが、このやり取りがキャラクターの魅力も相まって小気味よい、と思います。
・・・まぁ、この際だから言わせてもらいますと、真田丸については、もっとスペクタクル感のある合戦シーン(アクション的なシーン)が見たかったって思いもあるんですけどね・・・
もちろん、言うまでもなく本当に理想的なのは絵的(アクション含む)に充実しつつストーリーのテンポも小気味よく退屈しない演出!なんですよね!!
本当は、そういうのが描ければいいんだけど・・・
(逆に「間」が大事だという要素もありますが、それは別の機会に・・・)
※冒頭のGIFアニメの全コマ表示状態です
<お知らせ>
「マンガごっちゃ」さんにて「カナエとムジャ子」の過去作品を公開させて頂いてます。
週に一話づつ追加で、只今、第7弾までが公開中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
にほんブログ村
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!!