〘若旦那のひざまくら〙坂井希久子
読書日記2026-11若旦那のひざまくら坂井希久子(著)[双葉社2018年5月発行]あらすじ長谷川芹は百貨店に勤めるアラフォー。 彼女が惚れたのは、一回りも下の、京都老舗の御曹司だった! 結婚を目指すも、両親に拒まれ、若く美しきライバルに翻弄される。 それでも彼と一緒になるためなら、イケズなあいつらになんて負けないと誓うが―― 人情小説の名手がおくる、西陣を舞台に織りなされる愛と着物の感動物語!感想お邪魔したブログで気になった1冊。京都の洛中の話といえば…しかも老舗の御曹司と…なんて言えば、当然のように京都名物"いけず"ですわなこの本も分類は「郷土本」で、地元民としてはきっと腹立たしい内容になってるだろうけど、怖いもの見たさ?に手を出したはい!あまりにもありきたりの"いけず"でしたわ結局は視野が狭いのよね。そして時代も変化しているってことね。まぁね、それも必要な世界もあるとは思うけど。この話に関しては、ひと回り年上の関東人の女性を嫁に迎える母親の心情は複雑で当たり前じゃないかな?それが代々受け継がれた嫁の役割を耐え忍んできた母親は、完全に否定されるような態度で迫られたら、そう簡単には受け入れられないでしょうに。これは土地に関係なく、新しい事を受け入れる狭間の年代には戸惑うってことですね。他の方の感想をみると、「京都には嫁に行きたくない」「怖すぎる」「どの言葉を素直に信じていいか分からない」なんてあり、ありゃりゃ~65年京都で生まれ京都で育った私から言えるのは、極々一部の地域の話です!それも今は時代が違います!そんなに閉鎖的な人ばかりではない!と信じたいわただ本文中に観光客のレンタル着物に関して嫌味を言う京都人の表現があって…私もそれ言うてるわ!?とちょっと反省しちゃいましたありがとうございましたm(_ _)m